「販売士」の制度改定

◆3級販売士検定試験制度改定の目的
顧客ニーズの細分化による業種・業態の多様化や、様々な小売業を取り巻く環境の激変など、小売・流通業を取り巻く環境の変化に対応するため、試験制度が改定されました。また併せて、3級のハンドブックに関しても新しく改訂されています。

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改定内容

第70回 3級販売士検定試験(平成24年7月14日施行)から以下のとおり変更されました。

■試験時間の短縮
現行150分を120分(ともに休憩なし)に短縮されました。なお、科目免除の受験者については、1科目当たり24分で計算した試験時間となっています。

■問題数の削減
現行の問題数 250 問(大問 10 問×小問 5 問×5 科目)については、大問を 8 問とすることにより、全体を 200 問に削減されました。

■配点の変更
得点はこれまでどおり1科目につき100点満点ですが、問題数の削減に伴い、配点は小問1問につき2.5点となっています。(合格基準は、これまでどおり平均70点以上で、1科目ごとの得点が50点以上となります。)

■ハンドブックの改訂と改訂のポイント
・2色刷りによる読みやすい紙面構成・図表・イラストの多用
・3級のレベルに相応しくない(難易度が高い)箇所の削除・見直し
・一般的でない法則・理論、特定業界のみに通用する用語・ルール等の修正・索引の作成


「販売士検定」は、小売・流通業界で唯一の公的資格です。激動する流通業界で勝ち抜くための必須資格・検定と言えます