2008
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アカメ・ジャパンレコードへの道 3  10月の磯・釣果  高知・初冬のトロピカルチックゲーム  アカメ・ジャパンレコードへの道 2  アカメ・ジャパンレコードへの道 1 シイラとブリ
2008.12.15

アカメ・ジャパンレコードへの道 4

 久々の一匹を釣り上げて、嬉しさの余韻に浸っている暇はありません。アカメは基本的には大小あれど群れでいる魚なんで、連日もしくは近日中に次の群れなり、魚なりが入ってくる可能性は高いのです。

 ほんじゃま、たたみ掛けろってことで次の日も釣行しました。
この日のタックル:自宅撮影ですみません!

 この日はいつも行くエリアの雰囲気もさらによくなっており、魚の気配はムンムンでした。地元の知り合いの方も来られており、「今日は絶対ええで」とおっしゃっていたので時間を合わせて、その方と二人でエリアに入りました。アカメタイムまではまだ少し時間があるので、激シャローのスズキポイントでスズキを狙うと、直ぐにヒット!!

 水深が膝ほどもない馬の背のような場所でドリフト気味のシャロープラグ(他社さんのプラグですが・・・)にガバッ!と出ました。まあまあの型ではありますが、青物をも屈服させるサーフッェサーの相手ではありません。全く抵抗する隙さえ与えず、ランディング。75cm位かな。
 さてそろそろ時間なので、昨晩アカメを釣ったエリアへ移動。地元の方と振り始めました。程なくすると、潮下から「バコン!バコーン!!」っと爆発的吸引の重低音が響いてきました。地元のNkさんが「おおーい!入ってきたぞ〜!!」、僕が「デカそうですね〜!」と言うと、「多分20kg以上はあるぞ、こいつらは!」。さすがに緊張して膝がカクカクしてきました。

 20kgオーバーを掛けるチャンスだ・・・ただちょっと気になるのはアカメが定点捕食に移るまでにもどんどん捕食しながら、潮下から上がってきている事。よく見ると、ベイトの動きに合わせてずっと捕食しながら動いているのです(水面上から伺えるだけの事ですが・・)。
 なにぶん捕食の様子が見えてなければ、無心にルアーを狙った場所へ通せるとは思うのですが、月夜に照らされた水面が所々で直径30〜50cmほど、凄まじい水中バキュームで陥没している様を見せつけられると、どうしてもその度そちらに心が動いてしまいキャストもブレれば、キャストしてしまう場所も分散するので、アカメの鼻面を通って、ルアーを餌だと認知してくれる確率が下がります。しかし・・・分かっちゃいるけど止められない、とはこのことです。まだまだ心が弱い・・いや、そんな状態でも食わせられる技術がないだけか・・・修行が足りませんね。

 そんなこんなしていると、一際大きなボイルの起こる場所を攻めていたNkさんにヒット!デカイ!!ゴツめのタックルでドラグは緩めのセッティングながら、その抵抗から沖で水しぶきが上がります。「25kgくらいあるかも!いや・・・でも退く(針が外れる)かもしれん!!」と、その瞬間、Nkさんの竿から張力が消えました。
 残念!針はずれ。18cmミノーに付けられたゴン太フックが伸びています・・・スゲー力だ・・・アカメはこれがあるから、なかなか難しいのです。口の中や鰓下の柔らかい部分に針が掛かれば、そうそう伸ばされたり針外れすることはないのですが、口の周りに針が掛かったときは、針の太さ、タックルの強さに関わらず針を伸ばされます(相手がデカければです)。

 僕は個人的に一度アカメの全身骨格標本を作製したことがあるのですが、他の魚の頭部の大きさとその相対的な筋肉量と比べると、アカメの頭部の付け根から口部上端へ延びる筋肉や頬っぺたの筋肉量がものすごく多いことを知りました。これらは口をあけるときに上顎を引き上げる筋肉と、口を閉じるときに下顎を引き上げる筋肉です。
 口の先端から鰓までの大きさや容積、筋肉量に対する、小さめの口。これを開閉する時に、猛烈な口腔内の内圧が発生し、あの凄まじい吸引が起こっているのではないのかと、僕は思っています。そしてのその強烈なパワーに負けない強靭な顎の骨格。

 これらを強烈なヘッドシェイクと一緒に駆使すれば、奴らがただ口をパクパクしただけで、口の上下に引っかかった針は簡単にブチ伸びるし、強烈な吸引をした瞬間、タイミングよくトリプルフックが口骨に挟まれたらば、ペッチャンコになるのも分かる気がします(どうやったらこんなにグニョグニョになるの?と思えるほどです)。

 その後、ボイルはあるものの、なかなかルアーを食ってくれない時間がダラダラとすぎ、一旦ボイルがやみました。「もう帰りますか?」と話をしていると、また潮下のほうでボイルが始まりました。今晩のラストチャンスです!
潮下に下り、今度は完全にボイル狙いです。ボイルした奴を狙うのではなくて、そいつに追従してる取り巻き野郎どもを狙うつもりです。

 まあ、正確でハッキリしたことはわかりませんが、続けて2回のボイルが起こることが多く、時間を置かずに連続でボイルする時は、たぶん一匹目がバイトし損なった、もしくはそれで怯んだベイトを2匹目が食うという感じで、時間差があるときはもしかすると、単独で食い損ねたベイトにもう一度アタックしているのかもしれません。

 どちらにしろ、素早く、そして正確なキャストが求められます。2mズレたら食いません。この日はいい具合に月夜だったので、アキュラシーに関しては何とかクリアできます。あとはタイミング。
目の前をボイルする群れが通過していきます。運がいい事に、僕の立ち位置から約10mのところで定位捕食する奴(奴ら?)が現れました。他は全部数十m以上先でした。ルアーはアカメのボイルによって水面で瀕死、もしくはビビッてどうしようもなくなってるベイトを演出するためにシャローミノーを選択しました。

 ボイルを待って・・・一回目失敗・・2回目失敗(ヘタッピ!!)・・・・・7回目、ボイルの波紋のど真ん中にルアーが着水したと同時に「バコーン!!」と吸引バイト!

 「キター!!」ドラグが滑ると同時に、ジャンプ!!これまた大してデカくないけどアカメ!!ボイルもそんなにデカくなかったんで、まあ納得です。

 15mくらいドラグが出てから、奴が少し止まったのですぐ反撃!ドラグをゴリっと締めて寄せる!奴が走るときは竿を前に倒してラインを出し、止まれば直ぐに竿を立ててポンピング。ドラグを締め気味のファイト時は、この竿の上下だけでもラインの出方をコントロール出来ます。

竿を真っ直ぐにすれば、ガイドを擦る抵抗が減るのでラインが出やすいですし、止めて反撃したいときは竿を立てれば摩擦でドラグが滑らなくなります。小さい相手に短時間で勝負をつけるときには有効です。
 またデカイ相手が近くでジャンプしたとき、竿を魚に対して一直線にすることで、その着水の衝撃によるラインブレイクにも対処できます。よく、ターポンのフライフィッシングでやってますよね?あれです。

 数分の楽しいやり取りで、観念したのはこの前よりもちょっと大きくなった88cm。今回はNkさんの協力により、無事ランディング。

 今回のはちょっとスリムですが、スリムなりにスマートさがカッチョいいアカメさんでした。今回の魚はボイル撃ちという、コンスタントに釣るにはあまり参考にならない釣り方で釣れてしまったので、前回の釣りを検証できるものではありませんが、初めての体験だったので良しとしましょう。

 サイズも徐々に上がってきているので、ゆっくりサイズアップしたいものです。


●使用タックル
ロッド : サーフェッサー98
リール : ツインパワー5000PG
ライン : シールズワン12lb,シーガー8号+12号
ルアー : 他社製シャローミノ
2008.12.01

アカメ・ジャパンレコードへの道 3

前回の雨から一週間、いつも行くエリアにはベイトがずっと留まっており、とうとうアカメの気配が漂ってきました。釣り場に着き、同じ時間になると、同じ数箇所のスポットで「ガボンッ!!」「カボンッ!ズボーンッ!!」と同時多発的にボイルが起こり始めます。

 「いる、いる、いるど〜・・・」と意気込んだものの、それから一週間の間3回釣行するも、全く食わせることができず・・・魚が居るのに食わせられない、これはもう技術的に自分が今はどうしても越えられない壁・・・魚はどうやら時間になるとスポットへ
侵入し、ほぼ定位して頭上を通過するボラかなんか知らんベイトを捕食している模様。

 この数回の釣行でこの定位捕食にはいると手がつけられなくなっていたので、次は定位に入る前、スポットへ入ってきた瞬間の出会い頭一発目に食わせるというプランで狙ってみることにしました。

 幸いこの潮回りは月夜だったので、ボイルが起こっている場所はしっかり確認済み。この日は自分から一番近い場所(距離にして15m弱)で毎度ボイルが起こっていたスポットを狙って、ルアーを投げることにしました。恐らく、その狙いでアカメが食ってくる時合いは短いはずなので、短時間勝負になると思いました。

 いつも行く時間より30分早くエリアに入り、タックルセット。
 潮位は低いかったのですが、スポットに侵入するアカメの目の前を通すために、少し潜るサラナ125Fのイナッコ・カラーをセレクト。この日のタックルおよびルアーたち 。
 いつもボイルするスポットにキャスト開始。ここからこの角度で投げたら、この潮流の速さなら、あの辺りでターンする、という自分なりに流しやすい足場からキャストを繰り返します。

 何故そこでボイルするかというと、やはりそこに地形変化があるからです。そこにはマウンドがあり、魚はその沖側のブレイクにそおーっと侵入し、じっと身を潜めて獲物を狙うはず・・・

ボイルがないから本当に今日も魚は来るのかと不安にはなりますが、「ボイルが始まる時間前を狙っているんだから、そりゃ当たり前ですわな!」とか一人で考えながら、心の平穏を保ちつつ、キャストを続けました。
 15分ほどキャストを続けたとき、そのスポット周辺でベイトが一瞬ざわつきながら、潮を遡上し始めました・・・「くるか?!」と思いキャストした3投目、サラナがスポットを通過した後、「コンッ!」というアタリの直後に「ドバーン!!」と水しぶきが上がりました!

奴は恐らくスポットを通過したサラナを追尾し追いきれるギリギリの浅瀬でバイトした模様!!すかさず4発小刻みに鋭くアワセをかますと、一気に10m程ラインが引きずり出され、その先で全身躍り出るほどのジャンプ!!月光に照らされたその姿はまさしくアカメ!そんなにデカくはなさそうですが、アカメです!!


 直ぐに反撃に移ります。このサイズであれば今のタックルだったら20mも出されずに勝負を着けられる自信がありますが、さすがにファーストランだけでは終わらせて
くれません。5mまで一気に寄せるとそこからまた10m程引きずり出され、また寄せると5m程引きずり出され、また寄せる・・・2分ほどの攻防後、奴は足元で観念しました。

ちょっと足場が高くハンドランディングが出来なさそうなので、50m程離れた低場へ、誘導しなければなりません・・っと、ここでハプニング!!

 15m程ラインを出してアカメを引っ張っていると、いきなり動かなくなりました。「えええっ!!うっそー!!何かにひっかかったんか?!」よく目を凝らすと、モヤモヤとアカメが尾鰭で水を掻いてるそばに、木の枝のようなものが・・・「うっそ〜!!やめてくれ〜!!!」幸い引っかかっているのはファイティングリーダ部なので、そうそうは切れないと思いましたが、早急に外さないとフックが外れるかもと思い、飛び込み入水。。

 飛び込んだ衝撃で、ウェーダー内に水が入らないか心配でしたが、何とかセーフ。。木の枝を引っこ抜き、その場でハンドランディング。近くにはいい干潟がないので、とりあえず、陸揚げ写真撮影。。

 堤防に水をかけて、メジャーを置いて、準備万端!さささのさっ!!っと写真を撮って蘇生に入ります。

 83cm。サラナ新色インプレッションの時の奴よりは少しデカくなりました。「おめえはいつ見てもかっこええな〜。」としみじみ独り言を言いながら蘇生をしていると、「ガツッ!」と僕の手を噛んで奴は海へ帰っていきました。

 久しぶりに見る、まあまあサイズのアカメ。サイズは小さくても思ったとおりに釣れてくれたアカメ。今回食ったのがたまたま小さかっただけで、このパターンを貫けばいずれレコードサイズにも巡り会えるかもしれないと、僕にちょっとだけ自信をつけさせてくれたアカメでした。

●使用タックル
ロッド : サーフェッサー98
リール : ツインパワー5000PG
ライン : シールズワン12lb,シーガー8号+12号
ルアー : サラナ125F・イナッコ
2008.11.21

10月の磯・釣果

 今月、磯に降りれたのはこの一日だけでした。そんなときに限って、サメがウジャウジャ・・・・

10月中旬

 この日は朝一で後輩のO君と狙いの磯へ降りた。黒潮の予測接岸距離は20マイル。海流推測図からもいい具合に分流が差し込んでるかな?と思っていたら、期待とは裏腹に逆潮・・・8時まで振るも、全く生命反応がないので逆潮の時のエリアへ速攻移動。
 そこには先発隊のフカセ組が先にポイントへ入っており、状況を聞くとダツばかりらしい。まあ、モンズマでも居るんじゃないかと思っていると、フカセ組の前に巨大な波紋!

 「オウ!なんか居るじゃん!!」というと、フカセ組が「見ててください。」と言い、直ぐに1m程のダツを掛けると・・・なんとその周りにぜーんぶが2,3mクラスの10匹近いサメがワラワラと寄って来て、「ドカーン!!」とダツを喰らった・・・今日は終わったな。。

 今日のタックルはポイントの根が荒いことも考えて、強引なやり取りとレングスを生かした竿操作のために、旧ブローショットの11fを持参していた。サーフェッサーだったら小さいカツオやネイリでも強引にぶち抜くことは出来ないが、これならまだマシだろう。
とりあえず、サラナ125Fを投げてみる・・・手前10m程のところに来たとき、突然足元から2mクラスのサメが沸いてサラナをパックンチョ!!「ギュイイーン!!バッチーン!!」・・・もうドラグを緩めるも何もない。凄まじい重力加速度でミノーを咥えて走るサメには、緩めのドラグでも成す術もなく高切れさせられた・・・

 今日の奴らの活性はすこぶる高い。フカセに食いつくダツを片っ端から狂乱索餌のように数匹で奪い合い、かと思ったら数十m沖で明らかに3mオーバーのビア樽の様なゴン太ボディがドリルド・ジャンプをして水面を炸裂させる。それが延々と続く。ここは南アフリカのケープタウンか?と見まごうばかりの情景である。

 こんな海には潜りたくないもんだ。一瞬で肉塊化するだろう。
 たまに釣りあがるダツを餌に、シャークファイトをしてみるが、12lbラインのシーバスロッドじゃあ全く相手にならん相手ばかりだし、掛けても掛けても、後から後からワラワラ沸いてくる。も、だーめ。。。

 数時間待って、ちょっとサメが落ち着いたかなと思い、メタルフォーカスを足元に落とした1シャクリ目にガツン!となにやらバイト!竿先を叩くので、「スマか?!」と思いあげてくると、やはりスマ!「やった!」と思ったのも束の間、巨大な影が後ろを追尾している・・・

 「やばいー!!」と一気に巻き上げぶち抜いたが、抜き揚げる寸前サメの鼻面がちょっと魚体に当たった様に見えたと思ったら、片側半分がザックザクの血みどろ・・・画像ではお届けしづらい絵面だったので、写真無し!!

 でも、こんな調子でも食ってくるので、魚の活性も高いのは確かだ。30分休ませてはシャクって魚が掛かってはサメに獲られというのを、後輩のO君と繰り返してようやく獲れたのは、このナンヨウカイワリ45cmだけ・・・

 魚は居るのに、サメの活性高すぎるからどうしようもない・・・せっかくの一日がぁ〜・・・はあぁ〜、もうちょい水温下がってリベンジせねば。。(ちゃんちゃん)

●使用タックル
ロッド : 旧ブローショット11f
リール : ツインパワー5000PG
ライン : シールズワン12lb,シーガー8号+12号
ルアー : サラナ125F,メタルフォーカス1oz
2008.11

高知・初冬のトロピカルチックゲーム

 11月。冬将軍が日本全国を駆け巡って、一気に冬の雰囲気が醸し出されてきました。高知でも最低気温は0度になる日も・・・サブッ!!
 初めて高知にきたとき、ヤシの木を背景に雪の降りしきる景色は衝撃的でした。「ここはどこなんだ?!ヤシはあるけど、雪って何??どこが南国高知やねーん!!」と一人ツッコミしたことを覚えてます(笑)。。

 そんな中、長短時間ですがホームグラウンドの磯で冬の気配を感じ取ることができましたので、御報告します。
夕暮れの磯 11月末

 後輩のO君の仕事の手伝いがてら、夕マヅメ狙いで下礁。黒潮は予測で25マイル。昼間は全く流れていなかったが、夕方から流れの軸が少しズレたのか狙いの磯は激流の様相。運がいい!いい釣りが出来そうな予感がした。

 この時期、HGの磯では時期に多少のずれはあるものの毎年デカエバ・ゲームを楽しめる。冬になり、周りの海域では水温が低下する中、高知県西部では黒潮の影響で水温がある程度高めだからか、まあまあのエバがよく釣れる(九州ほどデカイのはあんまり釣れませんが・・・)。

 もちろん宮崎や鹿児島の河口やその他の海域では昔からデカエバはよく釣られてきたし、高知県西部のパターンも僕の知る所では10年以上前から知られていることだ。
 定置網には既に、70近いロウニンエバや90オーバーのカガミ、40前後のギンガメエバが入り始めているようなので、今回の釣行でいい結果が得られれば今年の冬もエバゲームが楽しめるかもしれない。

O君とヒラ  磯は激流の潮波によってサラシがまいている。周りがペタペタのベタ凪でもこのスポットはヒラが狙える唯一のポイントだ。ここはシーバス狂いのO君にやってもらうしかない。

 直ぐにタックルセットして、キャスト。一投目・・・反応なし。居ないか?二投目・・・バイト!!やっぱりいた!しかしO君も上手い具合にルアーを通すもんだ。見てて、絶対出そうというコースをいやらしく引いてくる。掛かったサイズもなかなかで、無難なファイトの末ランディングしたのは75cmのプリプリヒラ!!

 いいなあ〜もういっとき僕はヒラを釣ってない。まあ、あまり情熱のない奴には釣れんのである。さあ、自分もさっさとタックルセット。はよせんと日が暮れる。

 今回は根が荒いエリアなので、ラインはいつもながらの12lbなのだが、竿はちょっと強め、前回サメとファイトした旧ブローショットの11fである。
 ルアーはトップのポッパー、ペンシル、サラナ110,125,147MAX、メタルフォーカス、自作ジグといった感じで上から下までくまなく探る所存(時間あるんかーいぃ!!)。

 最初にポッパーを投げてポッピングすると、いきなり海面が割れる!結構潜るがそんなにデカくはなさそう。

ブローショットのバットパワーで一気に浮かす!相手は60前後のツムブリのようだ。ぶち抜こうと、足場を確認しているとフックアウト・・口がちっちゃいから仕方ない!次じゃー!!と投げるが反応なし。ペンシル、ミノーとフォローを入れるが魚群はどこか行ってしまったようだ。
ではではと、ジグで広範囲に探る。激流の流芯からその際、反転流の中とくまなく水深や距離を探っていると、20mくらい先にある反転流から出来た潮目付近の表層ジャークにギラン!とカウンターバイト!!寄せてくると一気に足元に突っ込む!レングスを生かして磯際をかわし一気に浮かすと相手はカスミアジの45オーバー!綺麗だーーー!!!

 なんて綺麗な魚だろう・・・寒風吹きすさぶ磯の上が一気にトロピカルになったようだ(クサッ!)しかもこの魚はヒラアジ類の中ではダントツに美味い。刺身が楽しみだ、フフフフ・・・

 O君も「俺も釣りたいっすー!」とヒラ狙いからすっ飛んでくる。二人でジグを投げる。しかしその後は全くあたらない。また魚群を待つしかない。

O君とアオチビキ
 10分程して日の入り寸前、沖でナブラが発生。恐らくエバナブラ。ジグをフルキャストして何とか届く距離。ナブラを直撃して2,3回スロージャークするが反応無し。

 直ぐに表層を少しゆっくり目にリトリーブするとヒット!一気に寄せると相手はギンガメエバのようだ。抜きあげる時にまたフックアウト・・・まあいい、次だ次!

 するとすぐにO君にヒット!上げるとギンガメエバの45オーバー。いい感じだ!すると、ナブラが一気に足元周辺までやって来た!「釣れ釣れー!!」と一気にテンションが上がるが、全く当たらないっ!10cm前後の大量のキビナゴの中で、同じくらいのサイズで水面直下をあまりアピールできないジグでは効率が悪いのが原因だろうと、ミノーに変更。サラサラナ110Fのサヨリカラー。このカラーは僕的にはキビナゴライクな感じがしてとても好き。O君も9cmミノーに変えてキャスト。

 ナブラのピークは終わったが、小さなワンドに追い詰められたキビナゴの群れがワンドから出て行くところを水面付近で拾っている奴らがまだ沢山いるようである。そのあたりへサラナをキャストし、水面付近をスローにただ引きし、たまにストップアンドトゥイッチ。これが当たったようで直ぐにダブルヒット!50cm近いギンガメエバだ!魚を揚げて次のキャスト!ただただ時間がない。魚を外したらとりあえずタイドプールへ入れて写真撮影は後からだ!今は釣れー!!とばかりにワンキャスト・ワンヒット!

ツムブリとカスミ
 と、ここで僕にはなぜか巨ダツが掛かり、ぶち抜き寸前でなんとリーダーカット!!「なあに〜!!しかも大事なサヨリカラーが〜(泣)!!」。しまった・・やはりファイティングリーダをかましとくべきだった・・・直ぐにリーダーを組みなおし、今回は12号を先糸に40cmほど接合。ロスタイムは3分ほど。まだ魚は居る!

 その間にもO君が50cmほどのアオチビキをゲット!

 僕も直ぐに今度は110Fのイワシレッドベリーをつけてキャスト!直ぐにヒット!!O君にもヒットでまたダブルヒット!!結構なトルクとスピードで泳ぎまくるが、今はとりあえず手返し優先とばかりに強引ファイト。浮いてきたのは70弱のツムブリでO君の相手も同じようだ!ブローショットのバットを信じて一気に抜き上げる!

O君とツムブリ
 直ぐに針を外して打ち返す!着水ドッカンバイト!!結構引く!!「こいつはロウニンか?!」と思ったが、残念、ギンガメエバの51cm。

 これはもう半ば漁だ。この二ヶ月パッとしない釣果だったため、この滅多にないチャンスにここぞとばかりに二人で次から次へとギンガメを抜き揚げる。タイドプールはギンガメ、アオチビキ、カスミアジ、ツムブリとトロピカル溜まりと化している。

 さすがに日没で周りが暗くなってきたので、帰りのことを考えて僕は納竿。すると最後の一投でO君に何やらバイト!!ほとんど真っ暗な中、抜き揚げたのは鮮烈なブルーに光る51cmのビューティー・カスミ!!今回の爆釣を締めくくる一匹。

ギンガメエバ
 今回は日没後約20分ほどの爆釣時合いでナブラの激しさや、時間的な制約で焦ってアプローチが早くなってしまいがちな状況であるかもしれないが、そんな中でも落ち着いてゆっくりアプローチすることで、弱い光量と大量のベイトのなかでもしっかり魚にルアーをアピール出来きるということを再確認できた。

 また今回は魚もかなりハイテンション状態にあったことからも、カラーに関する優位性はあまり見られず、マッチ・ザ・ベイトでそのシルエットをしっかり見せるということが肝であったと思う。

ただやはり、魚が少ないまたはローテンションの時、相手(魚)が見つけやすいもしくは、目立つといった要素を膨らませるのはカラーにあるかもしれないので、これからはその点に関しても少し目を向けてみようかなとも思えた釣行であった。

O君とカスミ
●使用タックル
ロッド : ブローショット・ロッキーショア11F
リール : ツインパワー5000PG
ライン : シールズワン12lb,シーガー8号+12号
ルアー : トップ(ペンシル,ポッパー)、サラナ110,125,147MAX、
メタルフォーカス1OZ、自作ジグ45
2008.11.10

アカメ・ジャパンレコードへの道 2

前回から三週間、ポツポツと釣りに行くもアカメどころかスズキの気配さえありません。これはいよいよスポットの選定ミスか?・・・
 そんな時、少しまとまった雨が降りました。これが少しでも状況の変化を生んでくれればいいのですが・・・まあ、スズキは確実に釣れるでしょう。

 最近は地元の方から頂いた情報を下に、干潮前後の2時間、もしくは1時間に時間を絞って釣行していました。高知に住んでいても、なかなか毎日はそんなに時間が作れないものですから・・・ 
しかし、やっぱり干潮というのはベイトやプレデターたちが(い集)するからか、結構いろいろな場所で干潮回りの時間帯が時合いとなることが多い気がします(聞くところも多いですが・・)。

 ただ、そういう場所はそれ以外の時間でも充分にアカメがヒットする確率は高いため、時間があるなら振り続けることで、いい結果を得ることも多いようで・・・時間があればなあ〜(悔)。

 この日は雨も降り、大潮も絡んでたので久々に満潮周りを狙ってみました。とりあえず、近くの川の流れ込みの影響でスポット一帯は泥濁り。これは「今日は釣れん」と思いましたが、とりあえずリサーチ。
 満潮で水深はありましたが、シャローミノーで探ると6投目でいきなりヒット!・・・と、相手は65cmのタイリク。

 目の前でヒットしたので、数秒でぶち抜きました。全く引かなかった・・・あ、しまった、ぶち抜いたのでシステム部が伸びてる可能性があるため、直ぐに作り直し。

 ぶち抜かなかったとしても、もし掛かった魚が60までのセイゴだったとしても、もしも万が一を考えてシステム部は釣獲毎、一定時間のキャスト毎に組みなおします。

 システムは基本中の基本であるビミニツイストに、リーダーをオルブライトノットで接続。全くもって特別なことはありませんが、これまで何万回と、家で、暗闇で、磯の上で組んできたシステムなので、100%ノットには自信があります。ここが100%でなければ、12lbライ
ンの限界をフルに使いきれません。

 そして、リーダーの先にはシーガー12号(もっと太いほうがいいです。)のファイティングリーダーを50〜60cmほど結束します。この長さは狙うサイズのアカメの鰓までの長さを目安にしています。ここの部分のノットは解けなければ何でもいいです。要は、メインラインの12lb以上の強度が得られれば問題ないのです。

 まあ、「じゃあ最初っから12号のリーダーを接続したら?」と思われるかもしれませんが、12lbラインとの接続のバランスを考えたときには、やはり8号くらいがベストマッチなので、歯や鰓、背鰭の棘など、リーダーカットの危険性が一番高い部分だけ、12号にしています。ファイトは恐らく限界ギリギリになると思うので、タックルのトータルバランスは重要です。まあこのセッティングがベストとは限りませんが・・・
 そして、スナップとの接続はダブルループによるダブル・クリンチノット&エンドノット。これで問題ないことは無いですが、今まではこれで大丈夫でした(スナップが問題ですが、ここはいずれ、地元の方に教えていただいたクレーンサルカンとスプリットリングの組み合わせに変更しますが・・・)。

 システムを組みなおして、潮が下げに入るとベイトがワラワラと水面に浮きだしました。水面下でベイトがちょっと逃げている雰囲気が出てきたので、サラナ新色・イナッコでその周辺をリッピングすると・・・「ドン!」とカウンター的なアタリ!「バシャ!!」と跳ねた姿は・・・スズキ〜。。

 60弱のマルスズキでした。この後、4つ程このクラスを追加して、この日はアカメが出る可能性は低いと判断して撤収。しかし、雨の影響か潮周りかは分かりませんが、ベイトの量はこれまでと違って爆増してるので、これがアカメを呼んでくれるかもしれません。もし奴らが来れば数日中に結果が出るでしょう。。


●使用タックル
ロッド : サーフェッサー98
リール : ツインパワー5000PG
ライン : シールズワン12lb,シーガー8号+シーガー12号
ルアー : サラナ125R・イナッコ、他社シャローランナー
2008.10.30

アカメ・ジャパンレコードへの道 1

いや・・・まだ全然達成もしていないんですが、これまで、そして今後の目標ということで、いつか達成できればいいなということで今回から書いてみようと思います。

 しかし時期が時期だけに、もう遅いんでは?と思われるかもしれません。ええ、その通り、もう遅いんです(ガーン)!ただ、秋は確率はすこぶる?落ちるかもしれませんが、夏場に産卵を終えて回復し、丸々と太ったアカメが釣れることが・・・あると思います!
 僕が聞いた話では、1メートルそこそこしかないのに20kgを越える奴だとか、実際写真で見せてもらったものでは、120cmで約29kg・・・こんなコンディションの魚だったら130cmもあれば余裕で40kgを超えるでしょう。

 もちろん夏場にもそんなコンディションの魚はいます。それは恐らく早い時期に産卵を終えて回復してきた奴だったり、産卵に加入しなかった奴だったり、これから産卵する奴だったり、ラジバッ・・・!いや、ただ今回は僕の取りかかりが遅くてこの時期になったというのが実際の所です!

 僕が今回狙う(いや、もう5年間ずっと狙ってるんですが・・・)のは真の日本記録サイズではなくて、12lbクラスラインのジャパンレコード・・・意志が弱いですね〜。しかし以前、自身で8lbクラスでは20kgを達成しているので、それを少しでも超えるサイズでないと記録としての申請はしないつもりです。そして実際それを超えるクラスは釣ったことがないので、どういうファイトになるかは全く想像つきません。

 それに狙うはアカメという稀少な魚、宮崎県では捕獲禁止条例が出てしまったほどの魚・・・高知でもいつかそうなってしまうかもしれません。]
そんな魚をライトラインで狙って獲るには、針外れによるバラシは良いとしても、ラインブレイクの一発でも許されないという覚悟を持ってないと、そんなことやったら周りからも非難されるし、自分としても納得できません。
 ですから、いつか来るであろうデカアカメとのファイトのためにロックショアでのライトラインゲームをして12lb感覚をこの5年間にわたり鍛えてきたのですが、根本的に、狙う魚の重量サイズが違いすぎるので、そのファイトはまだまだ未知なる領域であると思うので釣行毎に緊張してます。とりあえずの目標は全長120cm前後の体重20kgオーバー。これをいつの日か達成した際には、もう一段階強いタックルで今度は絶対的日本記録に挑戦するつもりです。

 まあもちろん、JGFAでは12lbで20kgオーバーを釣ったら記録にはなりますが、同じクラスのタックルでもっとデカイ魚を釣り上げてる人は、実際に高知、宮崎を合わせると、おそらく相当いらっしゃるでしょう。
 またJGFAの現日本記録であっても、それはJGFAという枠組みの中の記録であって、もっとデカくて重量を測れなかった魚、そんなサイズを釣っても自分の中でよき思い出として各々の釣り人の心に仕舞われてる魚、網にかかって市場に揚げられてる魚、漁師さんが釣り上げた、もしくは突いて獲った魚、といった世の中に正式な記録として公表されていない大きなアカメの存在は実際にたくさん在ることでしょう。

 そういうことで、あくまで今回はJGFAという枠組みの中での記録を狙いたいと思っています。真の日本記録ではありません(苦笑)!しかし、僕はあんまり出来た人間じゃないんで、もしもいつか真の日本記録に巡り会えた際には公表しますけどねー!!(爆)

 では実釣へ。
9月半ば

 僕がアカメ釣りをするスポットは、タックルがライトなため、そして記録として、絶対に掛けた魚はどんなサイズであれ取り込まなければいけないため、おのずと障害物の少ない河川内シャローや干潟、静かなサーフ、などの障害物のない場所になります。

 アカメという魚は一般的に障害物を好む魚とされているので、そのようなスポットに回遊してくるという可能性は低いことにもなりますが、有名スポットなどは近くに最適な深場とそれに伴うブレイクがあったり、ベイトが溜まりやすいといった特徴があるので、障害物のあるスポットに引けをとらないほど、結構な確率で魚がいます。

 しかし、そういったスポットはアカメの雰囲気が出るとすぐに釣り人が満員となってしまうので、僕は釣れるには釣れるけど、死ぬほどあたらないスポットで、何時来るかわからないアカメの群れを待つような釣りを続けてます(今年は一回も回ってこないんじゃないかとも思ってます・・・心がブチ折れる寸前です!)。

 今回は上司のMdさんと数箇所スポット見て周りましたが、どこもスズキの気配しかせず、Mdさんが70ちょいのマルを一本ゲットして終わりました。

 次の日、単独で釣行するとこの日もセイゴクラスのボイルのみ。しかもベイトがものすごく小さい。仕方がないので、晩飯にと持ってきていた8lbタックルに強引にシラスミノーリップレス・フローティングをつけてボイルに投げると、その正体はヒラセイゴの45cmでした。

 まあ晩飯には最適ですが、この時期アカメの気配が全くしないの選んでるスポットが悪いのか、やっぱり自分にはセンスがないなあと気が滅入ってしまいます・・・いやいや、アカメを相手にするには粘りあるのみです!!頑張ります!
2008.06.20UP

シイラとブリ

 あ〜、前回のマグロが忘れられない・・・マグロが目の前でナブラを起すのは毎年のことだったが、ここまで射程範囲内での出現頻度が高いのはこの8年間で初めてかもしれない・・・いや、今までも磯に入ってない日にはそんなことは沢山あったのかもしれない・・・まだまだロックショアラー若輩者の自分には敷居の高い相手かもしれない・・・そんなマグロへの想いを馳せながら6月中旬のホームグラウンドへ。

1日目

 朝一単独でいつもの磯に降りる。この日の黒潮の予測接岸距離は35マイル、上げ8分時といった状況。それもあってか、潮は弛んでいる。朝一からマグロ狙いでポッパーを投げようと思ったが、ワンド周辺へベイトを狙って接岸する、ブリ・ヒラマサの可能性も踏まえて少しミノーを投げる事に。

 沖の海面の状況を見ながら、マグロのボイル、ジャンプ等を発見したらすぐにポッパーやスーパーサージャーを投げる臨戦態勢は整えておく。サラナ125をワンドの出口周辺へ投げては巻き、投げては巻きしていると、沖を見る目の端になにやら水面
でもじりのような波紋が見えたと思った瞬間、目の前20m範囲にナブラがたった!しかしマグロではなさそう。多分ブリ。

 すぐにワンドへ投げていたサラナを回収し、ナブラの進行方向へ投げるとすぐにヒット!姿からして80は軽く超えたブリのようだ。しかし、全く引かない・・・ドラグをほとんど出すことなく、ガン止めであげたのは86cmの激ヤセ・頭でっかち・オタマジャクソン体型の少し病的にも見えるブリ(ガーン!)。重さを測るまでも無く、写真を撮ってすぐにリリース。

 この時期のブリは産卵後で身体が細い。虫も入っていれば、脂も無く、水っぽい身をしているし、全く引かない個体の割合が多い。中には初期に産卵し回復してきている個体も居るには居るのだが、確率はすこぶる低い。
そうこうしていると上司のMdさんが到着。一緒に竿を振るがこのあと2時間、潮も流れず、何も釣れない・・・Mdさんが「もう心折れた。帰る。。」といってタックルをしまい始めた時、僕の投げたポッパーに「ズバーン!」と何かがバイト!

 「なんだ?!」と思った瞬間に、ペンペンシイラが「ピョーン!」・・・ガクゥー。。お前さんでしたか、いや、こんな魚が釣れない日でも、シイラは期待を裏切らない良い奴だ!掛かってくれてありがとう!サーフェッサーが綺麗な弧を描く(まだ完全に曲げきれてませんが、これくらいのシイラじゃまだMAXには曲がりません)!

 ファイト中に、フロントフックがおでこにひっ掛かり、バイブレーション状態になったため、やっとこさ上げたのは94cmのセミ・ペンペン。しかし、メータ20オーバーがもしバイブレーション状態になったら絶対寄せられないだろうな、と思うほど力強いファイトを
見せてくれた。

 この日はこの後2時間ほど粘ったが、マグロどころかシイラの「シ」の字も見えなかった・・・マグロにはそうそう出会えるもんじゃあない。

2日目

 この日は前日と打って変わって、適度な潮がつけている。しかも一番マグロの出現率が高い、沖から打ち寄せて、足元に潮が沸くような潮。これは朝からポッパー投げるっきゃないっしょ!ということで、前夜に合流した後輩のO君と釣り開始。
 すると釣り始めてすぐに、O君のポッピングポッパーにシイラがバイト!まあまあの型のようだ、ショアジギング専用ロッドがなかなか曲がっている。あげると103cm、シイラにしては太っているナイスサイズ!

 この後、二人で90から100クラスを8本追加(僕2本:O君6本)して、なかなか楽しい状況になっていった。時折ポッピングポッパーを食いきれない何者かがバイトしてくることも何回かあったので、そいつらを狙い撃ちするためにジグで表層引きを試す。

 トップへ反応するが、いまいち食いきれないときは魚の意識は表層へと向かっているので、カウント10くらいからジグをゆっくりただ引きし、たまにトゥイッチをくわえるようなアクションで誘うと反応がよかったりする。ミノーでもいいのだが、トップで反応があるのがミノーの射程よりも若干遠いので、より広範囲を探るためにもここではジグ
を選択。。この時必要なのは、ただ引きでミノーライクもしくはスプーンのようなウォブリングしてくれるジグである。

 結果はすぐに出た。大体トップへ反応があるコースの少し潮下側をトゥイッチアンドただ引きしていると、沖合い60m付近で「ズンッ!」っと引っ手繰るようなアタリ!!すかさず3〜5回フッキングをかましてファイト開始!一気に手前へ走ってくる。この時点で魚はカンパチかブリと判断。

 さらに足元へ突っ込んできたので、カンパチかと思いきや、そこからの壁に張り付くようなキチガイ・ファイトもなく、首を振ってまた沖に出だした。ブリかな?でも昨日のブリとは引きが段違いだ!いつもの高いところからのファイトのために崖をよじ登る。高場で1,2分のファイトの末、魚が見えた。ブリのようだ。
 ランディングのために崖を降りる。ところが、4月に海中へ転落した時の心のトラウマがあるのか、足が思ったように動かず、いつもの軽快なフットワークが出来ずに、ズリズリと崖を降りる(情けない・・ちょっとカッコ悪かった)。そんなもたもたしてると、せっかく浮かせた魚がまた潜ってしまうぞと言い聞かせながらのファイト。

 魚が上がってくると、80そこそこのブリ。このクラスに手間取ってしまった・・・というより、やはり魚の引きは個体差が激しい。このブリもコンディションはまあまあだがそれほど太ってはないにしろ、前日のブリより小さいくせに引きが全然違った。こんな元気なブリの10kgクラスはブリといえども、さぞかし強烈だろう。
 この後同じ狙いで60弱のイトヒキを追加。リーダーもってぶち抜いて、針を取ったらソッコーリリース・・・あ、写真撮るの忘れた。。

 なんとしても絵になるイトヒキをと思い、ジグを投げ続けていると、久々にO君のポッパーにボカンと出た!マグロか?ブリか?と思ったら、60オーバーのイトヒキ。。

 O君曰く、「初めからあんまりスピードがないので何だろうと思いました。」でも、いい写真が撮れそうだ!ハイチーズ、ってんでいつもながら満面の笑みのO君とイトヒキのツーショット。
 この日はこれで打ち止め。やはりマグロとはそうそう出会えないなと実感した。やはり、マグロは運なんだと。
条件的にはその年のマグロの多い少ないはもちろんのこと、時期、黒潮の接岸状況と、実際の磯での潮の流れ、ベイトの種類を考えて、こんな日がいいんじゃない?という所までは絞れているが、そんな日に釣りに行けるかどうか?もあれば、釣りが成立する海況、天候であるか?

そしてマグロが居るのか居ないのか?射程距離に入ってくれるのか?マグロが居る瞬間に投げているルアーに反応してくれるのか?果たして、その時使っているタックルで取れるサイズのマグロが掛かってくれるのか?というハードルが何重にも重なっている。
 しかし、だからといってやはり行かなければ釣れない、行ってもルアーを常に水中に入れておかないと釣れないのである。ああ、今年はほんとにマグロに取り憑かれてしまいそう・・・


● 使用タックル
ロッド : サーフェッサー98
リール : ツインパワー5000PG
ライン : シールズワン12lb、シーガー8号(ファイティングリーダ・シーガー12号30cm)
ルアー : ポッピングポッパー、サラナ125、メタルフォーカス40g、自作ジグ45g
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