●悪魔の飽食●
☆悪魔が腹一杯食べる物・・・人間の魂。じむりは小学5・6年の頃に初めてこの本を読んで衝撃を受けたのです。後々読み返しますと、新たに感じる事が増えていき、拒絶しながらも読まねばならぬ本としてじむりのベストに入っています。本を読むと言う行為の意義を持った本であるからです。(ただの殺し合いから感動を感じとれとかほざくバカな本を読む暇はこういう本の為にさくもんだと言うのはじむりの持論です。娯楽に高尚な意義を求めてはいけないし、そんな事をしてると本来後ろめたく思わなければいけない事を正当化する事の醜悪さに反応出来ない感性廃人人間になってしまいます。娯楽は非現実だからこそ娯楽として成立してるのですが、この本に書かれている事は現実です。この本の存在を知るとその手の本をそれと認識してたしなむ知恵が身に付くのです。) 飽食とは飽きる程食べると書く、その文字通り飽きるほど食べているだけで栄養ではなく娯楽なのです。 自己満足の為の飽食を繰り返した日本人の傲慢な一面を私たちは知っておかねばならない――狂気でありながら日常の緩やかな延長の先にかつて有ったモノであるという禍々しさを知る為に直視すべき事実が、ココにあります。どんなフィクションも為し得ない程の苛烈な真実が。 731部隊の記録。
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