windows では定番のゲームですが、windows 7 はエディションによってゲームが無効になっています。[スタート] の [すべてのプログラム] に「ゲーム」が表示されない時は、次の手順で有効にします。
- [スタート] - [コントロールパネル] - [プログラム] を選択します。
- [プログラムと機能] のブロックにある [windows の機能の有効化または無効化] をクリックします。
- チェック ボックスのリストから「ゲーム」を探し(下図)チェックを付けます。
- [OK] をクリックします。
windows 7 には標準で100種類以上のフォントがインストールされていますが、さらに魅力的なフォントは多数あります。またインストールされていても、プログラムによっては選択できない状況もあるようです。
入手したフォントをインストールするには次の方法があります。
【 方法1:フォントを開く 】
- フォント ファイルをダブル クリックで開きます。
- [インストール] をクリックします。
【 方法2:右クリック 】
- フォント ファイルを右クリックします。
- 表示されるコンテキスト メニューの [インストール] をクリックします。
【 方法3:ドラッグ & ドロップ 】
- [スタート] - [コントロール パネル] - [デスクトップのカスタマイズ] - [フォント] を選択してフォント フォルダー(下図)を開きます。
- インストールするフォントのあるフォルダーを開きます。
- フォント ファイルを選択(複数可)し、マウスで直接フォントフォルダーへ移動(あるいはコピー)します。
インストール済みのフォントでも、一部のプログラム(メモ帳、ワードパッド等)で選択できないフォントがあります。フォントの設定で [非表示] とされているためで、[表示] に変更することで選択できるようになります。
【 すべてのフォントを [表示] にする 】
- [スタート] - [コントロールパネル] - [デスクトップのカスタマイズ] - [フォント] を選択します。
現在のフォントの状態が [表示(濃い色)]、[非表示(グレー)] でプレビューされます。
- 左側のメニュー ウィンドウにある [フォント設定] をクリックします。
- [入力言語の設定に基づいて一部のフォントを非表示にする] のチェックを外して [OK] をクリックます。
- 自動でプレビューに戻り、すべてのフォントが [表示(濃い色)] に変更されたことが確認できます。
【 フォントを選択して [表示/非表示] にする 】
- [スタート] - [コントロールパネル] - [デスクトップのカスタマイズ] - [フォント] を選択します。
現在のフォントの状態が [表示(濃い色)]、[非表示(グレー)] でプレビューされます。
- [表示] に変更したいフォント(例:Comic Sans MS)を選択し、サブ メニューバーに追加表示される [表示] をクリックします。
これまでの windows バージョンには標準で搭載されていたメール ソフトの [Outlook Express] や [windows mail] 、そして画像ファイルを表示・簡易編集できる [windows フォト ギャラリー] は、windows 7 では提供方法が変わって Microsoft のサイトからダウンロードしてインストールするようになりました。
これらのプログラムは [Messenger] や [Bing バー] 等と一緒に Windows Live Essentials としてまとめられていて、インストール時に必要なプログラムを選択できるようになっています。
- Windows Live のサイト(下図)にアクセスします。
ここでは個々のプログラムの説明(さらに詳しく)を見る事ができます。
- 大きな [ダウンロード] ボタン(上図参照)をクリックします。メッセージ(下図)が出るので、デスクトップあたりに保存します。
- [名前を付けて保存] したファイルを実行します。
- インストール方法を選択するメッセージが表示されるので、[すべてをインストール] または [インストールする製品の選択] のどちらかをクリックします。
- [インストールする製品の選択] を選んだ場合、製品選択画面が表示されるので必要な製品にチェックを付けて [インストール] をクリックします。
下の例では[メール] および [フォトギャラリーとムービーメーカー] にチェックを付けています。
- インストール完了のメッセージが表示されたら、コンピュータを再起動します。
テキストファイルをダブルクリックすると [メモ帳] が起動し、ワード文書をダブルクリックすると [Microsoft Word] が起動します。これはファイルの拡張子とプログラムが関連付けされているために起きている現象(仕組み)で、関連付けを変更する事で起動するプログラムを変更することができます。
ここでは例として各種画像ファイルを開くプログラムを、前項でインストールした [Windows Live フォト ギャラリー] に変更してみます。
[Windows Live フォト ギャラリー] をインストールしても、すべての画像ファイルがフォト ギャラリーで開くわけではありません。状況によっては、他のプログラムが起動したり「ファイルを開けない」旨のメッセージが出たりします。
また .gif ファイルはインターネット エクスプローラーが既定のプログラムと位置付けられているため、フォト ギャラリーでは gif ファイルを開けないという状況もあります。
各種画像ファイルを [Windows Live フォト ギャラリー] に関連付けるには次のようにします。
- [スタート] - [既定のプログラム] を選択します。
- [既定のプログラムの設定] を選択します。
- 左側のプログラム欄で [Windows Live フォト ギャラリー] を選択し、右側のメニューから [既定でこのプログラムで開く項目を選択する] をクリックします。
- 拡張子のリストから関連付けたい名前の拡張子を選んでチェックを付け、[保存] をクリックします。この例では [.gif] にチェックを付けました。
※ [Windows Live フォト ギャラリー] に関連付ける拡張子の候補は、次の12種類程度で
支障ないと思います。
.bmp | .dib | .gif | .ico | .jfif | .jpe |
.jpeg | .jpg | .png | .tif | .tiff | .wdp |
管理者アカウントでログオンしていても、ユーザーが起動するプログラムは標準ユーザーの権限で実行されます。
この状況でシステムに影響のあるアクセスを行うと、エラー(右図)やアクセス許可無し(右下図)等のメッセージが出て参照や変更ができないことがあります。
こうしたアクセスを可能にするには、起動するプログラムの実行権限を管理者に昇格(プログラムを管理者として実行)する必要があります。 |
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プログラムを管理者として実行する方法にはいくつかありますが、いずれの方法でも実行に際して
ユーザー アカウント制御 (UAC) による確認ダイアログが表示されます。
またプログラムの種類によって設定手順の違いや、適用の可否があります。
ここで言うプログラムの種類とは、次のようなことです。
- 【 windows 標準添付のプログラム 】
windows インストール時に標準で導入されるプログラムで、主にスタート メニューの [すべてのプログラム] や [アクセサリ] にあるプログラムを指します。
エクスプローラー、コマンドプロンプト、メモ帳、ペイント等があります。
- 【 一般のプログラム 】
上記以外で、主にユーザーの手によりインストールされたプログラムです。
プログラムを起動する時に、[管理者として実行] する事を指定します。プログラムを終了するまでが有効期限で、永続性はありません。
- プログラム名、プログラムのアイコン、あるいはプログラムのショートカットを右クリックします。(図の左側)
- 表示されたコンテキスト メニューから [管理者として実行] を選択します。
(図の右側)
タスクバーに登録している、あるいは最近開いたプログラムとして [スタート メニュー] に表示されているプログラムなら、ワン クリックで [管理者として実行] できます。
有効期限はプログラムを終了するまでで、永続性はありません。
- タスクバー、あるいは [スタート メニュー] に表示されているプログラムを、[Ctrl] キーと [Shift] キーを押しながらクリックします。
ショートカットに特権レベルの設定を行うことで、常に管理者権限でプログラムを実行することが可能になります。
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標準添付のプログラムの場合
- ショートカットを右クリックしてコンテキスト メニューから [プロパティ] を選択します。
- [ショートカット] タブを選択します。
- [詳細設定] をクリックします。
- [管理者として実行] にチェックを付けて [OK] をクリックします。
- もう一度(プロパティ画面で) [OK] をクリックします。
-
一般のプログラムの場合
- ショートカットを右クリックしてコンテキスト メニューから [プロパティ] を選択します。
- [互換性] タブを選択します。
- [特権レベル] 欄の [管理者としてこのプログラムを実行する] にチェックを付けて [OK] をクリックします。
*** 注意 ***
標準ユーザーアカウントではこの方法は使えません。
「標準添付のプログラムの場合」と同じ方法を実施してください。
ログオンするユーザー アカウントに関係なく(どのユーザー アカウントでログオンしても)、常に [管理者として実行] するように設定することができます。
ただしこの機能は、管理者権限でなければ動作しないプログラム向けの「互換性」として用意された機能で、windows 標準添付のプログラムには使えません。
- ショートカットを右クリックし、コンテキスト メニューの [プロパティ] を選択します。
- [互換性] タブを選択します。
- [すべてのユーザーの設定を変更] をクリックして、[すべてのユーザーの互換性] を開きます。
- [特権レベル] 欄の [管理者としてこのプログラムを実行する] にチェックを付けて [OK] をクリックします。
- もう一度(プロパティ画面で) [OK] をクリックします。
ユーザーやプログラムが、管理者レベルのアクセス許可を必要とする変更を行う(あるいは行おうとする)と、
ユーザー アカウント制御(UAC)は確認のための問い合わせダイアログ(右図)を表示します。
この時デスクトップは暗転し、ダイアログに応答する以外、他の操作は実行できない状態(標準設定)になります。
デスクトップの暗転を停止し、確認ダイアログのキャプチャーを(その他の操作も)可能にするには、セキュリティ ポリシーを変更します。
ただしこの設定は推奨されていないので、用済みになったら元の設定(既定値)に戻しましょう。
- [スタート] - [コントロール パネル] - [システムとセキュリティ] を選択します。
- [アクション センター] 欄にある [ユーザー アカウント制御設定の変更] をクリックします。
- 左側にあるスライド バーを操作し、既定の位置からワン ランク下げます。
アカウントの種類によって既定の位置が違います。
- 管理者アカウントでログオンしている場合
[プログラムがコンピューターに変更を加えようとする場合のみ通知する(デスクトップを暗転しない)] に設定します。
- 標準ユーザー アカウントでログオンしている場合
[次の場合は通知する(デスクトップを暗転しない):] に設定します。
- [OK] をクリックします。
windows 7 のバージョンが Professional, Enterprise, Ultimate edition の場合は、ローカル セキュリティ ポリシーの設定でも同様の変更ができます。
(標準ユーザー アカウントでは変更できません)
- [スタート] の [プログラムとファイルの検索] に "secpol.msc" と入力し、表示されたプログラムをダブルク リック(または Enter)で起動します。
- [ローカル ポリシー] を展開し [セキュリティ オプション] を選択します。
- [ポリシー] 欄の [ユーザー アカウント制御:昇格のプロンプト時にセキュリティで保護されたデスクトップに切り替える] を選択してプロパティを開きます。
- [ローカル セキュリティの設定] タブの [無効] を選択して [OK] をクリックします。
上述の [ユーザー アカウント制御設定の変更] や [ローカル セキュリティ ポリシー] の変更は、下記のレジストリ値を書き換えています。
キー | HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System |
値 | PromptOnSecureDesktop |
データ | 0 : 無効、 1 : 有効 |
ログオンする時の [ようこそ画面] や [スタート] メニューの右上(右参考図の花の画像)には、ユーザー識別用の画像が表示されています。
この画像はユーザー アカウント作成時に割り振られたものですが、好みの画像に変更することができます。
変更するには、まずユーザー アカウントの [画像の変更] を開きます。
- デスクトップ右クリックのメニューから [個人設定] を選択します。
- 左側のメニューにある [アカウントの画像の変更] をクリックします。
【 あらかじめ用意されている画像に変更する場合 】
- 一覧表示された画像の中から好みの画像を選択して [画像の変更] ボタンをクリックします。
【 自分で用意した画像に変更する場合 】
- 画像の一覧表示の下にある [他の画像を参照する] をクリックします。
- [ピクチャ ライブラリ] フォルダーが開くので、任意の画像を選択して [開く] ボタンをクリックします。
ファイルを右クリックすると表示されるコンテキスト メニューの中に [送る] があります。
[送る] メニューの中身は概ね右参考図のような内容で、それぞれの働きは下記リストの通りです。
- FAX 受信者
WFS.exe を起動し、ドキュメントの内容を FAX として送信します。
- デスクトップ(ショートカットを作成)
ファイル(ドキュメント、プログラム、フォルダー等)のショートカットをデスクトップに作成します。
- ドキュメント
ファイルをマイ ドキュメント フォルダーにコピーします。
- メール受信者
ファイルを添付して新規メールを開きます。
- 圧縮(zip 形式)フォルダー
zip 形式で圧縮した別ファイルを作成します。元のファイルに変更はありません。
複数ファイルを選択して実施すると、1つにまとめて圧縮されます。
[送る] の実態はユーザー プロファイル内の特定のフォルダーで、次の場所にプログラムのショートカットや処理の内容を記述したファイルが格納されています。
ここにプログラムのショートカットを追加すると、ファイルをその(特定の)プログラムに送ることが可能になります。
windows はファイルの種類(拡張子)ごとに既定のプログラムが決まっていて、ファイルをダブル クリックすると既定のプログラムが起動するように作られていますが、[送る] メニューを利用することで、プリンターやブラウザーを使い分ける、拡張子が .txt ではないファイルをテキスト エディターで参照・編集する等が手軽に行えるようになります。
ここでは試しに [送る] メニューに [メモ帳] を追加します。
- [スタート] メニューの [プログラムとファイルの検索] に「メモ帳」と入力します。
- 表示された [メモ帳] を右クリックし、[送る] - [デスクトップ(ショートカットを作成)] を選択します。
- 次のフォルダーを開きます。
- デスクトップに作った [メモ帳] のショートカットを、開いたフォルダーに移動します。
以上の操作で [送る] メニューの中に [メモ帳] が追加できました。
ファイルの右クリック後、[N]キーをタイプしても[送る]メニューが開きます。また[送る](<SendTo>)フォルダー内のショートカットの名称は、その先頭文字をタイプすることで該当プログラムが起動します。
上記機能を利用して送る操作を少しでも楽にしてみましょう。
ここでは例としてhtmlファイルをメモ帳で開く方法を試します。以下の操作でhtmlファイルがメモ帳で開きます。
【 例1 】 送るメニューを開いた時、先頭のショートカットが選択済であることを利用する。
メモ帳のショートカット名を _メモ帳 に変更しておく。
- html ファイルを右クリックする。
- キーボードの [N] をタイプする。
- キーボードの [Enter] をタイプする。
【 例2 】 ショートカット名の先頭文字で起動できることを利用する。
メモ帳のショートカット名を memo に変更しておく。
- html ファイルを右クリックする。
- キーボードの [N] をタイプする。
- キーボードの [M] をタイプする。