Z.1.ローカルエリア(ワイヤレスネットワーク)接続のプロパティ
ネットワーク(TCP/IP)の設定関連は下記操作で表示する。
- 下記いずれかの方法で[ネットワークと共有センター]を開く。
- ネットワーク(アイコンまたはスタート メニュー)を右クリックし、[プロパティ]を選択。
- [ネットワーク]を開き、メニュー ペインの[ネットワークと共有センター]を選択。
- [コントロールパネル]-[ネットワークとインターネット]-[ネットワークと共有センター]を選択。
- 左側ペインの[ネットワーク接続の管理]をクリック。
- [ローカルエリア(ワイヤレスネットワーク)接続]アイコンを開く(ダブルクリック)、または該当アイコン右クリック後、プロパティを選択。
ローカル ポリシーのセキュリティ オプションで、[対話型ログオン:Ctrl + Alt + Del を必要としない]を有効あるいは無効 に設定すると、[未設定]の状態に戻らなくなる。
設定に伴ってレジストリに項目(ポリシー)が追加されたためで、ユーザー アカウントの[ユーザーが必ず Ctrl+Alt+Del キーを押す]もグレーアウトして操作できなくなる。
ポリシーを[未設定]に戻すには、以下の手順でレジストリの該当項目を削除する。
- [スタート]―[検索の開始]に以下の文字を入力して、レジストリ エディタを起動する。
regedit
- 下記キーを開く。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies
\System
- 次の値を削除する。
DisableCAD
- レジストリ エディタを終了する。
Z.3.UAC のダイアログをキャプチャする
システムに関わる設定変更を行うと、新たに導入された UAC ( User Access Control ) 機能により、
確認(続行)やパスワード入力を求めるダイアログが表示される。
この時ダイアログ以外は暗い状態となり、[続行]、[キャンセル]のクリックやパスワード入力以外の他の操作はできない。 他の操作を可能とし、UAC のダイアログをキャプチャするには次の操作を行う。
【 Business, Ultimate edition の場合 】
- 下記いずれかの方法で[ローカル セキュリティ ポリシー]を開く。
- デフォルト表示のコントロールパネルの場合
[コントロール パネル]−[システムとメンテナンス]−[管理ツール]を開き、[ローカル セキュリティ ポリシー]をダブルクリック。
- クラシック表示のコントロール パネルの場合
[コントロールパネル]−[管理ツール]を開き、[ローカル セキュリティ ポリシー]をダブルクリック。
- [スタート]−[検索の開始]に "secpol.msc" と入力して[OK]。
- [ローカル ポリシー]を展開し[セキュリティ オプション]を選択する。
- [ポリシー]欄の[ユーザー アカウント制御:昇格のプロンプト時にセキュリティで保護されたデスクトップに切り替える]を選択してプロパティを開く。
(プロパティは項目選択後、[ダブルクリック] or [プロパティボタン] or [Enter]で開く)
- [ローカル セキュリティの設定]欄の[無効]を選択して[OK]をクリック。
【 home edition の場合 】
Home Edition には[ローカル セキュリティ ポリシー]がない。
下記手順でレジストリの操作を行う。
- [スタート]―[検索の開始]に以下の文字を入力して、レジストリ エディタを起動する。
regedit
- 下記キーを開く。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies
\System
- 次の値のデータを 0 に変更する。 ( 1 :有効、 0 :無効 )
PromptOnSecureDesktop
- レジストリ エディタを終了する。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon
こちらの値は、ユーザーアカウントの [ ユーザーが必ず Ctrl+Alt+Del キーを押す ] の設定を変更することで
書き換えられる値であり、デフォルト値 1 で当初から存在している。