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『貞三先生の花言葉』
著者 倉本聰
エフジー武蔵
「愛」、「恋」、「美」、「私はあなたを愛しています」。。。
これらはバラの花言葉。 古来より人々は己が心情を花に託し、それを花言葉としてきたようです。
花に託す心情は人間の勝手な思い込みですから、国民性や地域性によってかなり異なる部分があるというのは当然のことです。
精一杯咲いている花にとっては、人間の思い込みによって押しつけられる身勝手なプロファイルなど迷惑この上ない話なのでしょうが。
さて、ここで紹介するのは、貞三先生が勝手に創った花言葉。
酸いも甘いも知り尽くし、たくさんの年輪を重ねてきた貞三先生が花々につける花言葉は、そうした解釈とは一線を画す、ちょっとヒネた一風変わった味わいがあります。
ちょっと紹介を。
「今は昔。 プロポーズした頃の妻」。などというのは、いかがですか? え?、世代が違う? まぁ、貞三先生ですから。
「わが青春のイングリッド・バーグマン」
「尻軽女の厚化粧」え、 何ですか? お里が知れる? まぁまぁ、貞三先生ですから。
「後家さんの薄化粧」
「女の顔は請求書」
「ママの下着の控え目な下心」
「天使ミカエルの耳飾り」見直しちゃうでしょう、貞三先生。
「赤ちゃんの好奇心」
「天使のすかしっ屁」(;^_^ ・・・、
「孫娘を嫁に出す日」どうです、うるうるしてきませんか?