March 31, 2013

東日本大震災チャリティー演技会2013 〜復興の街、神戸から〜

東日本大震災チャリティー演技会2013 〜復興の街、神戸から〜

今年で3回目となりました神戸の東日本大震災チャリティー演技会に行って参りました。
過去2回の様子はこちらこちらにアップしています。

毎回毎回、申しておりますが、イベント事はチケットが一番大事です。きちんと忘れず出かけましょう!

前回に引き続き、募金の為の両替を済ませ(やはり棒金も用意して笑)、要領よく現地に向かいました。
前回までと違うのは、通勤用の定期がICOCAなのですが、こちらに現金チャージをして、切符買わずに現地まで行ける状況なのでした!切符買う時に時間ロスする、ということがなくなるので、これは結構便利ですね。
あと、今まで携帯電話(ガラケー)だったのがiPhoneになり、更にモバイルバッテリー持参して向かったので、こちらもなかなか便利なのでありました!

そして現地着。これまた前回同様、隣でイベントがあるようで、結構人が集まっていました。
列は違っていたので、間違わずに並んで開場待ちしてました。

開場してからは、入口ロビーに展示されている出演者のチャリティグッズを見て回り、応募するものを考えていました。
主な出品は、サイン入りスケート靴(15点)、ジャケットTシャツなど(10点)、その他、など合わせて30点ほどありました。

やはり今回も高橋大輔選手の出品が多数見受けられました。やはり競争率は高くなるのかな?
と思いながらも、D1SKリュックに応募してみました!今回は希望金額+1001円を記入してみましたが(やはり微妙にセコい笑)、惜しくも(?)入札ならずでした。

そして座席に到着。前回と間反対の場所で真正面から選手が入場してくるところが観られるところでした。

そうこうしているうちに開演となり、出演者全員がリンクに現れ、会場全員で黙とう。
その後、高橋選手の趣旨説明コメント(やや噛みながら笑)があり、ついに開演となりました!

第一部
太田由希奈さん、友野一希選手、安原綾菜選手、村元哉中選手、町田樹選手、宮原知子選手、織田信成選手、
高橋大輔選手コメント、宮本賢二さんコメント
第二部
田村岳斗さん、三原舞衣選手、上野沙耶選手、村元小月選手、町田樹選手、宮原知子選手、織田信成選手、高橋大輔選手
高橋大輔選手コメント、 フィナーレ

という流れでした。いつもながら、あっと言う間の楽しい時間で御座いました!

そして、閉演後の出演者お出迎えの募金活動。長光歌子コーチも顔出しされていてご挨拶されていました。
募金箱の先頭は太田由希奈さんで、少し行列進みの間があったところ、私の格好を見て、
「あ、阪神タイガース♪」
と言って頂けました(嬉)。あのお声で言って頂けると、本当に和やかになりますね♪
そして前回同様、田村岳斗さんと高橋大輔選手の募金箱に棒金で募金してきました(笑)。
募金箱の最後尾は高橋大輔選手で、募金後に握手もしていただくことが出来ました!
ホント、夢のようなひと時ですね♪

また4回目、5回目と続いていくような恒例行事になると本当にいいですね♪
出演者の皆様、並びに関係者の皆様、閉演後でお疲れの中、最後まで本当に有難う御座いました!

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February 17, 2013

四大陸フィギュアスケート選手権2013 演技内容編

[参考] ISU Four Continents Championships 2013

前回記事では演技内容については割愛していましたので、改めて女子シングルFSで印象に残った演技について紹介します。丁度、CSやBSのTV放送も終了しましたので、現地観戦とTV放送の視聴を合わせての感想となります。

なお、前回記事はこちらです。

■女子シングルFS

○李子君選手
女子シングルFS第3グループ最初の演技。6分間練習でも3F-3Tを決めており、本番の演技でも期待してました。
ジャンプ構成は、前半 3F-3T 2A-3T 3Lz、後半 3S-2T-2Lo 3F< 3Lo 2A<。3Lzのe判定や後半ジャンプのUR判定はありましたが、3-3コンボを含む5種トリプルの見事な内容で、今回の現地観戦で最初にスタンディングオベーションをした演技でした。
ジャンプ以外では、スピンや繋ぎの姿勢や手の振りなど振る舞いが金妍児選手のような雰囲気があり、NHK杯での豊の部屋で「金妍児選手のデビュー当時のよう」と称されていたのがなんとなく分かったような気がしました。ただ、プログラム自体や本人自身も明るい雰囲気を存分に出していましたので、今後どのような方向のプログラムを演じていくのかが非常に興味があり、楽しみだったりします。

○ケイトリン・オズモンド選手
6分間練習からジャンプよりも滑り、特にターンやステップの素早さ細かさといったところに目を奪われました。実際の演技では転倒はしたものの、3Fの入りなどは難しいことをしているのにスピードがあってなめらかな入りだったりするのは本当に凄いと思います。

○グレイシー・ゴールド選手
女子シングルFS最終グループ最初の演技。3Lzのミスや3Loの転倒などはありましたが、演技の見せ方やアピールなどが非常に印象に残りますね。ジャンプ着氷時のドヤ感は、流石アメリカ選手だなぁと感じました。あぁ、3Lz-3T観たかったなぁ。

○村上佳菜子選手
女子シングルFS最終グループ日本選手一番手の演技。
ジャンプ構成は、前半 3Lz 3Lo-2T 3F<、後半 3Lo< 3F-1A-SEQ 3S-2Lo-2Lo< 3T。李子君選手と同様、3Lzのe判定や後半ジャンプのUR判定はありましたが、こちらも5種トリプル構成。後半の2A→1Aになったのが本当に勿体なかったですが、やはりスバラシイ演技でした。SPもいい演技でFSにも繋がったのは本当に良かったです。演技終了からキスクラまで終始にこやかで、観ているこちらも嬉しくなりますよね。

○浅田真央選手
6分間練習ではずっと注目していました。練習では2A 3Lo 3F-2Lo-2Lo 3F-2Lo 3F-3Lo 3Lz 2A-3T 3S 2A 3A、と言った内容で、3F-3Loや3Aで大きな歓声が起こっていました。
実際の演技のジャンプ構成では、前半 3Lo 3A< 3F-3Lo 3Lz、後半 2A-3T< 2S 3F-2Lo-2Lo。今までのジャンプ構成と比べると、演技前半に3A 3F-3Loを組み入れ、演技前半にあった2A-3T 3Sを演技後半に組み入れるようになり、3連続コンビネーションは3F-2Lo-2Loに戻し、3A 3F-3Loを入れたため3Lo-2Loを外した形になりました。
UR判定や3Lzのe判定、3S→2Sになったりはしたものの、これだけの高難度の構成を大きなミスなく滑りきったのは本当に凄いと思います。
そしてキスクラでの得点発表で、総合得点200超えが分かった瞬間、にこやかに両手でのピースサインは会場全体もほっこりしました。

○鈴木明子選手
女子シングルFS最終滑走の演技。
ジャンプ構成は、前半 3F-2T-2Lo 1A 3Lz、後半 3F 3Lo-2T 3S 3Lo。3Lzのe判定や2A-3T→1Aになったものの、UR判定はなし。浅田真央選手の演技で会場が大いに盛り上がった後の、しかも最終滑走でこれまた見事な演技で素晴らしかったです。特に、終盤のChSqは鳥肌ものです。大会を締めくくるのにふさわしい演技だったと思います。

○表彰式
そして日本人3選手の表彰式。日の丸の3つ揚がっての君が代はジーンときますね。
本当に素敵なひと時でした。選手の皆様、本当に有り難う御座いました。

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February 11, 2013

四大陸フィギュアスケート選手権2013

四大陸フィギュアスケート選手権が2/8〜2/11の期間で大阪市中央体育館で開催されました。
結果などは以下のサイトをご覧ください。

[参考] ISU四大陸フィギュアスケート選手権
[参考] ISU Four Continents Championships 2013

幸い、2/10(日)のチケットが入手できたため、ペアFS、女子シングルFS、アイスダンスFDは現地観戦することが出来ました。

毎度毎度申し上げますが、イベント事はチケットが一番大事です。きちんと忘れず出かけましょう!

そして、とりとめのない内容になりますが、当日の様子をレポートします。競技大会の観戦は本当に久しぶりで、色んな発見が出来てとても楽しむことが出来ました♪

12時頃に現地到着。会場に向かう途中に住友生命の「MAO ASADA応援プロジェクト」のCM撮影現場があり、フリップに応援メッセージを書いているファン達が集まっていました。どのようなCMになるのか今から楽しみです。

そして開場前に到着したら既に入場待ち、及び当日券購入の行列が出来ていました。12時開場予定がまだ開場していなかったようです。10分ほど遅れてようやく開場。行列が空く頃を見計らって入場しました。

会場内では各所でグッズ販売、入り口付近は投げ込み用の花束販売、及び持ち込んだ花束のラッピングサービスなどがあり、色々見て回りました。
今回の座席は北側スタンドで、眼下の位置にはTV放送の実況席。と言うことで、投げ込みは出来ない区域になっていました。
う〜ん、残念。可能ならトラッキーのヌイグルミでも投げ込みたかったんだけど(笑)。

なお、座席の左側ブロックは「Judge Seat」と書かれており、色々な国籍のジャッジ関係者が入れ代わり立ち代わりで観戦していました。こちらの様子をチラ観するのもまた、楽しかったりします♪

とりあえず、座席位置の確認後、グッズを買いに行きました。色々と回ってみた結果、公式プログラムとMaoMaoバナータオルを購入!
公式プログラムは英語も併記されており、なかなか国際大会の雰囲気感があります。バナータオルは応援グッズとしても使えるのでなかなかいい感じです。色は赤・ピンク・青とあり、ピンクが人気でやや品薄の状態でした。

あとは、一人一枚、当日スケジュールが書かれた黄色い紙を貰うことが出来ました。12:50:00からペアFSが始まり、アイスダンスFD最終滑走終了が22:31:20と、観戦も長丁場であることを改めて実感。表彰式も合わせると終了は23時頃になりますものね。

そして競技開始。会場は割と温かく、上半身は上着を着たままだとやや暑く感じる感じ。但し、足元はヒンヤリしているので状況に応じて膝掛けが必要、と言う感じでした。
この会場、夏場にTHE IECで訪れたことがありましたが、その時も暖かいかなと感じていたので、冬場の競技大会でも同様の傾向があるみたいですね。

座席はスタンド席と言うこともあり、リンク全体を見渡すことが出来ます。
TV放送では放送側のカメラでの一意な視点の状況しか伺うことが出来ないわけですが、会場での観戦となると、自分の好きなように見渡して状況を確認できるので、色々な発見が出来て面白いです。
特に、6分間練習では各選手がどのような内容をどのようにチェックしているのかがわかり、実際の演技で注目する内容も、この練習内容でも想像できるので、非常に有益です。TVだとどうしても、このあたりが分からない&押しつけがましくなりますからね。

あとは、競技全体を最初から最後まで観ることにより、上位選手と下位選手とのレベルの違いが否応なしに理解できる、という点もあります。6分間練習からして選手の動き、とりわけスピードであったり動きの大きさであったり細かさであったりと、理屈抜きで違いが実感できます。特に、リンク全体の使い方、という所の違いなどは、会場で観ないとなかなか理解できないかもしれません。

そして、競技中は会場内の東西上部にある大型スクリーンに、(恐らくTV放送と同じ内容の)映像が流れます。TV放送では流れない内容としては、競技前後に表示される選手のスコア情報や、競技中のタイムカウントがあります。特に、タイムカウントについては演技前の時間の使い方が選手によって違うことが分かったり、演技中もどこから演技後半になったかが分かるので、TV放送でもあればいいのになと感じました。

逆に、演技内容、各要素の細かい出来栄えなどはTVの近接映像でないと判らないですね。ただ、それは会場映像でも確認できるので、そういう意味では色んなところを観なきゃいけなくなるので、本気で現地観戦するのは本当に大変だと感じます(苦笑)。

そして、競技内容、競技結果に関する詳細の感想はあえて割愛(笑)。
TVでも恐らく女子シングル日本選手の表彰台独占の素晴らしさは伝わっているでしょうからね♪

けど、この女子シングルFSを現地で観戦することが出来て、会場で感動を共有することが出来て、本当に幸せです!
また機会があれば是非、競技大会を現地観戦したいと思います!
(ちょうど一年後はソチオリンピック。行きたいなぁ〜!)

Posted by HIDEchan at 09:00 PM | コメント (391)

April 29, 2012

東日本大震災チャリティー演技会2012 演技内容編

[参考] 東日本大震災チャリティー演技会2012 〜復興の街、神戸から〜
↑演技終了後、出場者全員の集合写真が掲載されました。

前回記事では演技内容については割愛していましたので、遅くなりましたが内容をかいつまんで
紹介します。

なお、前回記事はこちらです。

※更新した気になっていて、下書きのまま放置していたことは内緒です(汗)。

○荒川静香さん
最初の演技者が荒川静香さんという贅沢な始まり。エメラルドグリーンで袖がヒラヒラの衣装。
まるで天女様のようなとても美しい滑りを魅せていただきました♪

○本田真稟選手
ノービスの選手。ピンクに黒の衣装。ハンカチを持っての演技です。
3T-2T-2Tの3連続や曲調が替わる後半でのステップなど見応えがありました!
演技終了後、ハンカチの回収忘れてて慌てて捕りに戻ってたのが可愛かったです(笑)。

○上野沙耶選手
青紫の衣装。ポニーテールが似合ってますね♪
3T-3Tにも挑戦!惜しくも転倒でしたが頑張ってくれました!

○田中刑事選手
噂になっていたプログラムは「RISE」。見せ場のステップがとても盛り上がりますね♪

○國分紫苑選手
えんじ色の衣装、ポニーテールでプログラムは「The Rose」。
しっとりとしたとてもいいプログラムだと思います♪

○村元哉中選手
黒のパンツルックで上半身がシースルーのセクシー系な衣装。
プログラムもセクシーさを出していました♪

○田村岳斗さん
前半のトリを務めました。野球のユニフォームでバットとグローブを持って登場。背番号91。
紹介アナウンスの時点で観客に手を振り盛り上げるサービス精神旺盛っぷりは流石です。
そして演技が始まると、氷上で打って走って守ってと、とても楽しい演技でした♪
観客席に向けてバットでボールを打ち込むパフォーマンスもあり、しかしなかなか観客席に
届かなかったり空振りしたり(笑)。大盛り上がりで前半終了しました。

○本田太一選手
後半最初の演技。前半に登場していた本田真稟選手のお兄さんです。
タキシード姿で終始ステッキを持っての演技。2Aや3Tもステッキ持ったままとか、スピンでも
ステッキを足にかけて行ったりとか、とても器用なところが伺えました!

○宮原知子選手
ジュニアの注目選手。白の衣装で傘を持っての演技。ジャンプも2A、3F-1Lo-3T(多分)、3Lz、
2A-3Tと多才ぶりを見せてくれました!

○町田樹選手
眼鏡マフラー青年の格好で、プログラムは「Don't Stop Me Now」。
迫力のある3Aもバッチリ決めて、エアギターで大盛り上がりの内容でした♪

○村元小月選手
緑の衣装。最初の3Sの転倒でドキッとしましたが、最後まで無事に演技を見せてくれました!
フィナーレのウィンドミルも美しかったです♪

○織田信成選手
プログラムは「Smile」。会場からの温かい拍手に包まれて演技が始まりました。
膝の状態が心配でしたが、ジャンプも3S、3F、3Loと相変わらずの柔らかい着氷で決めて
いました!
演技終了もより一層大きな拍手!会場みんなが「おかえりなさい!」と言う気持ちでいっぱい
でした。

○高橋大輔選手
大トリは勿論、高橋大輔選手。プログラムはなんと「ロクサーヌ」!会場も大盛り上がり!
3F、3A、3Lzも軽々と決めて、ステップも圧巻!生うな重の破壊力恐るべし!(爆)

いやぁ、とっても堪能できました♪
皆様、素敵な演技を本当に有り難う御座いました!

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April 10, 2012

東日本大震災チャリティー演技会2012 〜復興の街、神戸から〜

東日本大震災チャリティー演技会2012 〜復興の街、神戸から〜

昨年に引き続き神戸で東日本大震災チャリティー演技会が開催され、行って参りました。
ちなみに、前回の様子はこちらにアップしています。

今回は、キチンとチケット忘れずに出かけましたよ(笑)。
イベント事はチケットが一番大事です。きちんと忘れず出かけましょう!

前回は演技終了後の募金活動が出演者全員でのお出迎え方式だとは想像してなくて、全員の
募金箱に入れられるような所持金状況じゃなかったのが残念だったので、今回は事前に銀行で
両替して向かうことにしました。
しかし、間違えて何故か棒金(硬貨50枚が包装されて棒状になったもの)で出てきて、ちょいと混乱(汗)。
まぁ、棒金で募金もエエかなと、このまま募金することに決めました(笑)。

前回は電車の乗り換えや時間などがあまりわからない状態で向かったのですが、今回は一度
行っていることもあり、割とすんなりと行くことが出来ました。但し、三宮でポートライナーに載る
のにちょい迷って一本乗り遅れたことは内緒です(汗)。

そして現地着。どうやら隣の会場で別のイベント(AKB48関係?)もあるらしく、行列が良く分からない
状態でしたが、係の人が整理していたので間違わずに行列待ちできました。

開場してからは、前回と同様に入口ロビーに出演者のチャリティグッズが展示されていました。
主なものは、
・高橋大輔選手:ジャケット4点、パーカー1点、シューズ1点、スケート靴6点
・荒川静香さん:パーカー、長野五輪トレーナー・Tシャツ
・田村岳斗さん:ジャージ、長野五輪トレーナー・Tシャツ
・出演者全員:ポスター2点、Tシャツ2点、スケート靴4点
などがありました。

やはり、高橋大輔選手の出品が多数見受けられました。うん、それでも競争率高そうですね(汗)。
なので、出演者全員のサイン入りスケート靴に応募してみました!これまた、前回同様に希望金額
+100円を 記入してみましたが(相変わらずやり方がセコイ笑)、惜しくも(?)入札ならずでした。

そして、座席に着くと、そこは最前列でした!しかも、選手がリンクインするところの間近!
とってもラッキーで御座います♪そして変に緊張してドキドキしてきちゃいました(苦笑)。

そうこうしているうちに開演となり、出演者全員がリンクに現れ、開場全員で黙とう。
その後、高橋選手の趣旨説明コメントがあり、ついに開演となりました!

第一部
荒川静香さん、本田真稟選手、上野沙耶選手、田中刑事選手、國分紫苑選手、村元哉中選手、田村岳斗さん
第二部
本田太一選手、宮原知子選手、町田樹選手、村元小月選手、織田信成選手、高橋大輔選手
高橋大輔選手コメント、 フィナーレ

という流れでした。前回同様、あっと言う間の楽しい2時間で御座いました!
出演者の皆様のスバラシイ演技でとっても楽しい時間を過ごすことが出来ました♪

そして、今回も閉演後に出口前ロビーで出演者お出迎えでの募金活動がありました。
なんと、募金活動にはあの本田望結ちゃんが!兄姉妹揃っての募金活動は可愛かったです♪
出来れば望結ちゃんも今回スケートしてくれてたら嬉しかったんですけどね(笑)。

今回はキチンと両替を済ませていたので、全員の募金箱に募金することが出来ました!
一人一人にお礼も出来て嬉しかったです♪
ちなみに、間違って両替した棒金は2本あったので、高橋大輔選手と田村岳斗さんの募金箱に
入れることにしました。高橋大輔選手は棒金を見てキョトンとした表情で、でも笑顔で応じてくれ
ました。田村岳斗さんは「おお!すげぇ!」と抜群のリアクションでこれまた嬉しかったです(笑)。

出演者の皆様、並びに関係者の皆様、閉演後でお疲れの中、最後まで本当に有難う御座いました!

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October 15, 2011

ISU JGP Tallinn Cup 2011

フィギュアスケート、ジュニアグランプリシリーズの第7戦、エストニア大会が開催されました。

[参考] ISU JGP Tallinn Cup 2011

日本からは以下の選手が出場しました。
・男子シングル
木原龍一選手
宇野昌磨選手
・女子シングル
庄司理紗選手
西野友毬選手

そして今回も、ISU公式チャネルによるYouTube動画あり。

[参考] YouTube - ISUJGP2011

○女子シングル
1. USA 172.69 Gracie GOLD
2. JPN 157.83 Risa SHOJI
3. USA 145.96 Samantha CESARIO

5. JPN 132.40 Yuki NISHINO

[参考] 7th JGP Tallinn, Estonia, Junior Ladies

1位はアメリカのGracie GOLD選手、日本の庄司理紗選手は2位、西野友毬選手は5位という結果
でした。
庄司理紗選手は前回オーストラリア大会2位に続いての2位で、ファイナル進出決定です。

2. Risa SHOJI 157.83 (SP 2 / FS 2)
SP 2. 55.19 (TES 31.01 / PCS 24.18)

FS 2. 102.64 (TES 52.13 / PCS 50.51)

5. Yuki NISHINO 132.40 (SP 4 / FS 8)
SP 4. 50.04 (TES 26.65 / PCS 23.39)

FS 8. 82.36 (TES 38.83 / PCS 44.53)

アメリカのGracie GOLD選手は今大会のみのエントリー。SPでは3F-3T、FSでは3Lz-3Tを決めており、
レベルの高さが伺えます。2試合エントリーされていれば、ファイナル候補だったかもしれません。

1. Gracie GOLD 172.69 (SP 1 / FS 1)
SP 1. 60.18 (TES 35.32 / PCS 24.86)

FS 1. 112.51 (TES 59.60 / PCS 52.91)

○男子シングル
1. USA 207.67 Joshua FARRIS
2. RUS 186.87 Maxim KOVTUN
3. JPN 175.15 Shoma UNO
4. JPN 170.12 Ryuichi KIHARA

[参考] 7th JGP Tallinn, Estonia, Junior Men

1位はアメリカのJoshua FARRIS選手、2位はロシアのMaxim KOVTUN選手。
日本の宇野昌磨選手は3位、木原龍一選手は4位という結果でした。

3. Shoma UNO 175.15 (SP 4 / FS 3)
SP 4. 56.29 (TES 29.50 / PCS 26.79)

FS 3. 118.86 (TES 60.22 / PCS 58.64)

4. Ryuichi KIHARA 170.12 (SP 3 / FS 5)
SP 3. 57.52 (TES 29.48 / PCS 28.04)

FS 5. 112.60 (TES 54.16 / PCS 60.44)

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October 09, 2011

ISU JGP Trofeo W. Lombardi 2011

フィギュアスケート、ジュニアグランプリシリーズの第6戦、イタリア大会が開催されました。

[参考] ISU JGP Trofeo W. Lombardi 2011

日本からは以下の選手が出場しました。
・男子シングル
坪井遥司選手
中村優選手
・女子シングル
宮原知子選手
上野沙耶選手

そして今回も、ISU公式チャネルによるYouTube動画あり。

[参考] YouTube - ISUJGP2011

○女子シングル
1. RUS 183.05 Julia LIPNITSKAIA
2. RUS 150.21 Anna SHERSHAK
3. USA 146.74 Hannah MILLER

5. JPN 143.24 Satoko MIYAHARA
10. JPN 114.30 Saya UENO

[参考] 6th JGP Milano, Italy, Junior Ladies

1位はロシアのJulia LIPNITSKAIA選手。ポーランド大会に続き2大会連続優勝。
前回大会から更にスコアポイントを上げており、今期のジュニアでは抜きん出た存在となっています。

1. Julia LIPNITSKAIA 183.05 (SP 1 / FS 1)
SP 1. 63.71 (TES 35.94 / PCS 27.77)

FS 1. 119.34 (TES 63.10 / PCS 56.24)

日本の宮原知子選手は5位、上野沙耶選手は10位という結果でした。

5. Satoko MIYAHARA 143.24 (SP 7 / FS 3)
SP 7. 44.91 (TES 21.69 / PCS 23.22)

FS 3. 98.33 (TES 50.84 / PCS 47.49)

10. Saya UENO 114.30 (SP 10 / FS 12)
SP 10. 43.09 (TES 23.26 / PCS 19.83)

FS 12. 71.21 (TES 31.06 / PCS 41.15)

○男子シングル
1. CHN 219.37 Han YAN
2. USA 194.28 Jason BROWN
3. KOR 176.48 June-Hyoung LEE

17. JPN 114.79 Yoji TSUBOI
18. JPN 113.71 Shu NAKAMURA

[参考] 6th JGP Milano, Italy, Junior Men

1位は中国のHan YAN選手。オーストリア大会に続き2大会連続優勝。

1. Han YAN 219.37 (SP 1 / FS 1)
SP 1. 72.07 (TES 38.71 / PCS 33.36)

FS 1. 147.30 (TES 75.60 / PCS 71.70)

日本の坪井遥司選手は17位、中村優選手は18位という結果でした。

17. Yoji TSUBOI 114.79 (SP 17 / FS 17)
SP 17. 40.71 (TES 18.64 / PCS 23.07)

FS 17. 74.08 (TES 31.14 / PCS 44.94)

18. Shu NAKAMURA 113.71 (SP 15 / FS 19)
SP 15. 43.23 (TES 20.69 / PCS 22.54)

FS 19. 70.48 (TES 28.92 / PCS 43.56)

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October 01, 2011

ISU JGP Austria 2011

フィギュアスケート、ジュニアグランプリシリーズの第5戦、オーストリア大会が開催されました。

[参考] ISU JGP Austria 2011

日本からは以下の選手が出場しました。
・男子シングル
田中刑事選手
川原星選手
・女子シングル
佐藤未生選手
友滝佳子選手

そして今回も、ISU公式チャネルによるYouTube動画あり。

[参考] YouTube - ISUJGP2011

○女子シングル
1. USA 156.58 Vanessa LAM
2. CHN 156.40 Zijun LI
3. RUS 148.65 Polina AGAFONOVA

4. JPN 141.52 Miu SATO
7. JPN 128.95 Kako TOMOTAKI

[参考] 5th JGP Innsbruck, Austria, Junior Ladies

1位はアメリカのVanessa LAM選手、2位は僅差で中国のZijun LI選手。
日本の佐藤未生選手は4位、友滝佳子選手は7位という結果でした。

4. Miu SATO 141.52 (SP 3 / FS 5)
SP 3. 50.88 (TES 28.20 / PCS 22.68)

FS 5. 90.64 (TES 45.75 / PCS 45.89)

7 Kako TOMOTAKI 128.95 (SP 5 / FS 10)
SP 5. 48.78 (TES 28.67 / PCS 20.11)

FS 10. 80.17 (TES 40.90 / PCS 41.27)

アメリカのVanessa LAM選手は前回大会3位、今回大会1位。
中国のZijun LI選手は前回大会2位、今回大会2位。
いずれの順位ポイントも、ファイナル進出の状況としてどうなるのかが気になるところです。

1. Vanessa LAM 156.58 (SP 4 / FS 1)
SP 4. 50.35 (TES 27.72 / PCS 22.63)

FS 1. 106.23 (TES 58.12 / PCS 48.11)

2. Zijun LI 156.40 (SP 2 / FS 2)
SP 2. 55.59 (TES 31.79 / PCS 23.80)

FS 2. 100.81 (TES 53.56 / PCS 48.25)

○男子シングル
1. CHN 205.86 Han YAN
2. RUS 180.25 Gordei GORSHKOV
3. JPN 173.98 Keiji TANAKA

10. JPN 148.95 Sei KAWAHARA

[参考] 5th JGP Innsbruck, Austria, Junior Men

1位は中国のHan YAN選手、2位はロシアのGordei GORSHKOV選手。
日本の田中刑事選手は3位、川原星選手は10位という結果でした。

3. Keiji TANAKA 173.98 (SP 3 / FS 4)
SP 3. 59.73 (TES 31.30 / PCS 28.43)

FS 4. 114.25 (TES 57.87 / PCS 57.38)

10. Sei KAWAHARA 148.95 (SP 4 / FS 12)
SP 4. 59.14 (TES 32.74 / PCS 26.40)

FS 12. 89.81 (TES 40.71 / PCS 49.10)

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September 24, 2011

ISU JGP Brasov Cup 2011

フィギュアスケート、ジュニアグランプリシリーズの第4戦、ルーマニア大会が開催されました。

[参考] ISU JGP Brasov Cup 2011

日本からは以下の選手が出場しました。
・男子シングル
日野龍樹選手
鈴木潤選手
・女子シングル
西野友毬選手
藤澤亮子選手

そして今回も、ISU公式チャネルによるYouTube動画あり。

[参考] YouTube - ISUJGP2011

○女子シングル
1. RUS 157.61 Polina SHELEPEN
2. RUS 149.87 Polina KOROBEYNIKOVA
3. KOR 144.61 Hae-Jin KIM

4. JPN 125.85 Yuki NISHINO
6. JPN 122.57 Yukiko FUJISAWA

[参考] 4th JGP Brasov, Romania, Junior Ladies

ロシアの Polina両選手が1位、2位となり、韓国のHae-Jin KIM選手が3位。
日本の西野友毬手は4位、藤澤亮子選手は6位という結果でした。

4. Yuki NISHINO 125.85 (SP 3 / FS 6)
SP 3. 47.71 (TES 24.22 / PCS 23.49)

FS 6. 78.14 (TES 35.14 / PCS 44.00)

6. Yukiko FUJISAWA (SP 4/ FS 7)
SP 4. 45.73 (TES 24.02 / PCS 21.71)

FS 7. 76.84 (TES 36.35 / PCS 41.49)

1位のPolina SHELEPEN選手はラトビア大会に続き2大会連続優勝。

SPは、最初のコンビネーションジャンプは両大会とも3S-3T<(但し、今大会は3Tで転倒)でしたが、
1A→2A、SlSt2→SlSt3と、こちらのジャンプミスとステップレベル取りこぼしに関しては挽回しています。
(前回 SP5位 47.92 → 今回 SP1位 50.63)

FSは、最初に3Lz-3T、3S-3Tに取り組んでおり、3Lz-3T<→3Lz-3Tと、コンビネーションジャンプは
綺麗に決めています。更に、演技後半(基礎点が1.1倍)では残りの3F+2T+2Lo、3Lo、2A、3Lz、2Aの
ジャンプを連続で行い、こちらでもスコアを稼ぐ結果となっています(但し、今大会は最後の2Aで転倒)。
また、FCSp3→FCSp4と、スピンのレベルアップもみられます。
(前回 FS1位 105.48 → 今回 FS1位 106.98)

1. Polina SHELEPEN 157.61 (SP 1 / FS 1)
SP 1. 50.63 (TES 28.93 / PCS 22.70)

FS 1. 106.98 (TES 61.05 / PCS 46.93)

○男子シングル
1. RUS 182.91 Maxim KOVTUN
2. JPN 174.99 Ryuju HINO
3. CAN 169.55 Nam NGUYEN

11. JPN 135.48 Jun SUZUKI

[参考] 4th JGP Brasov, Romania, Junior Men

1位はロシアのMaxim KOVTUN選手。日本の日野龍樹選手は2位、鈴木潤選手は11位という結果でした。

2. Ryuju HINO 174.99 (SP 1 / FS 5)
SP 1. 61.25 (TES 36.43 / PCS 24.82)

FS 5. 113.74 (TES 63.74 / PCS 51.00)

11. Jun SUZUKI 135.48 (SP 15 / FS 10)
SP 15. 43.88 (TES 21.81 / PCS 23.07)

FS 10. 91.60 (TES 48.88 / PCS 45.72)

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September 18, 2011

THE ICE 2011 完全版

YouTubeのTHE ICE公式チャンネルに、THE ICE 2011完全版の演技動画が公開されています。

[参考] YouTube - THE ICE チャンネル

通常版ではダイジェストになっていた選手の演技もこちらで観ることことが出来ます。
更に、浅田真央選手、小塚崇彦選手、羽生結弦選手は2種類のプログラムが公開されています。

【浅田真央 〜 ショパン ワルツ第7番 嬰ハ短調 作品64-2 / Mao Asada - Waltz in C-sharp minor, Op.64, No.2 (Chopin)】

【浅田真央 〜 誓い-ジュピター- / Mao Asada - I vow to thee my country】

タチアナ・タラソワ振付のショパン・ワルツとローリー・ニコル振付のジュピター。
両プログラムの雰囲気が全く異なるものながら、どちらのプログラムも浅田真央選手の良さが
存分に味わえる素敵なプログラムになっています。

【小塚崇彦 〜 チェロソング / Takahiko Kozuka - Cello Song】

【小塚崇彦 〜 インナー・アージ / Takahiko Kozuka - Inner Urge】

【羽生結弦 〜 スクリャービン エチュード 作品8-12 / Yuzuru Hanyu - Étude Op.8】

【羽生結弦 〜 ロミオとジュリエット / Yuzuru Hanyu - Romeo and Juliet】

小塚崇彦選手のスケーティング、羽生結弦選手のジャンプが存分に味わえます。

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September 17, 2011

ISU JGP Baltic Cup 2011

フィギュアスケート、ジュニアグランプリシリーズの第3戦、ポーランド大会が開催されました。

[参考] ISU JGP Baltic Cup 2011

日本からは以下の選手が出場しました。
・男子シングル
木原龍一選手
宇野昌磨選手
・女子シングル
佐藤未生選手
宮原知子選手

そして今回も、ISU公式チャネルによるYouTube動画あり。

[参考] YouTube - ISUJGP2011

○女子シングル
1. RUS 172.51 Julia LIPNITSKAIA
2. JPN 162.20 Satoko MIYAHARA
3. USA 153.84 Samantha CESARIO
4. JPN 135.60 Miu SATO

[参考] 3rd JGP Gdansk, Poland, Junior Ladies

1位はロシアのJulia LIPNITSKAIA選手。
日本の宮原知子選手は2位、佐藤未生選手は4位という結果でした。

2. Satoko MIYAHARA 162.20 (SP 2 / FS 2)
SP 2. 56.46 (TES 32.80 / PCS 23.66)

FS 2. 105.74 (TES 56.53 / PCS 49.21)

4. Miu SATO 135.60 (SP 5 / FS 4)
SP 5. 47.20 (TES 25.34 / PCS 22.86)

FS 4. 88.40 (TES 41.30 / PCS 48.10)

宮原知子選手はSPでは3F-3Tを、FSでは3Lz-3T、更に演技後半(基礎点が1.1倍)には2A-3T、
3Lz-2T-2Tのコンビネーションジャンプを入れたプログラム。特に、3Fも3Lzもe判定なくジャンプ
を決めており、ジャンプのレベルの高さが伺える内容になっています。

1位になったJulia LIPNITSKAIA選手は3Lzでe判定があるものの、SPでは3T-3Tを、FSで2A-3T-2T、
2A-3T、更に演技後半(基礎点が1.1倍)には3F-2Tのコンビネーションジャンプを入れたプログラム。
ジャンプ以外でも柔軟性を生かした繋ぎやスピンなども高く評価される要因になっています。
※しかし、SPがDark Eyes、FSがRomeo and Juliettという選曲なのもある意味驚愕なのですが。

1. Julia LIPNITSKAIA 172.51 (SP 1 / FS 1)
SP 1. 60.37 (TES 34.42 / PCS 25.95)

FS 1. 112.14 (TES 61.07 / PCS 51.07)

○男子シングル
1. USA 202.45 Joshua FARRIS
2. RUS 197.09 Artur DMITRIEV
3. JPN 173.31 Ryuichi KIHARA
4. JPN 163.24 Shoma UNO

[参考] 3rd JGP Gdansk, Poland, Junior Men

1位はアメリカのJoshua FARRIS選手、2位はロシアのArtur DMITRIEV選手。
日本の木原龍一選手は3位、宇野昌磨選手は4位という結果でした。

3. Ryuichi KIHARA 173.31 (SP 3 / FS 4)
SP 3. 59.98 (TES 31.41 / PCS 28.57)

FS 4. 113.33 (TES 57.27 / PCS 57.06)

4. Shoma UNO 163.24 (SP 8 / FS 3)
SP 8. 48.69 (TES 23.34 / PCS 26.35)

FS 3. 114.55 (TES 58.69 / PCS 56.86)

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September 10, 2011

ISU JGP Brisbane 2011

フィギュアスケート、ジュニアグランプリシリーズの第2戦、オーストラリア大会が開催されました。

[参考] ISU JGP Brisbane 2011

日本からは以下の選手が出場しました。
・男子シングル
田中刑事選手
坪井遥司選手
・女子シングル
庄司理紗選手
鈴木春奈選手

今回大会も前回同様、ISU公式チャネルによるYouTube動画あり。
但し、前回は720p HD動画でしたが、今回は360p SD動画のようです。
それでも、演技内容を確認でき、充分に楽しむことが出来ます。
【訂正】2011/9/13 360p SD動画でアップ後、720p HD動画にアップし直しているようです。

[参考] YouTube - ISUJGP2011

○女子シングル
1. USA 151.91 Courtney HICKS
2. JPN 147.49 Risa SHOJI
3. USA 145.48 Vanessa LAM

6. JPN 129.50 Haruna SUZUKI

[参考] 2nd JGP Brisbane, Australia , Junior Ladies

アメリカの両選手が1位、3位となり、日本の庄司理紗選手がその間に入っての2位。
鈴木春奈選手は6位という結果でした。

2. Risa SHOJI 147.49 (SP 4 / FS 2)
SP 4. 47.28 (TES 24.88 / PCS 22.40)

FS 2. 100.21 (TES 52.55 / PCS 47.66)

6. Haruna SUZUKI 129.50 (SP 5 / FS 5)
SP 5. 45.85 (TES 23.94 / PCS 21.91)

FS 5. (TES 83.65 40.93 / PCS 43.72)

庄司理紗選手はSPでは3F<-3T<、3Lz<とジャンプでUR判定となっていましたが、FSでは序盤に
得点源となる3S-3T-2T、3Lz、2A-3Tをキッチリと決め、SPからの挽回が望めるプログラムに
なっています。

1位になったCourtney HICKS選手はSP/FS共に3Lzはe判定でしたが、コンビネーションジャンプは
3F-3Loに挑んでおり、FSでは演技後半(基礎点が1.1倍)にジャンプを行うプログラムになっています。
(但し、3LoはSPではUR判定、FSでは転倒で更にDG判定。やはりセカンド3Loの難易度は高い。)
更に、FSではスピン、ステップでLv4(LSp4,FCSp4,CCoSp4,SlSt4)を獲得。2度のジャンプ転倒が
あったものの、非常に技術レベルの高いプログラムになっています。

1. Courtney HICKS 151.91 (SP 2 / FS 1)
SP 2. 50.19 (TES 26.83 / PCS 23.36)

FS 1. 101.72 (TES 55.04 / PCS 48.68)


○男子シングル
1. USA 197.23 Jason BROWN
2. JPN 192.36 Keiji TANAKA
3. CAN 180.00 Liam FIRUS

7. JPN 157.64 Yoji TSUBOI

[参考] 2nd JGP Brisbane, Australia , Junior Men

1位はアメリカのJason BROWN選手。日本の田中刑事選手は2位。
坪井遥司選手は7位という結果でした。

2. Keiji TANAKA 192.36 (SP 2 / FS 2)
SP 2. 64.65 (TES 35.65 / PCS 29.00)

FS 2. 127.71 (TES 65.45 / PCS 62.26)

7. Yoji TSUBOI 157.64 (SP 4 / FS 7)
SP 4. 56.65 (TES 29.87 / PCS 26.78)

FS 7. 100.99 (TES 47.91 / PCS 54.08)

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September 04, 2011

ISU JGP Volvo Cup 2011

フィギュアスケート、ジュニアグランプリシリーズの開幕戦、ラトビア大会が開催されました。

[参考] ISU JGP Volvo Cup 2011

日本からは以下の選手が出場しました。
・男子シングル
日野龍樹選手
川原星選手
・女子シングル
大庭雅選手
加藤利緒菜選手

なお、今シーズンのジュニアの課題ジャンプはLzとなっています。難度の高いジャンプの為、
この課題ジャンプを如何にミスなくキチンと3回転で決めることが出来るのかが、一つのポイントに
なりそうです。

今回、ISUはYouTubeにて公式チャネルを設けて、大会の競技動画を公開しているようです。
グループ毎の演技終了時点で随時アップされているようで、そちらで演技内容を実際に視聴して
確認することが出来ます。これは非常にありがたいです。

[参考] YouTube - ISUJGP2011
[参考] 1st JGP Riga, Latvia

○男子シングル
1. JPN 182.71 Ryuju HINO
2. CHN 182.38 He ZHANG
3. USA 176.77 Timothy DOLENSKY

6. JPN 160.49 Sei KAWAHARA

優勝は日野龍樹選手。河原星選手は6位という結果でした。
ジュニア男子シングルの場合、課題のLzは勿論のこと、SP/FS合わせて3Aを如何にキッチリと
決めることが出来るか、というところが決め手になっている感じです。

1. Ryuju HINO 182.71 (SP 2 / FS 1)
SP 2. 58.10 (TES 33.74 / PCS 24.36)

FS 1. 124.61 (TES 68.91 / PCS 55.70 )

6. Sei KAWAHARA 160.49 (SP 7 / FS 6)
SP 7. 52.98 (TES 28.69 / PCS 25.29)

FS 6. 113.69 (TES 54.99 / PCS 60.70)

○女子シングル
1. RUS 153.40 Polina SHELEPEN
2. CHN 148.19 Zijun LI
3. RUS 141.84 Polina AGAFONOVA

7. JPN 122.66 Miyabi OBA
11. JPN 115.97 Riona KATO

ロシアの Polina両選手が1位、3位となり、中国のZijun LI選手がその間に入っての2位。
日本の大庭雅選手は7位、加藤利緒菜選手は11位という結果でした。

ジュニア女子シングルの場合、今シーズンのジャンプ課題であるLzを如何に決めることが出来るか、
更にコンビネーションジャンプのセカンドジャンプを3回転ジャンプで決めることが出来るか、という
ところが決め手になっている感じです。2A-3Tあたりは当然で、3Lz-3Tあたりに挑んでくる、なんて
ことも伺える状況になっています。

7. Miyabi OBA 122.66 (SP 14 / FS 6)
SP 14. 35.97 (TES 19.92 / PCS 18.05)

FS 6. 86.69 (TES 46.59 / 40.10)

11. Riona KATO 115.97 (SP 7 / FS 12)
SP 7. 42.12 (TES 23.07 / PCS 20.05)

FS 12. 73.85 (TES 35.99 / PCS 38.86)

ロシアの Polina両選手に関しては課題のLzも難なくこなしている感じがあり、ジュニア選手の中でも
流石の演技をしています。また、今大会2位の中国のZijun LI選手も負けず劣らずの好演技で
注目出来る選手です。ジュニア選手は伸び代があって今後が非常に楽しみです。

1. Polina SHELEPEN 153.40 (SP 5 / FS 1)
SP 5. 47.92 (TES 26.66 / PCS 21.26)

FS 1. 105.48 (TES 59.53 / PCS 45.95)

2. Zijun LI 148.19 (SP 1 / FS 2)
SP 1. 55.09 (TES 31.49 / PCS 23.60)

FS 2. 93.10 (TES 45.59 / PCS 48.51)

3. Polina AGAFONOVA 141.84 (SP 2 / FS 5)
SP 2. 54.60 (TES 30.34 / PCS 24.26)

FS 5. 87.24 (TES 39.59 / PCS 47.65)

Posted by HIDEchan at 12:00 AM | コメント (33)

July 30, 2011

THE ICE 2011 大阪公演

7/30(土) 17:00の公演に行ってきました。
大阪市中央体育館で開催されるということで、久々に生まれ故郷の港区に行ってきたことになります。
(10歳頃まで住んでいました。)

16:00開場で、30分ほど前に現地に着きました。流石に生まれ育った時とは随分と街並みも変わって
ますね。って、あまりキチンと覚えてなかったりしてますが(汗)。それに、当時はこのような施設はあり
ませんでしたからね。(最近ですよね?)

で、時間的にも12:00公演組の帰宅と入り混じった状態で、最寄駅から会場の間は結構な数の人が
行き来している状態でした。そして、体育館前には募金会場やグッズ・パンフレット売り場があり、
開場前に募金・抽選投票・パンフレット購入を済ませました。
500円以上の募金で選手が用意したチャリティーグッズの抽選応募券が貰え、投票できる仕組みに
なっていました。グッズは以下の選手のものが展示されていました。

・村上佳菜子選手
・高橋成美&マーヴィン・トラン組
・長洲未来選手
・メリル・デイビス&チャーリー・ホワイト組
・フローラン・アモディオ選手
・小塚崇彦選手

パンフレットは今回参加選手の写真紹介と、過去公演(2010年)のオープニング、夢の競演、ジャンプ
選手権、フィナーレの様子が掲載されていました。また、今回のペアプログラムの目玉である
浅田真央選手・小塚崇彦選手のインタビューも掲載されていました。
ちなみに、裏表紙は浅田真央選手のクランキーCMが!「なめんなよ!かじっちゃうぞクランキー」(笑)

そして16:00になり開場。場内でもグッズ・パンフレット販売がありました。maomaoブランドの
スケートベア「まお缶」の予約申し込みなども行われていました。

色々と見て回った後、座席確認。今回、奮発して初のアリーナ席だったのですが、なんと最前列!
リンクがめちゃ近くてテンション上がり気味でした(笑)。そして微妙に緊張も(笑)。

17:00となり、開演となりました。

オープニング→第1部
友野一希選手→無良崇人選手→高橋成美&マーヴィン・トラン組→アダム・リッポン選手→
長洲未来選手→羽生結弦選手→シニード・カー&ジョン・カー組→メンズSPプログラム→
村上佳菜子選手→浅田真央&ジェフリー・バトルSPプログラム(アラジン)→第1部終了
トークショー(小塚崇彦選手、羽生結弦選手、フローラン・アモディオ選手)→チャリティー抽選会
休憩→第2部
ダンスバトル(羽生結弦選手vs高橋成美選手)→ジョアニー・ロシェット選手→
フローラン・アモディオ選手→フローラン・アモディオ&村上佳菜子SPプログラム(プリティーウーマン)→
チン・パン&ジャン・トン組→ジェフリー・バトル選手→アリッサ・シズニー選手→
メリル・デイビス&チャーリー・ホワイト組→小塚崇彦選手→浅田真央選手→第2部終了
フィナーレ→浅田真央&小塚崇彦SPプログラム(ルパン三世)→ラブ注入(笑)→終演

といったプログラム流れでした。豪華すぎて鼻血が出ます(爆)。

それでは、無作為に感想を。

○オープニング
暗闇の中、一人の影がリンクへ。月の光で浅田真央選手登場。震災についてのナレーションも入り、
もうここで既に涙腺崩壊しそうでした(涙)。そして参加選手が登場し、オープニング。パンフレットの
最後のページ、黄色地に「POWER」(「O」は日の丸になっている)と描かれたページを観客席から
掲げる演出で始まりました♪うん、POWER!!

○友野一希選手
今回公演のお披露目スケーター。エレキギターな曲でエアギターの振り付けが楽しげ♪
3S、3T、2Aあたりのジャンプも決めていました。ノービス・ジュニアで注目ですね!

○アダム・リッポン選手
目の前で3Aを観ることが出来ました!迫力満点♪ドーナツスピンも素敵でした!

○長洲未来選手
目の前でLSpを堪能しました♪やっぱスピンが素晴らしいです!くるくる3Lo、イナバウアーから2A
などもあり♪このプログラム、最後の最後が面白いですよ!

○羽生結弦選手
12:00の公演では4T-3Tを決めていたらしく、本公演では3A-3A-SEQ狙いだったのかな?3Aの
勢いがありすぎて転倒。しかし後からもう一度3Aに挑んで成功♪根性あるね!
恐らく、3Lz、3A(Fall)、3Lz、3A、3Sと5回ジャンプしてたんじゃないかな?やっぱ根性ある!

○浅田真央&ジェフリー・バトルSPプログラム(アラジン)
過去公演からの夢の競演5位から2位までがVTR紹介され、1位のプログラムとして披露されました。
TVで観ていたプログラムをこうしてライブで観ることが出来、当時のプログラムから更に素敵な
プログラムに進化しているのを観ることが出来て、本当に幸せです♪

○トークショー
中京テレビ 本田恵美アナウンサーが司会で、「ソチオリンピック期待のイケメン3人」という紹介で、
小塚崇彦選手、羽生結弦選手、フローラン・アモディオ選手が登場。
THE ICEの参加は小塚選手は毎回参加の5回、アモディオ選手は前回に引き続き2回、羽生選手は
今回初参加とのこと。今回、小塚選手は浅田選手と、アモディオ選手は村上選手とペア共演をして
いますが、羽生選手は誰とペアを組んでみたいですか?との質問に羽生選手「そこそこの人がいい」
と回答。いやいや、そこそこの人ってなんですか(笑)。
あと、3選手に好きな女性のタイプを尋ねたところ、
小塚選手「美人な人」
羽生選手「可愛い人」
アモディオ選手「あなた(本田アナ)のような人」
三人三様。っていうか、流石フローラン!(爆)
最後に、小塚&羽生の「フュージョン」が観られました。本当にそんな選手出てきたら最強すぎる!(爆)

○ダンスバトル
ジェフリー・バトル&浅田舞の両名の司会で進行。両名がダンスバトルお手本を行った後、羽生選手
vs高橋選手のダンスバトルが開始。羽生選手はロロ戦法?(笑)アリーナ客席に入っていくは服を放り投げるはでやりたい放題状態(爆)。一方、高橋選手は氷上のみで勝負とばかりにセクシーダンス?なるマッチョ?(爆)氷上でドタバタ、もとい華麗なダンス(?)を披露して大盛り上がりでした。
結果、高橋選手の勝利で明日の決勝戦進出となりました!決勝戦も盛り上がりそうですね♪

○アリッサ・シズニー選手
アリーナでアリッサを堪能でした(笑)。目の前でLSp、ビールマンスピンは本当に美しすぎます!
ジャンプも3Lz、3T、2Aと安定して、笑顔も素敵で、白い歯も最高です!まさに贅沢の極み♪

○チン・パン&ジャン・トン組
○メリル・デイビス&チャーリー・ホワイト組
ペア・アイスダンスの最高級の演技を目の前で観られてこちらも贅沢三昧でした♪
息の合った演技にただただ驚くばかりです!

○小塚崇彦選手
とにかくスケーティングが、TVで観る以上に滑らかでしっかりしていて、吸い込まれそうな感覚に
なりました。実際に目の前で観てみると凄さ素晴らしさが実感できますね♪やっぱ凄い!

○浅田真央選手
涙腺崩壊(涙)。会場全体を包み込むような繊細で優しく、それでいて力強さを感じる、そんな感覚が
会場の空気から伝わってくるような、そして時が止まってしまって時が流れることを忘れてしまう
かのような、そんな不思議で素敵なプログラム・・・。
うわー、何言ってるかわからん(汗)。
とにかく、このプログラムは実際に会場の空気で、この目で、自分の肌で、感じてほしいと思って
しまうプログラムです。この時間、この空間を共有することが出来て本当に幸せだと感じます。

○フィナーレ
なんちゅうか豪華すぎて何をどう書けばいいのやら状態(爆)。〆のルパン三世プログラムも
コミカルで明るくて存分に楽しめます♪さっきジュピター滑ってた人と同じ人が滑ってるとは
思えないだわ(笑)。

○ラブ注入(笑)
フィナーレのラストは観客と合わせてのフィナーレダンス。予め、浅田舞さんのVTRレッスンが
あり、それを実際に出場選手と一緒に行うというものです。

舞「右・右・左・左・ガッツ!ガッツ!トントン・ガッツ!ガッツ!トントン・右・左・フリ・フリ・
あなたも・あなたも・あなたも・あなたも・ラブ注入♪」

で、実際はVTRよりもテンポが速い(笑)。慣れる前に終わってしまいそうな人が多そうな感じ
だったのでした(笑)。とりあえず、ラブ注入だけやっとけ!みたいな感じで(爆)。

そして出場選手がリンクを1周、2周、3周?と周って退出、終演となりました。
とても楽しくて夢のようなひと時、あっという間に感じましたが、楽しい時ってそんな感じですよね。
出場選手の皆様、楽しいひと時を本当にありがとうございました♪

Posted by HIDEchan at 11:00 PM | コメント (1834)

June 08, 2011

【再受付】浅田真央 Book for Charity

以前にこちらのエントリで話題に挙げた書籍「浅田真央 Book for Charity」の注文受付が、
5月31日に締め切られましたが、6月9日(木)9:30〜7月13日(水)17:30の期間で再受付が行われる
ようです。
前回申込みできなくて、興味のある方は是非この機会をお見逃しなく。

[参考] 学研広報ブログ - 【特集】浅田真央 さらなる高みへ「メイキング・ブログ」

[参考] 「浅田真央 Book for Charity」販売特設サイト

Posted by HIDEchan at 10:00 PM | コメント (4)

May 29, 2011

実況比較の考察

こちらのエントリからの続きです。まずはこちらのエントリ内容を参照ください。
[参考] 実況内容を比較してみる(フィギュアスケート)
[参考] 【実況比較】2011 世界選手権 女子シングルSP 村上佳菜子(フィギュアスケート)

実況解説の内容比較ということで、村上佳菜子選手の演技を取り上げてみました。
今回、この演技のみの実況内容の比較になってしまいますが、それでも特色が伺える内容になって
いると思います。更に、別選手の演技などの比較を行い、比較する材料を増やすと、その特色が
確固たるものになるかもしれませんが、まずはとっかかりという面で「あくまでこの演技のみの特色」
ということとさせていただきます。

では考察に入ることにしますが、その前に、各実況者、解説者の特徴的情報をまずは述べることにします。

○解説者
どちらも女性で該当競技の経験者。
パターンAは解説歴が長い。競技者時代は現行採点方式ではなく6.0満点方式の時代である。
パターンBは解説歴は短い。最近まで競技者だったため、現行採点方式での競技経験がある。

○実況者
パターンAは男性、パターンBは女性。
(以下主観と推測)アナウンサー歴はパターンAの方が長い。該当競技の実況歴及び知識内容に
関してはパターンBの方が豊富。パターンAは体言止めというか倒置法というか、独特の(癖のある)
言い回し。パターンBはオーソドックスで当たり障りのないやわらかな言い回し。

では、着目点をピックアップして考察してみましょう。

○競技者紹介
競技者に関して必要な情報を紹介しているかどうか。
村上佳菜子選手の場合は、以下の内容辺りは紹介しておいて欲しい内容になるのかな。
・昨シーズンの世界ジュニアチャンピオン。
・今シーズンからシニア参戦。
・勿論、世界選手権初出場。
あとは、オプションで色々と織り交ぜてみる、と言ったところでしょうか。

○演技の見どころ
演技で注目しておく内容を伝えているかどうか。
・プログラム使用曲は「ジャンピング・ジャック」。
・元気で明るいプログラム。
・最初の大技である3回転-3回転のコンビネーションジャンプ(3T+3T)。

○演技の出来栄え
各要素内容の出来栄え(加点要素や減点要素)、演技全体の出来栄えを正しく伝えているかどうか。
・3T+3T< のセカンドジャンプのUR判定。
・2A着氷後のSO。
・LSp、SlStの出来栄えの良さ。
・最終的なジャッジスコアと出来栄えについて。

○その他
・選手の心境、心理状態。
・会場、観客の状況、雰囲気。
・その他、伝えておく必要のある内容など。

では、それぞれのパターンで、どのような特色が出ているのでしょうか。

○競技者紹介
パターンAでは昨シーズンの世界ジュニアチャンピオンという紹介はなし。但し、今シーズンの全戦
表彰台乗り、冬季アジア大会で優勝、愛知県選手権にも出場と、今シーズンに特化して詳細を
紹介するという点では問題なし。
パターンBも問題なし。

○演技の見どころ
パターンA、パターンBとも要所は抑えた内容で問題なし。

○演技の出来栄え
パターンA、パターンBとも3T+3T<のURは言及できず。
パターンAに関しては、演技中にLSp、SlStの出来栄えの良さを伝えている。パターンBは特になし。
パターンBに関しては、スコアの詳細(TESとPCS、シーズンベストとの比較)を伝え、スコア発表後には
何か「取りこぼしかジャンプの回転不足」があるかもしれないことをコメントする。パターンAは特になし。

○その他
【共通】
・たくさんの(日本人の)応援。
・演技終了後に競技者がホッとした表情。
・「甦れニッポン」のワッペン。
・競技者はスコアに満足していない。
【パターンA】
・実況者の決めつけ主観が多い(前髪おろしは決意の表れ、試合での調整に拘った、等)。また、不要と
思えるコメントが多い。
・解説者が競技中に良い点などを極力盛り込もうとしている。
【パターンB】
・実況者、解説者とも競技中は極力コメントを控えている(ジャンプ要素のみコメント)。
・女性的目線(チークやコスチュームについて)のコメントあり。

といった感じでしょうか。まとめてるつもりが収集せずに発散しているようでもありますが(汗)。
簡単に言ってしまうと、

両パターンともに伝える必要のある内容は概ね抑えている。但し、パターンAは不要と思える
飾り付け内容が目立ってしまう状況にあり、故に焦点がぼやける傾向になってしまう。
パターンAは競技中に難しい面を極力抑えて分かりやすくコメントする、一般視聴者向け。
パターンBは極力競技に集中する方向で競技後に内容を掘り下げる、ある程度の知識を持った
視聴者向け。

と言うことになるのかなぁと、思った次第でありました。

ただ1点、どちらのパターンにしても3T+3T<のURについては解説者のレベルでも即座にコメント
できない、一見では分かりにくい失敗の見極め判断が難しい、という面が残ることにはなりますね。
っと、これはまた、別の話になりますかねぇ・・・。

つたない内容で長文になりましたが、最後までご覧頂きまして有難う御座いました。

Posted by HIDEchan at 03:00 AM | コメント (2)

【実況比較】2011 世界選手権 女子シングルSP 村上佳菜子

こちらのエントリからの続きです。まずはこちらのエントリ内容を参照ください。
[参考] 実況内容を比較してみる(フィギュアスケート)

前述のエントリで実況解説の比較を行うということを述べましたが、では実際にどの演技の実況解説
を例にして取り上げるのがよいのか、ということを考えてみました。
検討材料としたのは以下の3点です。

1. 日本人選手(=注目選手)の演技である。
2. 完ぺきな演技ではなく、失敗要素が含まれた演技である。
3. 何らかの加点が望める要素が含まれた演技である。

1に関しては、視聴側も興味があり注目している選手の演技ということになり、放送側もある程度の
下調べを行っていることが想像できる点にあります。

2に関しては、失敗要素をきちんと視聴側に伝えることが出来ているかどうかの判断が出来る点に
あります。完ぺきな演技ではこの点での差は出ないためです。可能であれば、見た目で明らかに
分かる失敗と、一見では分かりにくい失敗とがあると、更に比較判断がし易いことになります。

3に関しては、加点が望める良い内容について、きちんと視聴側に伝えることが出来ているかどうかの
判断が出来る点にあります。

この結果、世界選手権 女子シングルSP 村上佳菜子選手の演技を選びました。
該当演技のプロトコルを以下に示します。

[参考] ISU World Figure Skating Chanpionships 2011 Ladies SP Score(PDF)

○プロトコル
1 3T+3T< 7.00 -0.30
2 3F 5.30 0.00
3 LSp4 2.70 0.50
4 2A 3.30 -1.00
5 FSSp4 3.00 0.21
6 SlSt3 3.30 0.57
7 CCoSp4 3.50 0.43
※左から順に、要素順番、要素内容、基礎点、GOEとなります。
※要素は1,2,4がジャンプ、3,5,7がスピン、6がステップシーケンスになります。

1の3T+3T<はセカンド3Tが一見では分かりにくい失敗、4の2Aは明らかにわかる失敗、3や6の
スピン、ステップは加点が望める良い内容、となっています。

では、実際の実況内容をパターンA、パターンBとして見てみましょう。

○パターンA

【演技前】
実況「グランプリシリーズ初優勝を含む三戦全てでの表彰台。日の丸背負った冬季アジア大会
では堂々の金メダルを獲得しました。とにかく試合に出続けたシニアデビューイヤーです。
ワクワクいっぱい、そして、ちょっとドキドキで迎えるモスクワの週末です。」
実況「決意の表れ、前髪おろし。いよいよ、村上佳菜子のショートプログラム。ゆっくりとその
ポジションをジャッジ席の目の前でとりました。」
実況「ジャンピングジャック!佳菜子フラッシュ!」

【演技開始】
実況「最初の三回転・三回転は。」

【3T+3T】
解説「トリプルトゥループ・トリプルトゥループ!」
実況「決めた!」
解説「安定していましたねぇ。」
実況「そして今回、男子の時もそうでしたけれども、沢山の日本からの応援のファン、その歓声にも
包まれました会場。」

【3F】
解説「トリプルフリップ。」

【LSp4】
解説「うん。スピンもいいですよ。」
実況「ジャンプの要素はあと一つ。」

【2A】
解説「んっと!ダブルアクセル。」

【FSSp4】
実況解説なし

【SlSt3】
解説「ん〜、このストレートラインステップもよく練習してきていますねぇ。音楽に更に合ってきている
ように思えます。良くなってます!」

【CCoSp4】
実況解説なし

【演技終了】
実況「村上佳菜子、世界フィギュアでのデビュー戦、笑顔でのフィニッシュ!さぁそして会場内、
日の丸が揺れています。」
実況「ダブルアクセル何とか着氷堪えて、最後はこのスマイルに繋げました村上!」
解説「よくあそこで止めましたねぇ。」
実況「ホッとしたという表情にも見えますかねぇ。」
解説「ん〜、はい。」
実況「そして成し遂げたというのも一方ではあるでしょう。」
実況「16歳の世界選手権、デビューのリンクは、東京大会叶いませんでしたけれども、この
ロシア・モスクワ、見事に花開いた。」

【スローVTR】
実況「さぁそして、リンクサイドに引き上げてきてという村上。その演技を振り返ります。」
解説「はい。」
実況「まずこれがねぇ。」
解説「最初の三回転・三回転。綺麗に決まりました。高さ・幅、共にありましたねぇ。」
解説「(2Aの場面で)ん〜、ちょっと着氷する時に準備が出来ないまま、という状態になってしまい
ましたが、よく堪えましたね。」
解説「このストレートラインステップも、よくノッて、音楽のテンポにも合っていましたし、その中で
カーブを使って上手く踏んでいたと思います。」

【キス&クライ】
実況「村上らしさを存分に表現している、この今シーズンのショートプログラムのジャンピングジャック。
そしてそのリズムにノッて、時間いっぱいまで弾けました。その村上佳菜子の演技に対して、
あぁ〜、甦れニッポンという文字を指さしました村上佳菜子。」
実況「世界選手権を迎える本来ある筈だった時期のその直前まで、愛知県選手権にも出場して
最後の最後まで試合での調整というのに拘った村上のね。」
解説「そうですね。」
実況「その答えがこれから出ようというショート、そして明日のフリーに繋げていきたい村上佳菜子
です。」
実況「ニッポン代表、まず最初の挑戦でした村上佳菜子。ショートプログラム、その点数が出ます。」
実況「54.86です!」
実況「一瞬ここで表情曇った。そして村上の順位は、しかしそれでも現時点で勿論、トップです!」


○パターンB

【演技前】
実況「ニッポンの16歳、村上佳菜子選手が登場いたします。」
実況「ISU世界フィギュアスケート選手権2011女子シングルショートプログラム、ライブでお送りして
います。」
実況「19番滑走、ニッポンの16歳、村上佳菜子選手です。初出場です。思いっきりやって欲しい
ですね。」
解説「そうですね。ちょっと緊張してますけれども。」
実況「はい。」
解説「思いっきり、元気よく、やって欲しいです。」
実況「昨年の世界ジュニアのチャンピオンです。今シーズン、シニアのグランプリシリーズに上がり
ました。そしてグランプリファイナル、銅メダルを獲っています。」

【演技開始】
実況「ジャンピングジャックです。」
実況「最初にトリプルトゥ・トリプルトゥのコンビネーションを持ってきます。」

【3T+3T】
解説「いいですねぇ。」

【3F】
解説「二つ目のジャンプのトリプルフリップ。決まりました。」

【LSp4】
実況解説なし

【2A】
解説「最後のジャンプのダブルアクセル。おっと、ステッピングアウトです。」

【FSSp4】
実況解説なし

【SlSt3】
実況解説なし

【CCoSp4】
実況解説なし

【演技終了】
実況「初出場、日本の16歳、村上佳菜子選手でした。」
解説「よかったですよ、ホントに。ホッとしました。」
実況「そうですか、彼女もそうなんじゃないですかね。」
解説「そうですよね。」
解説「少しいつもよりは表情は硬かったですよね。」
実況「そうでしたね。」
実況「沢山の応援の方が来てくださってるんですね。」
解説「そうですね、ロシアまで。」

【スローVTR】
解説「最初の3−3ですね。」
実況「はい。」
解説「回転は大丈夫だと思います。」
解説「このダブルアクセルがちょっと、上がりきらなかったですね。」
実況「そうですね。」
解説「でも回転不足にはなってないと思うんですけども。」
実況「はい。」

【キス&クライ】
解説「いつもより少しチーク(頬紅)がオレンジですね。」
実況「そうですねぇ。コスチュームも白になりました。」
実況「彼女は今年になってから、冬季アジア大会に出場して、そこでも優勝しています。」
解説「今、ワッペンを指さしてましたね。」
実況「そうですね。甦れニッポンと書かれています。皆それぞれに強い思いを持って臨んでいる大会
ですよね。」
解説「そうですよね。」
実況「自分達に何が出来るんだろうかということを、随分考えてくれているようですね。」
実況「さぁ、得点が出ます。」
実況「テクニカルエレメンツ28.51、プレゼンテーションスコア26.35、54.86はシーズンベストに
及びません。5〜6ポイント低い数字ですね。」
解説「そうですねぇ。」
実況「ええ。ここまでトップに立ちましたけれども、ちょっと納得のいかない表情をしています。」
解説「何かレベルの取りこぼしか、ジャンプの回転不足か、何かがあるのかも知れないですね。」
実況「そうですね。この得点の出方を見るとそうですね。」
実況「現在トップは日本の村上佳菜子選手です。」

続く

Posted by HIDEchan at 02:00 AM

実況内容を比較してみる

フィギュアスケートの実況と解説について、以前にこちらのエントリで話題に挙げたことがありました。

[参考] 実況と解説(フィギュアスケート)

趣旨としては、実況と解説それぞれ担当がいるのにも拘らず、それぞれの役割分担が正しく行えて
いない、(少なくとも他の競技の実況解説と比較すると違和感を感じてしまう)というものでした。

実際、4月末に開催された今シーズンの世界選手権の放送を観た場合でも、やはり解説者が実況
するといった状況が存在していました。しかし、スポーツ専用の有料チャンネル(J Sports)で視聴した
場合だと、前述の状況があるにも拘わらず、地上波民放と比較して、それほど違和感なく視聴できる
内容になっていました。

では何故、このような違いを感じることになるのでしょうか?
想像する範囲では、それぞれの放送でとるべき方向性やターゲットとする視聴者層の違いがあり、
更に視聴側がそれに合致しているかどうか、といったところが要因としてあるように思えます。

そこで、実際の競技での実況解説を文字として起こしてみて、それを比較することで何か見えてくる
ものがあるのではないかと考えました。実況解説の「内容」という観点での比較ということです。

次のエントリでは実際の競技を例にして、パターンAとパターンBの内容を示してみることにします。

続く

Posted by HIDEchan at 01:00 AM

May 21, 2011

浅田真央 Book for Charity

書籍「浅田真央 さらなる高みへ」の「続編」となる書籍が、収益全額寄付のチャリティブックとして、
書店販売ではなく、受注生産販売の形で販売されることになりました。
収益金額を最大限にするため、期間限定の受注生産販売となっています。
以下のWebサイトから5/31(火)17:00まで、注文受付が行われます。

[参考] 「浅田真央 Book for Charity」販売特設サイト

【追記】
学研の広報ブログに、【特集】浅田真央 さらなる高みへ「メイキング・ブログ」のカテゴリがあり、その
中で今回の書籍の製作状況が公開されています。
ご興味のある方は是非!

[参考] 学研広報ブログ - 【特集】浅田真央 さらなる高みへ「メイキング・ブログ」

Posted by HIDEchan at 11:00 PM | コメント (0)

May 14, 2011

【書籍紹介】フィギュアスケート 美のテクニック

[参考] 新書館 - フィギュアスケート 美のテクニック

監修:樋口豊さん、モデル:太田由希奈さんということで、迷わず購入しました。

樋口豊さん、太田由希奈さんといえば以前はコーチと選手という関係でしたし、何よりも昨年10月に
行われたフィギュアスケートGPシリーズ、NHK杯のエキシビション前の名物コーナーとなっている
「豊の部屋」でも進行役として共演されていたことも記憶に新しいところです。フィギュアスケートに
愛情を持って接していらっしゃることが伝わってくるお二人です。

さて、フィギュアスケートの「美のテクニック」とは、いったい何なのでしょう?

モデルの太田由希奈さんの美しいポージングを眺められるだけでも価値あるものだと思っていたの
ですが、内容自体もジャンプ、スピン、ステップ、スパイラルの各要素の説明や、スケーティング、
エッジワークといった基本スキル、更には5コンポーネンツまでに内容が及んでいて見どころ満載です。
単純に、ポージングを楽しむだけのものではなく、要素構成などを含めてキチンと理解する、そのため
の手助けになる内容となっています。

ジャンプに関しては、アクセル、サルコウ、ループ、トウループ、フリップ、ルッツの6種ジャンプを
分解写真で説明してあり、ジャンプの見分け方の参考になります。

スピンに関しては、アップライト、シット、キャメル、レイバックの、更に各スピンのバリエーションまで
説明してあります。また、スピンの回転については角運動量保存の法則まで持ち出してたりします(笑)。

ステップに関しては、スリーターン、ブラケット、ロッカー、カウンター、ツイズル、バックスリー、ループ、
モホーク、シャッセ、チョクトウ、そしてトウステップ・バリエーションの説明があります。
ステップシーケンスの各ステップ要素をキチンと理解するのに非常に参考になります。この辺りは
TV放送の実況などでもキチンと解説されていることが少ないですからね。

スパイラルに関しては、スパイラル・ヴァリエーションとして、Y字、キャッチフット、アラベスクの説明が
あります。
現在、ルール改定でレベル認定のない「コレオスパイラル」となっている要素のため、ややあっさりめ
の解説になっています。

上記メインエレメンツの内容で本書全体の約半分のページを使用しており、残りはベーシックスキルと
プログラムパフォーマンスの内容と続きます。
中でも、コレオグラフィー/コンポジションでは「リンク全体をくまなく使う」という視点で、浅田真央選手
の2010世界選手権SP→2011四大陸選手権SPについての氷上トレース比較が紹介されています。
リンク全体をどのように使用して演技しているのかが理解できる、非常に興味深い内容となっています。
この内容を見ながら該当演技を再度観なおしてみると、また新たな発見があるかもしれません。

本書では冒頭に、「力と美は共存する」、このテーマを伝えるべく、樋口豊さんと太田由希奈さんの
インタビューが掲載されています。この内容からもフィギュアスケートの新たな魅力や奥の深さなど
が伝わってきます。

フィギュアスケートをより深く楽しみたい方にお勧めの一冊になるかもしれません。
というかオススメです!(笑)

【追記】
本書に収録の太田由希奈さんの演技の一部を新書館のWEBサイトにて動画で公開予定とのことです。
※時期は5月下旬頃からの予定とのことです。

Posted by HIDEchan at 10:00 AM | コメント (1)

April 09, 2011

東日本大震災チャリティー演技会〜復興の街、神戸から〜

イベント情報

久しぶりのフィギュアスケート生鑑賞で、かなりテンション上がり気味でした。
テンション上がり過ぎて、出発してからチケット忘れてることに気付くほど(汗)。
チケットを一旦取りに帰って、気を取り直して行ってまいりました。

イベント事はチケットが一番大事です。きちんと忘れず出かけましょう!(大汗)

開場時間5分程前に現地に到着したけれど、既に行列が凄いことになってました。
そして開場時間を過ぎても、一向に進む気配なし(涙)。

しかし、そこに突然、本田武史さんが傍を通り過ぎ、周りが一時プチ盛り上がり!
いやおうなしに皆のテンションが上がってまいりました(笑)。

そして、ようやく入場。チケットと引き換えにオークション応募用紙をいただき、更に
前に進むとオークション品が展示されており、そこも人で混み混みでした。
出演者のサイン入りジャケットやスケート靴などがあり、特に高橋大輔選手の出品が
色々と見受けられました。
私は太田由希奈さんのJAPANジャージに応募してみました!希望金額+100円を
記入してみましたが(やり方がセコイ笑)、惜しくも(?)入札ならずでした。

一旦座席について待機していたら、どうやら座席を間違えていたらしくて、正しい
座席へと移動することに。移動途中でリンクサイドを見ると太田由希奈さんが
アップを始めていました。アップする姿もお美しい!どうやら一番滑走のようですね。

開演時間を数分過ぎたあたりで、出演者の皆様がリンクに現れ、開場全員で黙とう。
その後、高橋大輔選手から今回の演技会についての趣旨説明のコメントがあり、
ついに開演となりました!

第一部
太田由希奈さん、安原綾菜選手、田村岳斗さん、新田谷凛選手、國分紫苑選手、本田武史さん
第二部
村元小月選手、田中刑事選手、上野沙耶選手、羽生結弦選手、荒川静香さん、高橋大輔選手
フィナーレ

という流れでした。楽しい時は時間が過ぎるのが早いですね。あっと言う間の2時間でした。
皆さんホントにスバラシイ演技で拍手と手拍子で手のひらが痛かったです(笑)。
特に、羽生結弦選手と高橋大輔選手の時の盛り上がり方&スタンディングオベーションが
凄かった!つい2か月前に行われた四大陸選手権の金銀メダリストですものね!流石です。

閉演後は出口前ロビーで出演者お出迎えでの募金活動がありました。出演者一人一人が
募金箱を持って並んでました。こういう形式だとわかってたら、全員の募金箱に入れられる
ようにあらかじめ両替してたのに!(惜)
けど、至近距離で演技者の皆様を拝見することができてとても良かった!(嬉)
演技後でお疲れの中、最後まで本当に有難う御座いました!

【追記】
今回の演技会で募金977万3515円、チャリティーオークション295万4323円、
合計1272万7838円が集まった模様です。
収益金を含め、日本赤十字社を通じ寄付されるとのことです。

Posted by HIDEchan at 11:00 PM | コメント (2)

March 27, 2011

実況と解説

Weblogにフィギュアスケートのカテゴリを新設してみました。
今までカテゴリとして用意していなかったのが不思議なくらいなのですが、個人的にはなかなか扱いが難しいカテゴリだと感じているのも事実です。

さて、フィギュアスケートの放送を視聴していてふと、違和感を感じるのがこの部分。実況と解説についてです。
本来、実況と解説の意味合いは以下の通り。これが基本になるはずです。

実況:現実のありのままの姿。実際の状況。
解説:物事の要点・意味などをわかりやすく説明すること。また、その説明。

しかし、フィギュアスケートの放送ではこの役割分担は意味をなしていない状況です。

例えば、選手が今まさに演技している要素(ジャンプやスピン、ステップなど)を述べる、このことは普通、実況になるはずなのですが、実際は何故か解説者が述べていることが殆どです。(ちなみに、実況は放送局のアナウンサーが、解説は競技経験者が行うことが殆どです。)

酷い例はこんな感じ。(地上波民放でよく見かけます。)

解説者「トリプルサルコウ、トリプルトゥループ。」
実況者「三回転、三回転〜っ!」

なんじゃこりゃ!?(汗)
解説者の発言内容で実況自体が既に過不足なく完結していて、更にそのあとの実況者の内容の意味のないこと。トリプルって言ってるのに、三回転って言い直さなくても、観ている視聴者はわかりますって!それとも、ここまで噛み砕かないと視聴者はわからないだろうとかなんて、本気で思っているのでしょうか?もしそうだとしても、わかりやすく噛み砕くのは実況じゃなくて解説の仕事です。役割がめちゃくちゃすぎる。
正直、解説者が実況するのなら、実況者が無意味な実況しかしないのなら、実況者なんて不要です。素人目に見てもこんなおかしなことが平気で行われているのが不思議でなりません。

更に酷いと実況者が「光り輝く云々〜、氷上にに舞い降りた云々〜!」などと実際の状況とは全く関係のない、まるで幻影でも見ているかのようなことをのたまう有り様!
フィギュアスケートは「音楽との調和」という部分も非常に重要な要素なのに、その部分を完全に邪魔するような放送を平気で行う。これで良しとしている神経を疑います。
なので、副音声で実況解説なしでの視聴が重宝されたりするわけです。

このようなおかしな状況になっている原因の一つとしては、実況者のスキルやレベルの問題(実況する競技自体の理解不足、更には、そもそも実況の意味すら理解していない)ことがあるように思えます。そうなると、解説者が実況まがいに演技要素を伝えなきゃならなくなるのも頷けます。
また、逆の見方として解説者のスキルやレベルの問題もあるのかもしれません。具体的な解説が行えない解説者に対しては、あえて演技要素を伝える役割を与えている、ということもあるのかもしれません。

じゃあどうすればいいのか。実況と解説、本来の役割を行えるスキルレベルになること、というより意識付けから改めないといけないのかもですね。

実況者「(ジャンプ前の滑走段階で)アクセルの姿勢に入りました。」
解説者「(ジャンプが終わって)トリプルアクセル、トリプルトゥループ。アクセルは流れも良かったのですが、セカンドジャンプはツーフットでジャッジの見方では減点対象になるかもしれません。」
実況者「5つめの要素、足換えコンビネーションスピンです。」
解説者「バックエントランスからチェンジエッジ、体制を変えて最後はドーナツスピン。独特な体制のスピンもあり、足換えもスムーズで、レベル4の要件を満たしたスピンです。」

ってな感じの、ちゃんと役割分担できている、ごくごく普通の放送をして欲しいんですけどねぇ。やっぱ、そこまで望むのは難しいのかなぁ・・・。

Posted by HIDEchan at 12:00 AM | コメント (0)