「ホームヘルパー2級」の制度改定

◆改定の理由
 平成24年4月の介護保険制度の改正に伴う介護職員の資格制度の見直し

▼「介護職員初任者研修(ホームヘルパー2級)に関して、詳しくはこちら

改定内容

平成24年4月の介護保険制度の改正に伴い、介護職員の資格制度も見直されることになりました。資格制度の改正は移行期間をはさんで段階的に行われます。

■平成25年4月での変更
・ホームヘルパー2級が介護職員初任者研修に移行します。
・ホームヘルパー1級、介護職員基礎研修が廃止されます。
・実務者研修が新設(平成24年4月以降に順次開講)
・実務者研修修了者は介護福祉士国家試験の二次試験が免除されます。

■平成27年度以降の変更
・介護福祉士国家試験の受験資格に実務者研修の受講が義務化されます。
・介護福祉士の養成学校卒業者にも国家試験の受験が必須になります。

■介護福祉士の取得ルート(平成27年第28回試験以降)
・実務経験者
2017年1月の介護福祉士国家試験からは、3年以上の実務経験に加えて実務者研修の受講(450時間)が義務付けられ、その後国家試験を受験(筆記試験) 
・養成施設ルート
国家試験を受験(筆記試験)

平成25年4月からは、介護業界で働くためにはまず介護職員初任者研修を取得する必要があります。事実上の必須資格といえます。
介護職員は介護福祉士を取得していることが基本である、というのが将来的な国の方針です。