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2022年6月18日(土) ZOOMで回遊魚の生態学を学ぶ

今月は徳島大学で公開講座をしておられる中西先生の講義に参加しました。写真はスクリーンの画面を写したので見ずらい部分がありますがご容赦ください。


宝塚市東公民館はWi-Fiが整っています。プロジェクターの貸し出しもあるのでそれを利用して今日は中西先生の徳島大学での公開講座にリアルタイムで参加することになりました。

ZOOMを使う準備のために、ZOOM画面を出して携帯で打合せ。最初、音声が聞こえず焦りましたが、借りているプロジェクターの方から出すとわかり、ZOOMの画面でスピーカーを選んで切り替えると無事聞こえるようになりました。

今日は回遊魚の生態学です。日本で川と海を上り下りする魚には降河回遊魚、遡河回遊魚、両側回遊魚などがあります。

降河回遊魚は海で産卵し川で成長するウナギが代表的。遡河回遊魚は川で産卵し海で成長するサケ、両側回遊魚は川で成長し、秋口に下流に下り産卵、海で成長して、川の水がぬるむころまた川に戻って来るアユがいます。

サケは、北半球の緯度の高い地域に生息していますが最近店頭でチリ産のサケをよく見かけますね。チリにサケはいなかったのですが、移植され最初は稚魚を放流したのですがうまくいかず養殖されるようになって爆発的に増えて来たそうです。

ウナギは、世界の生産量のほとんどを中国・日本・韓国・台湾が消費、ダントツに多いのが中国。ウナギは日本近海の魚と思われていましたが、近年、日本から2000㎞以上離れたマリアナ諸島付近で産卵することが判明。しかしその移動ルートはいまだ謎だそうです。

先生はアユの調査を長年続けておられます。河川の整備で堰やダムなどが設けられて来ましたが、アユがどのくらいの高さの堰なら遡上できるかを調査、魚道の必要性を確認されました。

遡上を助けるための魚道で一番簡単なものは自然石を堰の下流に積み上げて固定した「小わざ魚道」と呼ばれるもので、近くでは住吉川にあるそうです。これで年間1000尾しか上ってこなかったのが、6年後には16000尾のアユが遡上するようになったそうです。

先生は様々なプログラムでアユの調査をされました。アユの住む環境を保つにはどうしたらよいか、河川での産卵場所の確保には、海から稚アユを川に上らせるには、などなど。また一庫ダム・知明湖を海の代わりとして繁殖しているダム湖産アユもいるそうです。川を多様な目的に活用できるようにするためにも環境を整えていきたいですね。

徳島大学での先生の講座は全6回で今回はその2回目でした。公開講座に興味のある方はこちらからどうぞ。

徳島大学 人と地域共創センター

中西先生の講座は「2:自然科学」の分野の中にあります。

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