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[563] 春分の日・秋分の日の計算の修正 投稿者:まき 投稿日:2004/9/25 23:15
計算範囲の拡大と、略算式の誤差により結果が怪しい年度の
黄経がわかるようにしました。

OMEGAさん、
>冬至の算出もややこしいのかな?
計算する太陽の黄経の数値が変わるだけですから、0時近くで
所定の黄経になる場合には、やはり略算式では誤る可能性も
あります。

太陽の黄経を高精度(黄経で1秒未満)で求めるには
JPLのCD-ROMが必要となりそうです。
http://www.willbell.com/software/jpl.htm

二十四節気は、いずれも太陽の黄経にて決まるので
高精度の計算(未来の予想)は、現在から離れるほど
困難になります。
#地球の自転速度の低下による、協定世界時と天体計算用の
#力学時の差が予測できない・・・

http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KOHO/faq/reki/kyuureki.htm#24sekki


[562] 1917年の秋分日の時刻 投稿者:まき 投稿日:2004/9/25 21:56
1917年の秋分の日と略算式について、海上保安庁海洋情報部に
確認してみました。

結果は、天体位置表の作成が昭和19年版(1924年版)からの
ため、1917年の直接の数値は不明とのことでした。
(そういえば、理科年表CD-ROMも1925年から・・)

ただ、参考用に教えていただいたのは、1984年に計算方法を
移行した際に、チェックのために作成した二十四節気表があり、
これによると、

1917年の秋分 09/23 15:00:31.98 (TD)
1917年のδTが19秒と仮定すると(NASAの日食サイトから
                たどって調べた値)
1917年の秋分 09/24 00:00:12.98 (JST)
となるようです。
#秒以下2桁まで表記されているので、秒までは十分な精度だと
#思われる

つまり、1917年9月24日の日替わりから、約13秒後に太陽が
秋分の位置にあることになり、黄経にすると、1秒弱の値
なので、略算式の精度が±数秒程度なら、1917年の秋分は
誤差の範囲となって、正しく計算できないことが納得できました。
#略算式の誤差は、黄経で±5秒程度!?

今、これらの誤差を踏まえて、略算式で計算してみて
、誤差の範囲に入る年が判るようなScriptを書いています。
#黄経で、100年あたり±10秒以内に場合はあやしい・・とうい感じ

また、以前、新月の日時を秒単位まで計算してみましたが、
月の黄経の計算精度も同等だとすれば、月は1日あたりの
黄経の変化が太陽の10倍以上なので、時刻に換算した精度では
月の方が10倍ほど良くなります。


[561] Re:レンズからの放射線 投稿者:なかを 投稿日:2004/9/24 23:17
昔,ランタンガラスを使用した新種レンズは
放射線が微量ではあるが出ている,
なんて話もありましたっけ。

#ビクセンLVもランタンガラス使用してます。


[560] レンズからの放射線 投稿者:OMEGA 投稿日:2004/9/24 14:55
昔の高性能カメラレンズ(ドイツや日本の名門メーカ製)には
酸化トリウムが添加されたものがあるようだが、
双眼鏡レンズもそうなのかはまだ不詳。

放射線核種であるトリウムを添加した
カメラレンズの性能は抜群のとのこと。
放射線が出ているといっても、
フィルム感光に問題を生じさせる程の
レベルではないようです。

試しに、古いカメラレンズとHC-binoに秋月電子の
GMカウンタ*を近づけたが、有意の反応はありませんでした。
(*低感度なので、これで顕著な反応が出たら要注意)


[559] もうじき冬至 投稿者:OMEGA 投稿日:2004/9/23 17:38
秋分の日(彼岸)の次は冬至ですが、冬至の算出もややこしいのかな?
もうじき冬至だけれど、気候は夏至に近い。

[558] 投稿者: 投稿日:

[557] 海上保安庁の略算式の精度と適用範囲(2) 投稿者:まき 投稿日:2004/9/20 22:49
太陽の黄経の計算に使用している式の精度に関する情報は
見つからなかったが、月の黄径の計算に使用している式の
精度に関する情報が見つかった。

月の黄経の計算式は、天文ガイドの素朴な質問ルームに掲載
された式で、国立天文台の相馬さんが書かれている。

1900年から2100年の間で、月の視位置を数秒以内で計算
できる・・と書かれていた。

この式と天体の位置計算の式と比べると、Tの扱いが
365.25単位なのと36525単位なのとの違いがあるが、
補正項の数が係数は同じ(1/100になっている)

ということは、これらの略算式(補正項が0.0003度の桁まであり)
の精度は同等な可能性がある。

2000年±100年で数秒の精度であれば、十分なのかな!
#ただ、1917年の秋分の日が合わないが・・・
#これは、黄径の精度で1秒以内の必要あり・・


[556] 投稿者: 投稿日:

[555] 海上保安庁の略算式の精度と適用範囲? 投稿者:まき 投稿日:2004/9/19 22:30
天体の位置計算(増補版)、日の出・日の入りの計算を見ても
具体的には書いていない・・

天体の位置計算では、天天王星、海王星、冥王星に対しては
1950年から2060年の期間でほぼ1秒と書かれているだけ・・・
#これらの式は、2000年基準で、他の式は1975年基準

太陽の位置計算式は、天体の位置計算では、昭和53年の天測暦に
発表されたと記述されている。

また、横浜こども博物館のサイト情報では、海上保安庁
水路部「天体位置表1989」に掲載された軌道要素略算式は、
同庁に問い合わせた結果、紀元2000年±数百年はかなりの
高精度で位置計算ができるらしい・・ との記述がある、

昭和53年の天測暦と1989年の天体位置表に書かれた式が
1975年基準と2000年基準の違いか、それ以上の違いがあるかは
未調査。

現在、太陽、月の計算で使用しているのは、天測暦の式を
元に、長沢 工さんが2000年基準に変更された式を使用して
いるが、2つの式を比較すると、補正項の定数が置き換わって
いるのみで、式の構造とTを使用する部分はまったく同じ。
#やはり、1989年天体位置表が気になるが、どこかで見れるか?

横浜の図書館には、1990年3月出版の天体位置表ならありそう
なので、予約してみるか・・


[554] れ2:パノラマ4000ピント調整
投稿者:Mac使い 投稿日:2004/9/17 22:09
>接眼レンズ枠(金属製)が回りませんか?
おお、接眼レンズ枠ですか!
ということで、強気になって回してみますと....ペキッといって回りました。
どうやら固まっていたようです。
確かに、見口を介してつまんで回すとやりやすい。

いろいろいじってみると、私の個体は、回さなくても動きます(接眼枠がその
まま平行にスライドする)。
もしかすると、回すのが焦点調整、ずらすのが光軸調整なのかもしれません。
ともあれ、真木さんのおかげで、理解することができました。ありがとうご
ざいました。


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