柳沢運動プログラム
運動遊びが大脳活動の発達を促し、心と体の発達に寄与するという理論に基づいて、栁澤秋孝先生(松本短期大学名誉教授)が開発された、独自の運動プログラムです。
心と体の発達に必要な動きを「楽しみながら自発的に」子ども達が取り組むことを目指して開発されたプログラムです。
子どもの発達段階や精神面を考慮し、無理なく楽しみながら身体を動かすことにより、
「動ける身体」を作るとともに脳を活性化させ「心」の成長を促していくことがこのプログラムの目的です。
「くまさん歩き」や「カンガルー跳び」「クモの巣遊び」といった、ユニークな運動遊びが多数あります。
運動遊びは、子どもの心と身体の成長を促すためにとても良い方法です。生活リズムも整って精神的にも安定するだけでなく、
学力アップにも効果的だということが、科学的にも実証されています。
栁沢弘樹先生の脳科学研究詳細はこちら→こどもプラス
栁澤先生との歩み
■開発者 栁澤秋孝先生プロフィール:日本体育大学で体操競技を専門に取り組み、卒業後は長野県松本市にある松本短期大学にて教鞭をとる(現在は名誉教授)。 子どもの学力低下が注目されるよりも以前から、約40年に渡り幼児期の子どもの運動遊びに関する研究に着手した第一人者。 指導した子どもの数は2万人を超える。また、大脳活動の研究にも着手し、幼児期の運動遊びが脳の前葉前野に好影響をもたらすことを実証している。 理論と実践に裏付けられた「柳沢運動プログラム」は、実践した保育園や小学校で大きな成果をあげ、今多くの自治体で実施されています。
全国的に取り入れられている柳沢運動プログラム。 実は、やよい保育園(現認定こども園)での集積データがもとになっています。 秋孝先生が研究を始められるに当たり、当時依頼を受けたやよい保育園では、先生の研究に必要な園児の生活における歩数の計測や発達などを先生とともにデータ収集にあたりました。そのご縁もあり 当園では、開発者である栁澤秋孝先生、友希先生からの直接指導で、以上児だけでなく未満児も運動プログラムに取り組んでいます。