★しゅうちゃん2★
モーニングムスコのしゅうちゃんは色々と武勇伝の多い方なんですが。
その昔高校生だったころのしゅうちゃんは典型的バイク好き男子高校生だったそうで、夜な夜な広くて電気のあるような所・・・公園とかに仲間で集ってはバイクの修理改造に余念がなかったそうです。500ccのバイクをぶち抜くスクーターとか作ってたそうで。(アブネーよ。) もちろんバリバリ伝説(しげの秀一作のバイクマンガ)にもハマっていて、特にヒデヨシというキャラが大好きなしゅうちゃんは、密かに自分のスクーターをそのヒデヨシ君のバイクに似せるべく、外観をいじって完成させ、夜そのスクーターで公園に集う会ホクホクと乗っていった。
友人A「あっ! しゅうちゃんどうしたの〜?バイク〜」
しゅうちゃん「♪(ムフ)」
友人B「すごいじゃんしゅちゃん、なんで〜?カックイイじゃ〜ん」
案の定仲間ウチで注目の的に。やっぱし自分の手で廃材から組んだバイクを走らせたりしてる人たちの集まりなので、自作や工夫でかっこよくなることは結構鼻の高い事だったりするわけです。 気を良くしたしゅうちゃんはホワイトアウトの織田のごとくに親指の腹で鼻をスィッっととても得意げに―――未だに「あれはホント得意げだった」と言われる程得意げに――― こすりながら、 (じむりマメ知識・・・得意な時やカッコつけた気分の時にしゅうちゃんが良くやるポーズ。トムソーヤーが人差し指で鼻の下をこすりながら「へへッ」とか言うのに類する。渋いぞ、しゅうちゃん)
「いいだろ〜
俺のバイク・・・
今日から信長仕様〜〜♪♪」
とのたまった。 しばし空白の後、友人の一人が
「秀吉だろ、しゅうちゃん」
とあっさり口を開くまでの間が、自分に許されたささやかな幸せタイムだったとしゅちゃんは遠い目をしながら語って下さいました。 「教養が邪魔しちゃったんだよね」と言うと、「そうだよぉ〜〜!!良いこと言うなぁ〜〜!!!(感涙)」と大変感激なさっておられました。「良いこと言うよホント、じむりって。」すいません面白いんで保存っっ!!!
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