JGFA CAT
HAWG-CHASERS
Ryo report
8lb.クラス:20.50kg
アカメ日本記録
2003.08.11

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プロフィール 猪原 亮・高知県在住。スミスフィールドモニター、チーム・CATホッグチェイサーズ(海猫)、ショア馬鹿いけいけ2号団所属。海でスズキ、イカ、青物、フカセ釣りを展開中。 ☆日本記録/
ツムブリ 4kg (8Lb) 2.00kg  70cm 2003.07.29/ヒレナガカンパチ  4kg (8Lb)  1.30kg  51cm 2003.05.24/アカメ 4kg (8Lb) 20.50kg 112cm 2003.08.11  SMTH Field Report 提供
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2015.05.18
DDパニッシュ・ラッシュ


 DDパニッシュでラッシュが始まりました!とは言っても、1週間に1本ずつくらいのペースですが・・・スズキもサツキも同じエリアで釣れてます。

 今年2本目のサツキ?。これは広い瀬から淵への落ち込みにかけて、DDパニッシュ65をクロスで引いてターンし始めたところからトゥイッチしてきたとき、ガツーン!!と当たりました。32pの魚。
 ただこの魚は背中が褐色で、後輩の釣友が言うには、成魚放流された魚がスモルト化したもので、正確に言うとサツキではないのでは、とのことでした。

 うん、確かに顔がちょっといびつだし、背中が青くないんですよね。最下流の大渕でナブラを立てて子ボラを追っかけているサツキの中に、背中が褐色の奴が混じってるな、とは思ってたんですが、なるほど、そんな奴もいるんだな〜。

 この後同じパターンで、またガツーン!と来たので、人生初!1日2本目のサツキか?!と思ったら・・・水面でグリングリングリン・・・イダでした。

 イダっちも水温あがってきて、高活性になってきました。もうすぐ産卵期だもんね?いっぱい食べなきゃ。
 そのあとは反応無くなったので、ヘブンで淵尻から瀬肩の底を流していると・・・コーン!と軽いアタリ。合わせた瞬間、パシャパシャ!と鰓洗い。35pくらいのセイゴでした。ちっちぇ! 


でも、一つの釣り場でサツキ?にウグイに、セイゴまで釣れる。あ、もちろんニゴイも居ますけどね。なにかと飽きません。
 3本目のサツキは、その一週間後でした。一本目のサツキを釣った、一本絞りの瀬の落ち込みでした。これはもう完全にダウンクロスです。川の水が減ってきて、細い流れの中で魚にルアーをアピールするには、ダウンじゃないと流れの中にルアーをとどめていられないので。しかも水が減っているので、狭い川幅で魚にプレッシャーを与えないように釣るには、ダウンかなと。
 DDパニッシュで、流心をトゥイッチしながら巻き上げても食わなかったので、竿を90度立てトゥイッチし、ターンしたところから竿を寝かせながら竿一本分流し込みながらトゥイッチしていると、スコーン!と食いあげるようにバイト!掛かった瞬間からギラギラ横走りが見えたので、こいつはサツキと一発で分かりました。30pジャストくらいのサツキ。
 こいつは小さいですが、青かった。顔の精悍さもちょっと違いますね。この顔が堪らんです!

 この後は恒例のニゴイっち。よう引きました。ちょっとがっかりしました。
 そして更にまた1週間後・・・4本目にして、ようやく納得サイズが出ました!!太い!かっこいい!!


 サイズは34p!?・・あれ?意外とないな。姿を見た瞬間、幅広でパッチンパッチンだったので、37、38pはあるかと思ったんですが・・・でもいい魚です!今季一番!
 この日はさらに川の水位も減って、今まで立ち込んでも届かなかったポイントに入れました。流木や竹が川に落ちている際で、全身飛び出しながら何かを捕食していたサツキを確認し、クロスでその流木の際へ投げ込んでいたのですが、全く反応なし。その間もボイルはあるんですよ?魚は居るけど、クロスじゃほとんど魚に食わせる間を演出できてないんだと思いました。
 そこで、その上流側に馬の背ができていたので、腰上まで立ち込んで、馬の瀬まで移動し、流木の真上流から完全なダウンでキャスト。流木の際へ投げ込み、徐々に流芯へ流し込みながらトゥイッチしているとコーン!とバイト!・・しかし、痛恨!針掛かりせず。

しまった〜もう一回来て!と思い、もう一度その流木の際の、今度は少し下流側にキャスト。またトゥイッチしながら流芯に近づくと、ゴン!と重いアタリ!今度はがっちりフッキングしました。これはもう、サツキのストライクゾーンに、いかに長くルアーをとどめられたかの違いが出た結果でした。



 寄せてくるとき、透明な水の中を真っ青な背中のサツキが泳いでくる姿は何とも言えないくらい美しかったです。
 なんとなーくですが、今年はダウンクロス気味の釣りでよく釣ってる気がしてます。今までの釣果でも、今年の結果を合わせると、ダウンクロスが少し多くなります。ダウンが一番魚にルアーを見せれて、効果的なのかな?まあ、まだはっきりは分かりませんが、これからも検証を重ねていきたいと思います。


 4本目のサツキを釣った後、この日も出ました。サツキを釣ったポイントの下流側の開きをクロスで投げ込み、1トゥイッチ目で、ゴンッ!!鰓洗いしながら、そのまま真っ直ぐこちらに泳いできて、すんなりランディングできたのは、今年一番のスズキ60pでした。
 これですね。サツキを釣りながら、スズキを釣る。スズキを釣りながら、サツキを釣る。この時期の典型的なパターンで、良い魚が釣れてます。満足です。


● 使用タックル
ロッド : 8フィートライトアクションのトラウトロッド
リール : 2500番台
ライン : PE0.6号
リーダー : フロロ2号
ルアー : DDパニッシュ65(レーザーワカサギ、ヒメマス)、ヘブン5g
2015.05
2015春シーズン


 またまた久しぶりの投稿です。

 昨年も結局、春にサツキとショアジギのレポを一つずつ書いただけ・・・今年はもうちょっとしっかり書かねば、と・・・毎年言っているのですが、仕事に追われてどうも有言実行ならず、が続いています。こ、今年こそは・・・頑張ります。

 去年は5月以降、川に入ってきたスズキをぽつぽつ釣りながら楽しんでいました。


 しかし、水温上昇とともにニゴイ活性が半端なく、何をやってもニゴイ、ニゴイ、ニゴイ・・・しかもビッグな奴ばかり。70近いやつが下流部とはいえ、太い流れの中で掛かると下手したらスズキより引くかも(笑)。しかもレインボー並みのジャンプをする奴もいたりして、なかなか楽しいです。ただちょっとがっかりするんですけどね。
 さあ、今年も4月を迎え、産卵を終えたスズキも少しずつ稚アユやコボラを追っかけて川の中に入ってくるでしょう。

 去年はゴールデンウィーク明けには下流の大淵でヒラセイゴ祭りもあったので、今年も期待したいところです。


 3月にはアマゴの解禁とともにここ2〜3年毎年恒例のサツキマスもターゲットに入れつつ、ちょこちょこ釣行を重ねてきました。
いつもの大淵で魚を見ていると、今年もサツキマスを確認できました。また今年はアユが凄い。しかも結構デカいサイズで遡上していて、良いベイトになるのではと期待していました。

 しかし・・・予想に反して釣れません。周りでは「ぽつぽつ釣れはじめたよ」と話は聞くのですが、なぜか僕には釣れません。こんな時は自分の釣り方に疑心暗鬼になってしまいます。いや、確かに「絶対」というパターンにまでこぎつけられてないので、何か間違っていたのかもしれませんが・・・

 とにかく、いろいろ試してみなければ。
 アップクロス、ただのクロス、ダウンクロス、ドリフトが良いのか、リーリングが良いのか、トゥイッチがいいのかジャークが良いのか・・・逆にいろいろ試しすぎて確率が悪くなっていたりして。

 でも自分では、この全部のパターンで今まで釣ったことがあるので、なかなか絞れないというのもあります。もちろんどんなスポットでもすべてが通用するわけではなくて、場所によりけりだとは思うんですけどね。

 とりあえず、今年の一発目は一本絞りの瀬から淵への落ち込みでした。そこで本流と反転流の際を、DDパニッシュでそれはもう鬼のごとくバッシ!バッシ!ジャークしてたら来ました(釣れないからヤケになってジャークしていたわけではありません)! 
本流と反転流の壁の中であまりミノーの位置が動きすぎないように・・・リールもあまりまかずに流れの中でただ激しくジャークし、平打ちさせていると、「ギラッ!」とヒット!ちっちぇ!!

 25〜26pのかわいいサツキマスでした。DDパニッシュ良いですね〜。これまでのサツキマスのヒットルアーはほとんどこれです。使う頻度が高いからこればっかりで釣れてるのかもしれませんが、ちょうどこの時も、フックを外す時にサツキマスが吐き出した胃内容物が稚アユで、サイズも6〜7pでジャストなんですよね。これからもだいぶお世話になると思います。


 さてさてスズキ釣りなのかサツキ釣りなのかよう分からなくなりましたが、この時期は釣り場が被るので両方有りってことでお願いします。今年はもう少し粘って、スズキにしろサツキにしろ、もうちょいグッドな魚を釣ってみたいと思います。
●使用タックル

ロッド : 8フィートライトアクショントラウトロッド
リール : 2500番台
ライン : PE0.6号
ルアー : DDパニッシュ
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