「インターネット検定(.com Master)」の制度改定

◆改定の目的
認定資格レベルを再編し、情報通信分野の初心者から技術者まで幅広い層の方がより受検しやすい内容にリニューアルすることで、クラウド時代に活かせる「ICTスキル認定資格制度」にすること。

▼新インターネット検定(.com Master)に関して、詳しくはこちら

改定内容

■資格レベルを再編され、「ドットコムマスター アドバンス」が新設されます。
今までは初級レベルから上級レベルまで4段階(ベーシック・シングルスター・ダブルスター・トリプルスター)の認定資格で構成されていましたが、個人や企業のICT活用をサポートできる中級・上級レベルの資格として「ドットコムマスター アドバンス」が新設されます。
※得点結果に応じて、中級レベルの「アドバンス シングルスター」と上級レベル「アドバンス ダブルスター」の2つの資格が認定されます。
・中級レベルの「アドバンス シングルスター」は、主に会社員や学生などの中で、適切にICTを利用でき、他者への利用指導もできる人を認定者の対象にしています。
・上級レベルの「アドバンス ダブルスター」は、主に企業の情報システム部門担当者や技術系の学生が対象です。組織やグループでICTを利用する仕組みを作り、管理できる人を認定対象者像としています。なお、「アドバンス シングルスター」、「アドバンス ダブルスター」のレベルは、それぞれ、現状の「ドットコムマスター シングルスター」、「ドットコムマスター ダブルスター」に相当しています。

■現在の初級レベル「ドットコムマスター ベーシック」の内容が一部改訂されて継続されます。 
スマートフォンやタブレットなど、新たなモバイル情報機器や無線LANによる家庭内でのインターネット接続の他、SNSやインターネット社会の安全性・モラルなどについての内容を付加、強化し、中学・高校・大学などでのICT基礎教育や企業においてのICTリテラシー教育にも活用しやすい内容に見直されます。 
検定問題は、スマートデバイスやクラウドサービスなどの最新のICTトレンドをさらに充実させ、ICTのスキルアップに役立つ情報が網羅されます。実施は2013年10月より。

■さらに、受検結果の開示項目を見直し、総合得点ならびに各分野での達成度が追加されます。
受検者は、総合的な達成の度合いや各分野での理解度が確認でき、次のステップへの目標を設定しやすくなります。

2013年10月より全国100カ所以上の会場にてコンピューター形式の検定(CBT:Computer-Based Testing)で開始されます。
   ⇒新「ドットコムマスターアドバンス」の概要
   ⇒検定公式サイト



□リニューアルしたICTスキル認定資格制度「ドットコムマスター」の申し込み概要
1.「新.com Master」申し込み概要
 「ドットコムマスター(.com Master)」は、2013年10月1日より全国100カ所以上のテストセンタにおいて、コンピュータ形式の検定(CBT:Computer-Based Testing)を開始します。
 @受検申し込み受付開始日:2013年9月2日
 A検定名称:「ドットコムマスター アドバンス(.com Master ADVANCE)」
         「ドットコムマスター ベーシック(.com Master BASIC)」
 B受検料金:ドットコムマスター アドバンス 8,400円(消費税込)
         ドットコムマスター ベーシック 4,200円(消費税込)
2.申し込み方法
 ドットコムマスター公式Webサイトから申し込みください。申し込み日から60日先までの受検日を予約することができます。
3.現行の認定資格レベルでの受検について
 2013年9月30日以前の認定資格レベル(ドットコムマスター シングルスター、ドットコムマスター ダブルスター、ドットコムマスター ベーシック)の受検は、2013年9月30日で終了します。申し込み受付は9月18日、会場予約は9月25日締切です。
4.「v6資格認定」について
 ドットコムマスター アドバンスは、IPv6普及・高度化推進協議会および電気通信端末機器審査協会が運用する「v6資格認定」を受けました。これにより、ドットコムマスター アドバンスの取得者は、公的にIPv6関連技術を取得していることを示すことができます。