私を内側から膨らます本と映画のぺ〜じ
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◇MOVIES◇
◆スパイダーマン◆
 ☆世界先行試写会に行って来ました。
 噛んだ蜘蛛が赤と青の塗り分けだったりしていくら新種だからってアンタ・・・とか初っぱなからツッコミつつも結構楽しんだ映画。でもさ、なんか166億かかってるんですてぇぇ?!?!?!とか後から知った事実。まさかほとんどウィレム・デフォー様のギャラとかそういう事ではあるまいな。オスギハイクラ的に言うと1200yenですが。いいのか?それで。ってか、OPから「金かけてねぇなぁ」とか思っちゃった辺りが。
 映画紹介サイトに「サスペンス」って書いてあったけど紛れもなく「アクション」だろ、コレ。サスペンスって程サスペンスは無いです。念のため。・・・アクション的にはスパイダーマンの動きスゴイです。かなり愛を込めて再現してあります!!!どのぐらい愛があるかというと、スパイダーマンの映るシーンと映らないシーンの背景のはめ込み合成技術のレベルが違うんじゃないかいオイ。って位違う。スパイダーマンの糸の表現の見事さとスーパーマン時代へ立ち返るようなヒロインの髪の毛の合成バリバリ状態の落差はもうすべてスパイダーマンへのスタッフの愛の表現以外の何者でもありません。この為の映画と言っても過言ではないのでコレは見る価値がある!!のですが、ストーリー的にはかなり甘いのでその辺が不満。強いて言えばゴブリンパパの一人芝居とそのワガママさ加減が見どころでしょうか?(ウィレム・デフォー様カッコイイ!!苦しい演出に華を咲かせるデフォー!!流石デフォー!!) セリフに無理がアリアリなんですよ。そこかしこで。無理に辻褄を合わせようとして浮いてるんですね。ワリとどうでもいいようなサラっと流して欲しい所がクドいのに、叔父さんアッサリ死んだりして、結構なんでだぁ!!みたいな。ストーリーには期待しないで流れ程度で見るのがコツです。アクションはスポーンより上ですが、ストーリーテラー度はスポーンより下がるのが残念だなぁ〜。でもね、スパイダーマンって肉体派でそういうトコに新しい感動があったりして。バットマンっていかにも金持ちの財力で頑張る!!!ってカンジだけど、スパイダーマンは体一つで孤独に頑張る所が微笑ましい。
 スパイダーマンは最後の最後で「オレはアメリカンヒーローだ!!」とかなり力強く自己主張してらっしゃいました。もうアメリカのNYしか守ってくれないイキオイ。うぅ〜〜ん・・・多分テロによってツインタワービルを使ったポスター回収騒ぎとか煽り喰らってるせいかも。多分後から追加したっぽい・・さりげにメディアが刷り込む国。
 ハスに構えて「ま、ヒマだしィ」ってカンジで軽く見に行くと「結構いいじゃん」とか成功する映画かな。キャラ好きさんと金を払いたい程ヒマでしょうがない人にお勧め☆あぁでもホントビルの谷間を飛び回るスパイダーマンの勇姿はもう一度みたいなぁ〜。(←キャラ好き) ・・・いかにも続く!!!って終わりかたです。続きます。えぇ。
 どうでもいいが、あの女・・・キスった瞬間にすぐ判るだろ!!!・・・わざとらしいぜセニョリータ。「逆さだと違うのかなぁ。」ってユカちゃん・・・キャア〜〜〜(*^^*)”


◇ムーヴ語録◇
 ☆所でさぁ  筒井  井筒ってどんな映画作る人なの?っていうか映画作れるの??マジで。
某テレビ番組で映画評論してるけど評論ってか寝てるやんけワレ。大人の映画はダメみたいです。この人。
スパイダーマンすら理解出来てないので、こんなにセンスなくって大丈夫なのかなぁ〜とか思った・・・。


◇MOVIES◇
◆メメント◆
 ☆DVDで見るのがオススメかな。
 絶対もう一度確認したくなるんだなこれが。(笑)
詳しく言えないんだけど、面白い。メモリー出来る記憶がたった10分程という障害を負ってしまった男が主人公。新しく構築する世界を持つことが出来ない主人公は過去に執着する事になる。過去に起きた事件を追う事を生き甲斐にして執念の犯人捜索を始める。追えども追えども飛んでしまう自分の記憶をメモとして所持する事で見えない糸を手繰るように時を遡る。手探りとペンライトで巨大な洞窟を彷徨うような男の試みを、後ろから十分ずつという手法で観客にも垣間見せる面白いやり方で物語りは進む。男の言動、他人の反応・・・後からその意味を知らせるやり方で物語りの断片を繋げながら『知っている筈の、無い記憶』の違和感を観客にアピールしながら源流の一滴を求めて物語はつづられる。結末は始まり。主人公にとっては初めて行き着く過去となる。従属せずにいられない程重要でありながら非常に脆い、記憶という我々の住処をテーマにしている一見の価値がある作品。
 言葉通りの単純さで絶対目が離せない映画に仕上がっている(笑)

 単なる推理モノではない、ほとんど謎々のような映画で、絶えず「ホントか?ウソか?」と尋ねられているみたい。結末に関してすら憶測の余地が残る辺りにスッキリしないという感もあるけれど、でもそこにもう一度見たくなる理由があるのかも。憶測でしか行動する事を許されてない主人公に同情する〜。どこかユーモラスなんだけど。モーテルのガムテープ男とかね。何か有ったらしいぞオレみたいな。

 個人的にはゲームの”サイレント・ヒル”を連想したり。あの書き込みまくった地図が。(爆) サバイバルホラーゲームに似た高揚感があるせいかも。「きっと誰か自分を裏切ってるんだ」とか考えながら進むような。


◇MOVIES◇
◆小林(ショウリン)サッカー◆
 ☆汝、侮るなかれ!! 前代未聞の格闘サッカームービー!!!
 結論から言うと、「見なさい。」って事なんですが。
 先ず斬新なんだかチープなんだか分からないオープニングCGがアナタをお出迎えしてくれますよ、少林寺。最初はかなりもたついた感も有るのですが、段々中盤からノってきて一点入って張り切るような展開がニポンにもってこいってカンジです。エグい表現がそこかしこにチラチラするのは中華系の映画にありがちなので今更驚きませんが(チャンピオン鷹とかね)、ギャグの吹っ切れ加減はかなり意表をついていて楽しめました。いつの間にか有刺鉄線くぐってるようなああいった表現はかなりハイブロウなんじゃないかとも思われます。っていうか、インド映画のコメディにカンフーの風が吹き込んでハチャメチャになってたりするのとは逆に香港には急に歌い出したりするインド映画の突拍子のなさが逆輸入されて居る様子です。みんな「昔は私も・・・」とか言い出して「燃えろ!!新グロ○ント!!」みたいに目が燃えてるし。対戦相手はポカリス○ェットCMみたいな訓練してるし。強化人間を訓練してる技師まで訓練してるも同然だったりするのはワタクシの錯覚でしょうか?浅いながらも味のあるCGを駆使してるあたり、陰明師より頑張ってますが、そのワリに風になびくマフラーが「糸だぁ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!」みたいな昔ながらの演出もバッチリ残っててスターバックスラテにコーヒー牛乳入れて飲んでるみたいな不条理な清々しさが後を引きますな。

 双子の花輪のような何故かヒゲマニアのパフィのようなMFも居ましたが、最後の敵が黒ずくめでキーパーが長髪だったりするトコロに明和の二文字とか東邦の二文字が甦り走馬燈のようにコッペパン足の少年達が脳裏を走り回るんですが、武蔵野だけは出てきません(笑)。えぇ。
だってオフサイド無いし。“オフサイドトラップ”等という頭脳プレイは出る幕ありません。っていうかゴールラインを割らなきゃなんでもアリアリ。とりあえず手を使わないだけのすごくシンプルなルール無用の残酷デスマッチなので、殺るか殺られるかの瀬戸際に知能で勝負する余裕は無いみたいで。むしろゴールよりメンバー八人割った方が負けというルールでの試合展開が見どころでしたね。
 落ちは読める展開ながらもキレイさっぱりカタ付いてハッピーエンドでした。あとはムイとシンのポスターがちょっと以外な展開。個人的にはムイちゃんのチョロ走りがラブリーで好き♪(はあと)
 W杯より盛り上がってるワタクシでした。
 「W杯のチケットと小林サッカーのチケットどっちか選べって言われたらどうする??」「とりあえずW杯のチケット貰って転売して小林サッカーのチケットとポップコーンを買う」そのぐらいオススメなの!!!プッシュ!!!


○BOOKS○
●蛙男●
 ☆段々蛙になってゆく。
 ってなワケで清水義範の『蛙男』読みました。清水さんは雰囲気を作るのがうまいのと人物描写をしつこい位にするので主人公の顔がサラっと浮かんでくる。で、今回蛙の顔が浮かんでくるんです。ウッキー♪なんか大友克洋の絵柄が似合うような気がします。(笑) 結構清水氏は淡々とコワイ話もかくんです。ブラットベリっぽい話もありましたが、今回はカフカテイストで和風です。(笑) 何故蛙なのかは別謎ですが、知覚異常であるらしいという事ときっかけが分からないその曖昧さにむしばまれていく不安な気持ちにさいなまれながら躁鬱を繰り返す孤独さ加減が見どころです。どうやら恋愛小説らしいのですが、「すったもんだのない恋愛」という意味では斬新で、でも身近なのかもしれない。ドラマチックに回りにエネルギーを振りまかなくても泥のような不安といつでも闘っているし、其処に立ち向かえる時に幸福感ってあるワケですごく象徴的な深読みが出来る分誰にでも心当たりが有りそうなお話です。


◇ムーヴ語録◇
 ☆TVでフェイスオフやってた。顔が同じだからって一週間も疑問なく夫婦生活はムリなんじゃないかなぁとか激しく考えました。 余計なお世話ですか。そうですか。


◇MOVIES◇
◆スターウォーズ・エピソードU◆
 ☆やっとスタヴォらしくなってきた。
 すごく観たがってる友人に誘われて出掛けたワタクシ。スタエピTで「まぁそれなりだった。」感が拭えなかったのでいまいち食指も動かなかった訳ですが、ヨーダ様の動きすげえってのだけ伝え聞いてて『ヨーダ様だけ500Yenで見せてもらえないかな』って言ったら「ムリ。」と即答されてしまったので、レディースデーに1000Yenで見に行きましたYO。

 穴金君の事はとりあえずおいといて全体的に評価しますと、Tより格段におもしろかった訳です。えぇ。本家3部作には及ばないまでも、スターウォーズらしさを取り戻したなぁという“ふむふむ感”がそこここにちりばめられていて“ふむふむ、ふむふむ”と心の中で(←重要)うなずきまくりだったかも。ジャバ様の所でムリムリに踊らされていた“青いおねぃさん”と同じ種族の方とかああいった「キャラ繋がり」に今回の醍醐味があったような気がします。あとお約束の空中戦とかビームサーベルの立ち回りシーンも多く盛り込まれててスタヴォらしさが戻ってきた事に喜びを感じましたね〜。ルークの生家も見れて懐かしさもあるかな。穴金の義理の弟の恋人の顔とか、ちゃんとソレっぽい所とか妙にうれしかったりして今回監督が作品に向き合ってるなぁって感覚がおもしろさに繋がっているんだと思うのですわ。
穴金君に関してはあのピーターパンのよな青年が晩年アダムスファミリー(兄)になって行く過程が想像つかん、とかどうでもいいこと悩んでたり。・・・親子で片腕無くしたり。とかルークお父さんそっくりだったのね。なんて考えながらオイオイVに持ち越しかYO!!的な二人の行く末が気にならない訳でもないけど、ルークが叔父さん家でノホホンと育つ間穴金が放置していたのはなぜなのか。とか謎も増えてしまったわ。本当はジュダイになってほしくなかった・・・なんていいわけではヌルイ気がするので、Vを観てはっきりさせねば成るまい。という見届け意識が育ってきました。賞金稼ぎの息子も気になるし。ソロ狙ってたの彼なんじゃないかとかね・・・コレがルーカスの壺だったのかもしれないわね・・・。

 しかし一番の見所はなんと言ってもヨー様だわぁ〜〜〜!!!(≧∀≦) あとマスターウィンドウ。


○BOOKS○
●二人がここにいる不思議●
 ☆レイ=ブラットベリ短編集。
表題作のほか、珠玉のノスタルジックSF満載の短編がぎっしりで秋の読書にふさわしい一冊。ユーモアや、小気味よい結末、悲しい別れ。様々な結末に、ブラットベリ初心者も飽きさせないで有ろう事請け合い。本屋に別の本を探しにで足を運んだのに、見た瞬間新潮文庫手にレジに一直線だったワタクシ。何を探しに行ったかは忘れました。サッパリ。えぇ。 あぁ、読みふけってしまぅ〜〜♪(はあと)


◇MOVIES◇
◆世界美容師コンテスト◆
 ☆フランス映画です。フランス映画の人情度合いはトラさん以上ですが、なかなかユーモアがあって面白いです。ビミョーにまともじゃない人々が出てきてカナリ笑えました。黄金の腕を持つ下町の理髪師。一見ヘンな髪型なんだけど、適材適所なのでアリらしい。一番見事だったのは後ろ髪を伸ばしてるハゲの紳士で髪の毛のトグロで頭頂葉を隠してるんですがその隠し方が芸術的なんです。爆笑しました。始まるなり『こりゃヘンな映画だぞ』って思えるので是非おすすめ。まぁ邦題からしてねぇ。『世界美容師コンテスト』ってイキナシ言われても〜(^_^;; また世界っていうには低予算すぎるところがイイ。どこかとぼけた味がある映画です。派手なだけのハリウッド映画も疲れちゃったって時、おすすめ。秋冬ホットワインでも飲みながら見るのがピッタシ!!


○BOOKS○
●発酵食品礼讃●
 ☆小泉センセイの本。我が家では首相は敬称略なので、小泉さんといったら東京農大の小泉さんです。(←エライ人)
 世界中の有りとあらゆる発酵食品を探求しながらそれらを科学的に分析して発酵のメカニズムを『食を極める』立場からわかりやすく教えてくれるステキな本です。本当に熟知した人間の持つ語り口は氏を発酵ファーブルと呼んでしまいたくなる程に生き生きとしていて、なんだかものすごくおいしそう(*^ω^*)。発酵こそが人類の起源と言わんばかりですが、ホントそう。本当に知恵というのはこういう物なのだと教えてられる食物保存のあの手この手が大変興味深いです。いかに自分は生きていく術を身につけていないかを思い知らされたりして。コレはもうサバイバルと呼んでしまっていいかもしれないです。コレ読むと日常を見る視点が少し面白くなるよ、きっと。しかし酒飲みだなぁこの人(笑)


◇ムーヴ語録◇
 ☆角川の里見八犬伝深夜に見ました。真田サン若ぇ!! まぁ内容と特撮は古き良き時代なんですが、殺陣が結構おもしろくって最後まで観ちゃいました。(*^ ^*)


◇MOVIES◇
◆バッファロー66◆
 ☆二回観て二回とも面白かった結構ツボな映画の一つです。ギャロのキャラクターが活かされまくってすばらしいんですが。深夜ひっそり観るのが大変よろしいですな。神経質ですごい我儘な自己表現しか出来ない主人公に不憫な生い立ちが絡んで目が離せないのですが、憎たらしい反面かわいく見える男はギャロならではなのかも。最後に光を感じる瞬間がなんだかすごくうれしい。人間が楽しむべき物の一つに気付いた瞬間というか、エールを送りたい気持ちに成ってる自分が気持ちいいの。自分が凹んでる時に観るのもなかなかイイかもしれない。モーテルのお風呂とベッドのシーンが好き♪あの裸足のつま先がいいよね。


◇ムーヴ語録◇
 ☆【セッション9】をビデオで観ましたが・・・う〜ん。一言で言えば【メメント】の失敗版、みたいな。
最初から謎散らしまくりなのは良いんですがねぇ〜引力の無い謎かけは鑑賞者を置いて行くぞ・・・閉鎖された精神病院、とか『感染』『感染』とか騒いでるから病原体が広がったバイオハザードものかあるいはそう思わせて実は科学的には解明できないたぐいだったという心霊ものか過去にイカレぽんちが何か撒いて全滅した化学物質がカギなのかとか思ってたら、単にアスベストの毒性に騒いでるだけの剥離専門業者でした。っていうかお前らソレが仕事な訳で防護服着て剥がせばそれで良いだけの話なんですが、古い金貨を地下で見つけたり、昔の患者の資料を漁ったりちっとも仕事しませんので『いっそ死ねやコラ』とかいう非常に乾いた気持ちにさせられる映画でしたねぇ・・・。ダメぽ・・・(遠い目)・・・。
 最後の最後まで監督がサイコかホラーか迷ったまま引っ張ったようなヘタレ具合がヤバイ。怪しげな舞台設定の割に、「最初からホテルに連れ込むつもり見え見え男」の様で「終電無くなるからあたし帰る!!プイ」クラスの萎え萎え具合。ダメさ加減にビデオ出す方も気付いてたらしく巻末には富士急のドドンパのCMが入ってました。笑えるじゃねぇか、っていうかフォローにはなってないぞ!!!
感想は、「どうせサイモンに言われるならポリスアカデミーの方がイイ!!」というロクでも無いものでしたが、いかがなものか。


◇MOVIES◇
◆バイオハザード◆
 ☆ゲームの方を元々好きだったコトもあるかもしれないんですが、マトリックス1より面白かったでし。あんまし話題にならなかったけど・・・。マトリックスはCMで見所が終わってましたが、バイオはCMでは中核が伏せられていたのが良かったのかも。物語は単純で、途中でネタ的にはバレてますが、スピード感が小気味よく、無理に引っ張りすぎないのが良かったです。一応ちょい役的にケルベロスとかゲームキャラに被るようなゾンビさんも居て懐かしい。監督結構なバイオオタクなんじゃあございませんか?といった所です。笑えます。作り込む割には執着のない監督らしく、主要キャラと思われた人間の半分がアッサリ逝きます。アッサリしすぎて驚きですが、さらにこの映画、バイオハザードなのにゾンビ映画じゃないんですな。その辺りも監督のユニークな所に思われました。今回の一押しキャラは『レイン』。藪睨みがコワッ!!でもカクイイ!!この人最後の最後に準備体操忘れないトコがスゴイです。首をこうコキコキして、ソレッ!みたいな。根っからファイターなんですな。あと『カプラン』もイイ意味でプロの意地を見せてくれました。カワイイっす。主役の『アリス』は人間離れしてますが(コレはゲームと同じだ・笑)、他のキャラが人間らしい所もこの作品を良い方に引っ張ったと思います。人間なので能力は限られていますが、人間らしい意地があって窮地を切り抜けようと知恵を巡らせたりおどおどしている様が共感を呼ぶようです。アメリカ映画は徹底的なヒーローに辟易させられがちですが、あえてそれを回避しているみたいです。この方が日本人にはわかりやすいけど、アメリカではどの程度ウケたんでしょうかね?
 ・・・主演の『アリス』役のミラ・ジョヴォヴィッチさんはまたもや薄布衣装で「また布かよっっ!!」とかツッコミ。フィフスエレメントでは包帯でしたが今回はT字帯ですな。(笑)

 しかしレッド・クィーンの通路は誰が掃除したんだYO!!!でもスゴクゲームぽいYOママン!!! ・・・ママンも笑テタYO・・・


◇MOVIES◇
◆オー・ブラザー!◆
 ☆ジョージ・クルーニー適役。コーエン兄弟の囚人ロードムービーです〜。囚人が主人公なのにロードムービーってありえない設定なのは脱走したからなんだけどね。コーエンでクルーニー??とか思ってましたがなかなかどうして、イイシチュエーションです。相変わらず怪しいヒトが出たり入ったり出たり入ったりする所がコーエン兄弟ですな。4コマ漫画のように起承転結を繰り返しながら前後が組み合わさって一つのストーリーになっていくのが面白いです。次が読めない展開をとりあえず置いといて次のエピソードに進む軽快さに結構深刻な状況もアッサリと置き去りにしていく所が相変わらずで、見届けるまで“?”を頭の上にちらつかせながら「え〜〜っ!!」とか言ってる内にハイ次の場面。・・・コレをヒトは伏線と呼ぶのかもしれないけど、むしろ複線って感じでぎっしり感が良いですね〜(*^ω^*)
 なんか微妙に神話的(三人の洗濯娘とか)だと思ってたらオデュッセイアーが下敷きなんだそうですが「何処がじゃ!!!」って位下世話なオリジナリティーが油ギッシュでニチニチ言ってます。ポマード塗りすぎ(笑)。
 普通そうで普通じゃない人バッカシ出てきますが、案外人間なんてこんなモンだし。というアッサリ感が売りです。つまらないこだわりもひたすら続けてる姿はもう止めないで欲しいし(止めないから足引っ張ってるんですが)、大悪党が意外な所でナーバスだったりして憎めないかわいさを持ってたり。なんかみんな不器用で憎めない人たちが(喰えない野郎もいますが)イッパイ出てきて楽しい映画です。ブルースとカントリーのミュージカルっぽい演出がシブイ。墓堀人の唄とか渋すぎるぜセニョール。細かい小物使いとかビミョウな手抜き(と見せかけた演出)とかまとめて抱きしめちゃうのが正しい観方ですわん♪もう大好き♪(はあと)


◇MOVIES◇
◆火山高◆
 ☆こういうオバカ映画は大好きなので見たい見たいとは思ってたんですよね、火山高。
 韓国の超能力学園って感じでしょうか。生徒もパワフルだけど教師も大人げない、というハチャメチャな学園物で、学園一の不良が大槻ケンヂそっくりってトコがじむり的にはポイント高いんですが、何か?・・主人公がロンブー顔でブサイクなんだよね〜。
 ブレードランナー大好きでマトリックスもつまみ食いしたいって監督の欲望が産んだような気がする映画ですな〜んもうワガママさん♪(笑)もうちょっとかき回して欲しいような感じが惜しい気もしますがなかなか楽しめましたよん。ワイヤーアクションはなかなか頑張ってたですな。敵役がどっかで見たことがあるような顔だと思っていたら橋本龍太郎だった・・・ポマード橋龍かよ。思い出したく無かったなぁ〜。 (全然余談でどうでも良いけど橋龍のHPって『サヴァンナの仲間達』とかいう動物写真のコーナーが有ったんだけどアレ何? 吠えザルやハゲワシなら国会議事堂にたんまりいまるので今更珍しくも無いような )


○BOOKS○
●食あれば楽あり●
 ☆ダイスキな小泉武夫センセのエッセイです。エッセイなので、前回ご紹介した本よりくだけた雰囲気がまた良いんだわ♪(はあと)読んでると口の中がジュルジュル(゚ρ゚)スゴォイ な状態になってしまうんですが、この本を読んでいて確信したことは、『グルメと美食は必ずしも一致しない!!』という事ですね。真のグルメとはファッショナブルな外見などとは全く関係なく、すでに用意された美味に舌を唸らせる事とも違い、食べるという行為を昇華させる事に血を注ぎ心を燃やす事で、どちらかというとサバイバルに近いですな。小泉センセの食べ物への執着と愛着はすさまじく、慈愛にも似た神々しさすら感じます。この本の中に語られるグルメは、食とは生命の維持を根元としつつその中で喜びに繋げる味付けを工夫し、食を喜びとして行く作業の中で、実用性の中に娯楽を見いだしていく過程であり、人の進化そのものといって良い程プリミティブでありながら知的な行為であると感じさせられちゃう一冊です。これからも変化し続ける筈なので、決まったソースに決まった名前を付けてそれを重んずるというよりはもっとおおらかで楽しくて、食材を愛しむ行為で、鳥の求愛ディスプレイにも似た真剣な駆け引きと文化が其処には存在している事を、もっと舌と脳を使って楽しむ事こそ今の我々に必要なのではないですか?という気にさせられる楽しい本です。
 センセはこの本のタイトルを『クあればラクあり』と読んで頂きたいとの事です。食より喰を使った方がしっくりきたかも。


◇MOVIES◇
◆ファインディング・ニモ◆
 ☆ピクサー、期待の新作。見に行かない手は無いです。えぇ。
ニモを探すストーリーなので主人公はパパンの方だ。人面カクレクマノミってなんか凄いビミョウなんですけど、物語に没頭してしまえばその辺はクリア。字幕が少し不親切だったかな。作中でクマノミ氏がやたら「ギャグやれ!!」と他の魚にせっつかれるのは、『クラウンフィッシュ』だからだと思うんだけど、そのまま「ただの魚ですよ・・」しか書いてないのでわかりにくい。もういっそ『道化魚』とか造語を書いて、『クラウンフィッシュ』とルビを振るのがいいと思ったですな。まぁソレは訳した人の問題なので作品の評価とは別なんですがね。吹き替えなんかもっとわかんねぇだろな、とかも思った。言葉って難しィ〜ン。
 作品の最初のインパクトはやっぱしモンスターズインクのが上だけど、素早く場面転換を繰り返すスピーディーな作りが楽しかったです。キャラクターの個性とか、ちょっと見え隠れさせる『他映画ネタ』的なシーンはついつい笑っちゃえるし。じむりが一番気に入ったエキストラはカモメ君達ですなぁ(笑)後、カニ。
 脇役キャラが光った作品で、トイストーリーのお魚版的な物語の流れよりもキャラクターの絡みとそれぞれのシーンを楽しむ気持ちのが強かった感じ。ある意味主人公が喰われてる作品だから。でも、面白かった!!
 CGもここまで来たんですなぁと思わずに居られない映像も見所。逆に生々氏し過ぎないようにキャラクターが玩具チックし仕上げてあるです。ジョーズの歯はリアルですけど(^δ^;)コワー


◇MOVIES◇
◆イノセンス◆
 ☆攻殻機動隊の続編、イノセンス。観てきましたYO!!
 もうゼッテー逃せネェとか(マトリックスの続編のせいでタクシー3観たかったのにすぐ終わっちゃった)思って3/12に這うように本牧行ってレイトショウ観てきますた。
 我思う故に我有りといった前回のテーマ性に加えて今回は澁澤龍彦入ってます。『コレ澁澤やんけ!!ジュティ〜〜ムシモ〜〜〜ヌ!!!(四谷)』とか内心シャウトしつつ、ワタクシも某序説など頼まれもしないのに読んだクチですから、ついつい釣り込まれちゃいました。テヘ。・・・押井さんのエライ所は結末から書き上げて行く脚本タイプ(そういう書き方をしてるって事でなくてそう感じさせるて事)な所で、夢野とはやはり違いますナァ。
あえて続編である事には触れないまま物語に突入して行く所とかに、今回の作品への思い入れとか感じてそれもまた心地良いですね。まぁ言われ無くったって観客はもうご承知の事実であるし(観ようと思う時点で大小あるいは強弱に関わらず押井かアニメのフリークなワケで)あえて切り離した宣伝にこだわっただけの事のある見応えが十分にありました。(ただ、コレで初めて押井に触れた人はまま置き去りにされる所ではあるけれども。)押井さんは顔が“北の国から”なだけ有って(似てるよね)作風がアンニュイだなぁといつも感じさせられますが、今回も爆裂していますよもう大好き。(笑)
 アニメとして表現力も年々上がってますが、劇場ではその効果も十分発揮されてます。実写のアニメ化が進む現状にお腹一杯て昨今の映画産業ですから、ますます曖昧になっていく境界を本来正当な演じ手が披露するという点においても逆に新鮮でヨカッタですねぇ。人物はやはりセル系のアニメーションがよろしいですから、背景世界だけに努めてCGを盛り込む手法もワタクシ的には気持ちよかったんですな。結果的にも人物と背景に絶えず存在する違和感を作り上げた事で、“釣り込み感”というか、攻殻的に言えば“観客をゴースト・ハックしてみせる”感覚をUPさせていて、キムさん家が特にすげいですねぇ。(笑)

 バトーもトグサもみんな老化していく中で相変わらずの少佐・・・ていうか外見なんて元々どうにでもなる人だったけど、改めて見せつけられるとそんな所にもよりいっそう高みにいるような感じすらしたですね。でも二人の再会はバトーには幸せだったと思うですね。“互いを知覚出来た”て事はその人を想い続ける限り、刹那的でもやはり幸福な瞬間であって、バトーもこれからはドライもあげられる様になるんじゃないかと(笑)、思う。
 作中の人形云々は面白いけどあのハイテク・オートマタのくだりとかはキムさんに必要な事なのでバトーにはあまり関係無いような気がする。虚無感が寂しくて犬を飼うのと、悲しいオートマタを“使う”人間との間には絶対的な距離が存在する。それがバトーがオートマタ入手に至らなかった理由でも有るはずであって、“誰かに対して責任を持つ喜び”を掻き立ててくれるのはやはりアイボより生身の犬なんだと思う。それすら感じられないようなダメ人間が犬を捨てたりするんだけれど、そういう人は人形化を賞賛して余所でやっててくれればいい。元々生命というのはお互いにどこかでもたれ合うようにプログラムされているもので、バトーの行動は分かり易くて自然で全うだ。人形遊びが育児の模倣行為でないなら、死から生の優越を得るという残酷な安らぎでしかないのかもしれない。
生かすも殺すも自由、という優越感の対象で有りながら命を吹き込まれるなんて義体にしてみりゃ、災難でしかないわぁ。自分がその立場なら知能はボッコちゃん(星新一)位に留めといてやって下SAIみたいな。
 何にしても、一見の価値アリ。
 今回もラブラブな二人。素直じゃ無いんだから〜もう〜とか言いながら観てるヤツがここに居ます・・・(^^;


◇MOVIES◇
◆スチーム・ボーイ◆
☆大友、変わって無ぁ〜〜い!!(イエー!!)
 ってなワケで、はい、大爆笑させて頂きましたっ!!!ありがとうございましたァ(ましたァ)ってなワケで体育のアゴにやられたような衝撃です。今大友にAKIRA創らせたら人類が宇宙の真理に触れる事ができたやもしれん・・・。なかなか娯楽映画になってます。単体で十分娯楽ですが、“ロボットカーニバル”と“迷宮物語”と“AKIRA”知ってるともう笑いが止まらないです。 一言で表現するなら「大友版ラピュタってカンジー」というワケで、「あれ、ロケッティア?」とか訊かれたら「シャラップ!!」とたしなめておきましょう。
観終わって開口一番「犬は・・・??」などと呟いてしまった事は割と秘密かもしれないので、黙って置きましょう。些細な事は放置するのが大友流です。鉄雄くんを連れてって貰うためにアキラくんは起きたのです。そういう事です。(きっぱり。)
 しかしね、オハラ財団の小娘がスカーレットとはね・・・相変わらずだなぁ・・・大友氏・・・。貫いてるゥとか妙な感動したりして。(笑) なんにせよ、大友フェチには楽しくて仕方なかったのですよ。わぁ〜〜大友してるゥゥ〜って映画だったから。(´▽`)暫く彼の作品に触れていなかったけど、好きなんだなぁワタクシ。とかしみじみしちゃいました。これで初めて大友の作品に触れる人は何か垢抜けない、野暮ったい、という印象も受けたかもしれないですね。元々野暮ったい演出も持ち味なんですよこの人、マンガ読むと判るけど。ソコがワタクシには逆にノスタルジィに繋がって楽しめました。フィルム的にもアニメ臭さを残していて好きだし。AKIRAより格段に映像クオリティが上がってます。いい感じです。


◇MOVIES◇
◆スパイダーマン2◆
 ☆タダ券当たった友人に招待されました。
 いかにも続く・・・!!という感じに終わったスパイダーマンの2作目です。結論から言うと2も続く・・・!!って感じで終わりましたが・・・いい加減にしなはれや〜・・・
スパイダーマンのCG凄いです。ソコまでCGかよ?!?!とかツッコミたくなる位CGです。
今回もツッコミ所満載だYO、ママン・・・!

今回スパイダーマンは心の旅満載です。いくら何でもそこまでてんこ盛りに・・・って位コテンコテンに人生空回り。明日には首も吊りかねない位落ち込んで、スパイダーパワー(って言うのか?)は低下するしバイタル落ちるとこまで落ちて負け犬に成り下がってスパイダースーツ(って言うのか?)も捨ててスパイダーマン廃業を決意。って言うか力出ないんじゃ意味無いですし。
しかし・・・だからって目の前で殴られてる人まで見て見ぬ振りをする必要は無いんじゃあないかと。通報する位のパワーはあると思う。人間まで辞めてしまうヤツ。
・・・どうやら正義の味方はスパイダーマンの中身じゃあなくて、スーツの方だったらしい事が判明。

スパイダーマンてメソだったんだ・・!!
中身はケビ-ン。



 しかし後半、そこまで落ちぶれて置きながらメリージェーンがピンチになるやいなや一気にHPMP共に全回復って所が泣ける。おかぁさんはそんな子に育てたつもりは無いと思う。絶対。 お前結局彼女しか本気で守る気ネェのかYO!!!というパワー全開ですぜ・・・まぁ・・・仕方ないか・・・

 余談ですが電車のシーンはナウシカみたいで笑えました。機会があれば、チェック(笑)


◇MOVIES◇
◆マッハ!!!!!!!!◆
 ☆!!!!!!!!が多いヨ・・・体張ってます!!ムエタイマンセー映画。
 主人公が誰かに似てると思ったら織田裕二だったYO!!何となくその他の取り巻きキャラが日本人顔で、主人公と同郷のジョージとかKOBAみたいだし妙に親近感が湧いたりします。
 禁句かもしれませんが、スパイダーマンよりカッコイイです。完全実写だし。エンターテイメント性はアメリカ映画には及びませんが、ワイヤー無し、CG無し、早回し無しのムエタイアクションは普段我々が如何にゴンブトの映画とかシュワとかスタスタローンとかでウソ丸出しの映画に慣らされてるかを感じさせてくれます。味の素無しのスローフードの様ですねぇ。SFXが不完全な分生々しくてよっぽど肉迫する所が、ジャッキーチェンとユンピョウとサモハンキンポー三本柱の頃の香港映画のユンピョウ映画(ジャッキーじゃないんだね)、の如くで『チャンピオン鷹』とか思い出しますね。
じむりは香港活劇映画とかお気に入りなので、こういう映画好きですねぇ。敵の顔面に両膝で飛びかかっておきながら両肘打ち、等という驚異の跳躍技の他に右回転のキックだけど回した右足はフェイクで左足の足裏でキック、という素直に右で行った方が威力が有りそうなフェイント技の数々に笑いが止まらなくなったりしましたが、何よりツボなのが
カーチェイスシーンはタイ名物トクトク!!って所。
 オート三輪にも似た例のタクシーで凄いカーチェイス。 物凄いツッコミが
キレイに肝臓に入ったような衝撃です。
もう大好きこういうの♪


 見そびれた方もレンタルで一度ご覧になる事をオススメします。(笑)


◇MOVIES◇
◆ヴァン・ヘルシング◆
 ☆凄い、けど、物足りない・・・
 ハッキリ言っちゃえばハムナプトラのが面白かったですねぇ。コレも凄いんだけど。小道具使い捨てで目まぐるしくて、もうちょっと制約を作らないと、キャラクター達が物語の結末を知った上でそれに向かって突っ走ってるみたいで上滑りがちな感じ。これなら『レジェンドオブリーグ』のが面白かったし。(キャラが被るんですな。ジキル博士とか。)これからの映画の課題みたいのが見えてきた感じ。最近何見てもSFX最前線映画は『含み』の無さが目立つものですので。あのスターウォーズですらエピソードシリーズには『含み』が無い感じ。主人公が何か抱えているというシチュエーションはもっと重く中心に大切にすべきだと思う。指輪路もホグワーツ学園生活もその辺で成功してると思われ。思えば『ツイスター』が出た時にすでにSFXで目を奪う手法は封じられたような気がする。同時期にやっていた『ジュマンジ』のが断然面白かったのがそれを裏付けてると思った。改めて。
 個人的にはドラキュラとその花嫁の『わざとらしさ』がなんか劇団四季とかのお芝居みたいでなんか場違いで笑えた。舞台なら許されるワザトラを映画に持ち込んだ新しい形なのかもしれん・・・とか勝手に考えたりして。まぁ、監督に聞かなきゃわかんないんだけど。
あと受けたシーン


ドラキュラ伯爵:「我々には因縁があるのだ〜〜知りたいか〜〜」ヴァン:「イラネ」(←即!!答!!)


ジェ〜〜〜イムス!!!!!(笑)


 即答封じかよ・・・ドラキュラ困ってるじゃん・・・・・・つれないヒトね・・・


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○BOOKS○
●へんないきもの●
 ☆著者:早川いくを・・詩集か児童書でも出しそうな名前の方ですが、タイトルが全部ひらがな、というさくらももことか銀色夏生とかはたまた「いつでも会える」等々における牧歌的あるいはセンチメンタリズムをくすぐる癒し系に多い展開を期待して手に取るとパンチを喰らいますね。(しかもジェット) 文字通り“へんないきもの”を紹介する本ですが、決して教養本では無い風格っていうかすごいオヤジ世界が展開してます。幼少自分に特撮モノで育った新しいオヤジ世代の出した本という感じで、岩波度ナショナルジオグラフィック度は★一つという感じでむしろ宝島度とか扶桑度が★4つ5つと高く、怪獣大百科とかに近い存在。ブックファーストよりはヴィレッジヴァンガードでバカ売れ、という展開が期待されるこの本の出版社を見たらバジリコ出版て書いてあってそこはかとなく納得したりして。もちろん学術的な裏付けのある生き物が紹介されているので知らなかった珍奇な生き物世界を紐解く導入部としては好奇心も満たしてくれるし面白くてもってこいなんですが、あくまでも大人用。本書の至る所に新橋ガード下の屋台なみのオヤジギャグが炸裂しており、子供には???な、いにしえのカテゴリーでくくられている笑いが多いです。ポール牧って今時アンタ・・・
 学術的な利益を求めると失敗します。あくまでも楽しい読み物ですね。リアルな挿し絵も絶妙です。白黒なのでソフトタッチ。カラーだったら子供は泣くかもしれない(笑)。『ワラスボ』の紹介とかお母さんの顔がシガニーウィーバーそっくりなのが芸が細かい。かなり肩の力がほぐれる楽しい本です。じむり的には是非読んで欲しい一冊。癒されます。なんていうか、別の意味で。






 ブックファーストもヴィレッジヴァンガードも大好き〜〜♪


空気のメニュウに戻る〜