構成ファイル、ゾーンファイルの作成が済んだら named を起動する。
named の起動でネーム サービスの開始となる。
named の起動と停止は、コマンド ラインに次の入力を行う。
named の起動時に [ NG ] と表示される場合は何らかのエラーがある。
ログを参照して対処し、起動時のレスポンスを [ OK ] にする。
named のログは下記ファイルに記録される。
/var/log/messages
named の起動ができたら、正常性を確認する。
dig または nslookup コマンドを用いて正引き、逆引きの、両方向の確認を行う。
ネーム サーバーには、次のデータが設定されているものとし、
ドメイン名 | project.ed.jp |
ネーム サーバーのホスト名 | dns.project.ed.jp |
ネーム サーバーのアドレス | 10.2.3.234 |
その時のコマンドとレスポンスの様子を示す。
概ね次のような応答があれば良好。
- dig コマンドによる確認
[ 正引き確認 ]
[ 逆引き確認 ]
- nslookup コマンドによる確認
[ nslookup コマンド投入後、正引き・逆引き確認 ]
正常性が確認できたら、サーバー起動時に named も起動するよう登録を行う。
- 現状の確認
- 起動ラン レベルの登録 (例として 3, 4, 5 に登録)
- 登録状況確認