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いきなり思い立ち、誰にも知られることなくひっそりとオープン:1999.10.27  当研究所へようこそ。貴殿の接續を歓迎します。 絶版同人誌一部取り扱い[Dlsite.com]
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2022/01/14(Fri)
昨年は世界的にも、自分としても苦しみが続いた忍従の年でした。
本年度はなんとかなーれ。そんな感じ。


2019/10/28(Mon)
結局、インターネットは現実世界だった。

回線の向こうには地面があって、壁があって、天井があって。
モニタがあって、君がいた。

昔、ただただ、こちらが読者として一方的に読んでいたサイトがあれだけあって。星のようにあって。
けれどたくさんのサイトがもう、どうやってもたどり着けないような場所へ溶けて消えてしまった。

人も消えてしまった。死んだ人もいる。
なんだか楽しかったけど、アドレスもサイト名も憶えてなかったり。サイト主が自殺してしまって、何年かは家族の人が残していたんだけれど、やがてなんとなく消えてしまって、他人事みたいな喪失感だけが頭の片隅に残っていたり。

デジタルなんだから遺すことなんて容易かと思っていたら、ぜんぜんそんなことはなくて。むしろ本当にあったのかわからなくなるくらい綺麗に消えるくらいにして。

こちらはとりあえず、生きていますよ。

これを見ている君はどうかな。生きているのかな。
それとも幽霊かな。

やばいよ。2020年になっちゃうよ。


2018/12/04(Tue)
文化がちがーう。

なんだか人のツイートに、
三連続でシャアの画像を貼り付けてくる人がおってですね。

それも「坊やだからさ……」(初代)とか「そんな大人、修正してやる!」(Z)とか、
内容を識ってると肯定的とは思いにくい上に、しかし何が云いたいのかどうも伝わってこない。

でもまあ、相手さんのTLをのぞいてみたら、どうも韓国の人の様子でして。
試しに韓国語で

잘 부탁합니다!(よろしくお願いします!)

って返信したら、普通に

こちらこそ!

って友好的に返信されたのでやっぱり謎だった。

なぜシャアなんだ……。


2018/12/02(Sun)
というワケで、いろいろありまして『沙耶の唄』ノベライズ、なぜか大槻で出ますのよ。

そうは云いましても一作目に関してはもうあれだけの完成度の作品ですから……とは云ってもそれなりに頑張りはしましたが、まあ多くが「全然まるまんまじゃん」みたいな感想で終わるのではあるまいか。

続編に関してはゲーム化とかアニメ化とかそうした今風な大人な多展開なお金の匂いのするお話が出ているワケではまったくなく、これはもうただただ書かせてくれる場所があればいいなと思って相談したら実現した玉の輿であり、交渉にあたってくれた方がただただ有能だったというお話でございます。

どちらもまだ云えることは少ないので、とりあえずはご報告みたいな感じだ……ッ。


2018/11/16(Fri)
ニュータイプに目覚めたギレン:
私の弟! 諸君らが愛してくれたガルマ・ザビは死んだ。
何故だ!?
そう──坊やだからだ!

シャア:
!!?


2017/08/15(Tue)
ゾンビマックス!/怒りのデス・ゾンビ
うちの副所長からおすすめされた『ゾンビマックス!/怒りのデス・ゾンビ』鑑賞。
結果からいうと、星の数ほど存在するゾンビ映画のなかでも、ここ10年来のものとしてはかなり上位に入るレベルで好みであった。

本件は監督&製作のローチ兄弟がネットで落としたアイテム類をDIYしまくり3年半の月日と2千万弱という低予算(エロゲーが1本作れる程度)でこしらえたオーストラリア映画であり、画面には当然のように車と道路と頭のおかしいオージーしか出てこない。

また「おい!?」と画面にツッコまざるを得ないトンデモ展開をする場面が多々あるにも関わらず、なぜかZ級には落ちきらず高テンションを維持するB級娯楽作品である。

謎の流星群によりゾンビが蔓延という王道に加え、その影響により石油類が可燃性を失い車が動かなくなるというオリジナル設定をぶち込みつつしかし主人公らはゾンビの発する瘴気がよく燃えることを発見しこれを燃料発生源として利用、という斜め上の解決策が炸裂。

DIY武装カーに燃料用ゾンビをくくりつけ、砂漠とか森の一本道のみを爆走するDIY鎧を着込んだおっさんども。これにはオージー低予算車映画の開祖、ジョージ・ミラー先輩も思わずニッコリ。

さらに映画版バイオのミラ・ジョボビッチとミシェル・ロドリゲスを足して二で割ったような雰囲気の主人公の妹は、頭のイカれた政府筋のマッドサイエンティストの謎実験によりとある能力を会得し普通にミラ・ジョボビッチとミシェル・ロドリゲスを足して二で割ったようなバトル系ヒロインに進化。

最後は主人公である兄貴と、なんか軍の別に偉くもなさそうな単なる一兵士がおもむろにガスマスクを脱いで語り始め、圧倒的有利を捨てステゴロで殴り合ってくれるというジョン・カーペンターも思わずニッコリのゼイリブ的謎バトルを展開。濃厚な続編つくりたい臭を漂わせエンドする。

原題は『WYRMWOOD:ROAD OF THE DEAD』。ワムウッドとは黙示録に出てくる凶星ニガヨモギのことでウクライナ語では『チェルノブイリ』で……みたいな有名なアレであり、いかにも邦題がアレですが中身はゾンビ愛と頭の悪さが詰まったステキ映画なので各員ふるって鑑賞されたい。




バカ映画はバカ映画なんですけれども、唐突に幼女のゾンビがただ突っ立つシーンを主人公に見つめさせたりとロメロっぽいメランコリーを入れてくるあたり、実はすごく丁寧なんじゃないか疑惑も。


2016/06/11(Sat)
出会いと別れ。
それが不可分なものであることを、俺たちはつい忘れがちだ。
そしていつも、それを前者ではなく後者の場面で思い出す。


東京へ出て、初めて住所を変えようとしている。

新宿から葛飾へ。
築年は古いがリノベーションされており、安く広い。
新しい生活がなにかを変える契機になれば良いかと、思い切った次第だ。

が。

紹介情報でも普通に「光対応」的な文言があり、
また普通、今時、この巷においてインターネッツは必須というか必定というかベーシック。
油断していたところ、なんかの間違いでこのマンションヌの野郎、光回線未対応と判明。
嘘じゃん! 騙された! 他の住人どうしてんだよ!(年寄りばかりであんまネットしてない模様)

ながらくフレッツ光にお世話になっていたが、
マンション側の都合でジェイコムへの乗り換えを余儀なくされそうな状況である。

それ自体は別にいいのだが──

嗚呼、schrodinger@ah.wakwak.com。我が公式メルアド。
ついにお前とお別れなのか。

もっぱら迷惑メールしか来てないけど。
長い付き合いだったな。

もっぱら迷惑メールしか来てないけど。


2016/05/06(Fri)
チャウ・シンチー版『西遊記』。hulu視聴。

ハゲ散らかしているおっさんが孫悟空(著しくバイきんぐの小峠)というのもそうだが、とっぱなの妖怪に襲われる村のシーンからもうチャウ・シンチー節全開(いたいけな幼女が……)でお子様トラウマ必至ムービー感あるけど娯楽性の高さはさすが。


2016/01/13(Wed)
過去に書いたテキストより。 [2004/01/08(木) 23:04]
Bowie追悼。


http://www.lyricsplanet.com/index.php3?style=lyrics&id=31307

デヴィッド・ボウイの「Space Oddity」って曲がある。


 地上管制室より トム少佐
 地上管制室より トム少佐
 プロテイン錠を服用の上 ヘルメットを着用せよ

 地上管制室より トム少佐
 カウントダウン開始 エンジン始動
 発火装置確認 君に神のご加護を

 地上管制室より トム少佐
 やったぞ 大成功だ
 君がなにを着てるかさえ 新聞のネタになるぞ
 そろそろカプセルを離れる時間だが

『こちらトム少佐 地上管制室へ
 今ドアから踏み出すところだ
 ひどく不思議な心地だよ
 星々も今日は違って見える

 地球から遠く
 こうして僕はブリキ缶に座っている
 惑星は蒼く
 僕に出来ることはなにもない

 遥か10万マイルも旅してきたが
 とても気持ちは落ち着いている
 操舵は この船に任せてもよさそうだ
 妻に とても愛していると伝えてくれるかい』

 地上管制室より トム少佐
 回路が死んでいる 異常発生だ
 応答せよ トム少佐
 応答せよ トム少佐
 応答せよ トム少佐
 応答せ……

『月から遠く
 こうして僕はブリキ缶に座っている
 惑星は蒼く
 僕に出来ることはなにもない』


宇宙へ出た英雄が、
事故で地球へ戻れなくなり空を漂う、という歌だ。
(トム少佐が単に通信回路を自分で切った、という説もあるが正解はしらない)

これだけでも切ないのに、
この曲には10年を経てオチがついている。

ボウイの10年後の曲、「Ashes to Ashes」では

http://davidbowie.com/users/tomosk/ashes2.htm


> 古い歌にうたわれた
> あの男のこと 覚えているかい
> ちょっと噂を地上管制センターから聞いたんだが
> いやいや ホントかどうかは知らないが

> 灰は灰に 臆病者は上機嫌に
> 今 僕らは トム少佐は薬中で
> ハイになってよろよろ天国気分で
> 最悪の状況だと知ってしまった


なんとトム少佐はヤク中になっている。

事故から生還できたはいいがその後凋落したのか、
そもそも宇宙へあがってはいないのか、
やはり自分で回路を切っただけだったのか。

ボウイは長く過去の自分に苦しめられたスターだ。

10年という歳月による物語の侵食、
そしてそれを経たトム少佐の悲劇。

それでも、今日も「Space Oddity」を聞く。
宇宙に浮かぶトム少佐を想うだけで涙が出る。
諦観と孤独の漂う、美しい歌だ。

(そしてこの話に、オチはない)


2015/12/31(Thu)
ああ……今年も、今年もおわってまう……。


2015/06/27(Sat)
【ネタバレあり注意】 自分が他人の時間を喰って生きる種族であったことを思い出した。
実にしばらくぶりに『長靴をはいたデコ』の感想をいただいた。
うれしい限り。

そこで、ひとつ鋭い質問をもらった。

ヒロインたちの名前にこの質問への答えと同じ意味(※)があることはあちこちで触れているが、この切り口からは自分でも触れることを忘れていた。
よってささやかな防備録としてここに記しておくことにする。


Q:
どうして茜だけエロシーンがないのですか?

A:
デコ劇中劇『ホスト☆聖夜』のヒロインであり、また同編唯一の女性である茜にだけは何故かエロシーンがない。
これはエロゲ制作におけるせめてもの責務として女性キャラには基本、エロシーンを用意する大槻としても珍しい事なのだが──つまり、『ホスト☆聖夜の世界がエロゲではなく現実』である事の示唆のひとつとなっている。

※:
『長靴をはいたデコ』女性キャラはおおむね『エムM×Sエス』という過去作品のヒロインと名前がかぶっており、やはり現実ではないことの示唆となっている。

茜自体は『エムM×Sエス』の茜と同一人物の可能性アリ(結局おおざっぱ)。


2015/03/11(wed)
たとえば短波、ってヤツがある。

こいつは地球の電離層……とかなんとかいうまあ、卵の内側の薄皮によく反射するので、宇宙の外側にはでていかない。

そのかわりに、中間施設無しで地球の裏側にだって届く。

この地球の表面同士、宇宙線地球号とやらの船員同士での通信にしか向かない、ごく内輪向けの電波だ。

そんなもんは時代遅れで、
卵の殻の外側には衛星が浮かび、海の底にはふてえケーブルが伸び、いろんな帯域のいろんな手段があって。

だから、実際のとこはなんだっていいんだけどな。
けどまあ、イメージはそんな感じだよ。

俺がお前たちに手を差し出すときに思い描くのは、地球の内側を跳ねまくるたくさんの光の筋だ。
地球と宇宙とまではいかない薄い薄い表面をはねる、まぶしい光の洪水さ。

多少減っちまったかもしれないけどな。
けど、忘れてくれるなよ。

水がでない地域も増えているようだ。
発電所が落ちちまったトコも多い。

テレビはあらかた死んだ。
ネットもさすがに切れた。

ラジオもやっぱり……たいがいは喋らなくなっちまってる。

けどな、俺の唄は遠くまでとどくぜ。まだ喉は死んでねえ。
72億人に届くとは云わねえがな。72人くらいは軽いもんだ。

お前らはまあ、俺みたいにはいかないだろうな。

だからまあ、だれかひとりに。
そうだな。できればそいつとガキでも作って、計でふたりに唄ってやりなよ。
それだけで、72は216になる。

もうちょっと増えりゃ、まあ72億には足りねえけどよ。
寂しくはないだろうよ。

短波はたったひとつだって、地球の裏側まで届く。

お前に聞く意志があるなら、どこからだって、どこへだって、手をのばしてやる。

もし自分が宇宙のそとにでたらどうするって?

そんときゃそんときだ。
そこまで届くくらい、でかい声でうたってやるさ。

真空?
しらねぇよ馬鹿野郎。ハートで聞け。

見おろしてみろよ。
地球の表面で跳ねてる光がひとつ、絶対にみえるはずだぜ。


2015/02/28(Sat)
書くネタがないので
さっき整理してたらでてきた、「蠅声の王」の企画段階でのプロトタイプテキスト(試し書き)を貼っておこう。

本編でほとんどそのままで使ってるかも。
最初、カインが主人公的な感じだった。あとカザトが男だったり(女っ気がなさすぎたので変えた)。

蠅声さんは、BLがあるBLがある云われる度に「でも吸血鬼モノってこんなもんでしょ」と思ってたけど、しかし一番最初に書いたのがコレだったのであんまり表だって反論できない(笑)。以下。



「どうした」
「お食事の準備中、指を切ってしまいました」
スッ。
左腕を上げ、主人公に指を差し出す執事。
「なんのつもりだ」
眼鏡の奥の瞳が、残酷な歓びにうっすらと細められる。
「血が出ました。
カイン様、傷口を舐めてくださいますか」
ポタリ。
その指先で脹れ上がった血が、白いクロスへと落ちる。
汚れとは言い難い鮮やかな色が、単色しか映さぬ万華鏡の様に沁み広がる。
「グールになりたいのか」
「ご心配なく。
私が純潔(バージン)であるのは御存知の筈だ。
それとも、怖いですか?
私が不死を手に入れるのは」
「………………」
執事がゆっくりと、唇が触れあう程に主人公へと顔を近づける。
「私は待っているのですよ。
貴方が私を『抱擁』(だ)く事を。
それにより私は力を手に入れる。貴方を正面切って滅ぼす力を」
「………………」
「如何ですか。
私の血を、貧者がスープを貪るように召し上がることに御興味は?」
「……あまりあなどるな。犯し、その後存分に吸い上げる手もある」
「………………」
しばらくの沈黙の後、慇懃に頭をさげ、つと下がる執事。
「……失礼致しました。
それでは……お食事になさいますか?」
「ああ。彼女に。
私にはワインを」
「かしこまりました」
「カイン……様?」
ヒロインがわずかに狼狽する。
主人公と執事により、眼前で演じられた光景が受け入れがたかったのだ。
「気にするな」
主人公は事もなげに言った。
「少々、憎まれている」


2015/02/16(Mon)
生存報告
日々を生きるためにいろいろしつつ、
未来を生きるためにいろいろしているのでった。

とりあえずはけっこう忙しくしておるのですがしかし、
基本シングルタスクの人間がマルチタスクでモノを考えなきゃいけないというのが地味に厳しい。

今は潜伏期間なのだけど、ここが踏ん張り時でございます。

こういうちょっと特殊なサービス業をやっていると、
人に忘れられるというのが一番怖くて。

それでムダにツイッタとかつぶやいてしまうわけですが、
正味なら作ったモノだけで語るのが理想だものね。

本分を忘れずに生きてゆきたい。


2014/12/31(Wed)
そろそろ、ア・バオア・クーで一年戦争最後の戦いが始まろうとしている頃。


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