Linux における web サーバーは、Apache が標準といっても良いほど普及している。
実習環境でも web サーバーとして Apache 2.0 を扱う。
Apache をサーバーにインストールすると httpd (http daemon) として実装される。
Red Hat Linux ES3 では、デフォルトで web サーバー (Apache) がインストールされるが、
ここでは念のためインストールの手順を掲載する。
以降の操作では、/tmp を作業用ディレクトリとして進めている。
- 準備
- 未インストールの確認
httpd がインストールされていないことを確認する。
- CD #3 から httpd-2.0.46-25.ent.i386.rpm をコピーする。
- インストール
- インストールの実施
- インストール完了の確認
- 生成ファイル確認
/etc/httpd/conf 内に httpd.conf があること。
- 自動起動リスト登録の確認
- バージョンの確認
【 旧バージョンの生成ファイルについて 】
Apache 1.3 をインストールすると、下記 3 つの設定ファイルが /etc/httpd/conf ディレクトリに展開される。
httpd.conf
access.conf
srm.conf
必要な設定は httpd.conf で行い、他の2つのファイル (access.conf, srm.conf) は削除することが強く推奨されている。
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[[ web サーバ - Apache/2.0 の設定 ]] |
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ても、httpd-2.0.46-25.ent がインストールされる。
これは、「サーバー設定ツール」に含まれている redhat-config-httpd-1.1.0-4 がデフォルトでインストールされる
際に、依存関係のある httpd-2.0.46-25.ent も同時にインストールされてしまうためと思われる。