「ビジネス統計スペシャリスト」について、新制度を解説しています。

ビジネス統計スペシャリスト
◆「ビジネス統計スペシャリスト」新設の目的ビジネスにおけるデータの活用がますます重要になっており、一般のビジネスパーソンにも統計の知識や分析スキルが求められるようになっています。また、多くの方が活用しているビジネス用ソフト「Excel」は高度なデータ分析も可能なツールであることから、皆んなが身近に活用できるExcelを使用したデータ分析技能と、分析結果を正確に理解し応用する能力を評価する試験、「ビジネス統計スペシャリスト」(エクセル分析スペシャリスト)が誕生しました。
2015年4月27日より株式会社オデッセイ コミュニケーションズが主催し、ビジネス分野の新しい資格試験「ビジネス統計スペシャリスト」が始まりました。
試験は「エクセル分析スペシャリスト」が実施されます。「エクセル分析スペシャリスト」は、「エクセル」によりデータ分析を実践する実技能力と統計の基礎知識が評価されます。
⇒ 「ビジネス統計スペシャリスト」に関して、詳しくはタックスプランナー資格制度へ
「ビジネス統計スペシャリスト」(エクセル分析スペシャリスト)資格試験の概要
◆エクセル分析スペシャリスト試験
試験時間 | 60分 | |
問題数 | 30問(知識編20問、操作編10問) | |
受験料 | 一般価格:10,584円(9,800円+消費税8%) 割引価格※8,640円(8,000円+消費税8%) ※割引価格はMOS、VBAエキスパート、IC3、コンタクトセンター検定試験のいずれか1科目でも取得している方に適用されます。 |
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受験資格 | 受験資格は特にありません。年齢・国籍を問わず誰でも受験できます。 ただし、試験当日に小学生以下の方は、保護者の同意が必要になります。 |
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試験方式 | コンピューター上で実施するCBT(Computer Based Testing)形式 ※試験会場のコンピューターを使用して実施します。 |
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出題形式 | 択一問題、穴埋め問題 ※統計知識を問う知識問題とエクセルの実技操作を伴う操作問題を解答します。 知識問題は、択一問題を解答します。操作問題は、問題で指示した内容をエクセルで操作し、操作結果の情報をもとに択一問題もしくは数字や文字を入力する穴埋め問題を解答します。 |
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試験結果 | 試験結果は試験終了後にコンピューターのモニターに表示されます。 |
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Excelバージョン | Excel2007、Excel2010、Excel2013のいずれかを使用 | |
出題範囲 | 知識編 | 母集団とサンプリング,データのまとめ方,確率分布と標本分布,検定と推定, 相関と回帰 |
操作編 | 基本統計量,一元配置分散分析,平均値の差の検定(t検定),相関分析, 回帰分析 |
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学習教材 | ビジネス統計 統計基礎とエクセル分析 (ビジネス統計スペシャリスト・エクセル分析スペシャリスト対応) |
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受験方法 | 1.はじめて受験する方は、Odyssey IDを登録します。[Odyssey IDの登録] 2.試験会場を検索して会場に申込む [試験会場を探す] 3.試験当日 [当日の持ち物] |
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合格証 | 合格した方には、受験から約4週間で合格証が郵送されます。 | |
主催 | 株式会社オデッセイ コミュニケーションズ |
◆試験の難易度
統計学をまったく勉強したことがない人にとっては、操作編の問題などは少し難しいかも知れませんが、最初から勉強する気なら、統計の基礎などを勉強してから公式テキストの例題を最初から順に確実に解けるようにすれば、合格点はとれると思います。出題は公式テキスト(問題集)の章末の練習問題の類似問題が多いため、その練習問題を繰り返しやっておくと良いでしょう。
ただ、テキストには問題の解説がついていないので、オデッセイコミュニケーションズのサイトから模範解答の解説をダウンロードしてそれを十分理解しながら読んでおくことが大切です。(テキストに載ってるIDとパスを入れるとダウンロードできます)
※総合評価:難易度は「C」 やや易しい
エクセル操作も行なわねばならないので、統計学の知識だけでは受からない実践的な検定です。 |