パソコン実習室
Windows の引越し - ハードディスクの乗り換え
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V.引越し
Partition Wizard のディスクコピー機能を使って Windows の引越しを実施する。
実際には 120 GB のハードディスクから 250 GB のハードディスクへの拡大コピーとなる。
V.1.ディスクコピーの設定
Partition Wizard を起動し、ディスクコピーの準備をする。
Partition Wizard を起動する。
ソース ディスクが "Disk 1"、ターゲット ディスクが "Disk 2" と表示されていることを確認する。
"Disk 1" を選択 (起動時にデフォルトで選択されている) し、[ Copy ] をクリック。
コピー先ハードディスクを選択する (Select target Disk) ウィンドウが開くので、"Disk 2" を選択して [ Next ] をクリック。
[ Review the changes ] の [ Copy Options ] では、デフォルトで [ 1.Fit partitions to entire disk. ] が選択されている。
そのまま [ Next ] をクリック。
※ ターゲット ディスク全領域を 1 パーティションと
し、そこへソース ディスクの OS をコピーする。
▼ ソース ディスクと同サイズのコピーなら [ 2.Copy partitions without resize. ] を選択、
最小サイズでのコピーなら [ 3.Copy partitions with minimum size. ] を選択する。
ターゲット ディスクからの起動に関するメッセージが出たら、[ Finish ] をクリック。
Partition Wizard のメイン画面に戻る。
"Disk 2" の全域が NTFS で占有され、[ Status ] が "Active" である事を確認する。
V.2.ディスクコピーの実行
ディスクコピーの設定をしただけでは、実際のコピーは行われない。 以下の措置を行うことでディスクコピーが完成する。
[ Apply ] をクリック。
※ [ Undo ] をクリックすれば、変更操作 (移動・拡大) はキャンセル
される。
保留処理の適用の問いかけ (Apply pending changes?) が表示されるので [ Yes ] をクリック。
稼働中パーティションのコピーを指示したので [ Error ] が表示される。
[ Restart Now ] をクリックする。
Partition Wizard による再起動がかかる。
Partition Wizard のメッセージ表示後、[ Partition Wizard - Boot Mode ] が起動してコピーが始まる。
※ メッセージ表示中に何かの
キーを押すと、コピー作業
はキャンセルされる。
ハードディスクの (拡大) コピーが終了すると、ソース ディスクの Windows が起動する。
※ Partition Wizard は終了している。
Windows をシャットダウンする。
V.3.引越しの完了
前項までで、Windows のディスクコピーは終了している。 無事に起動できるか確認する。
ターゲット ディスクが第 1 ハードディスクになるよう、接続替等えを行う。
※ 仮増設方法が
T.3.ハードディスクの仮増設
の写真例と同じなら、ソース ディスクの電源ケーブルを外
し、ターゲット ディスクのジャンパピンをセットする。
※ PC のケースに正規に収納するのは、正常起動を確認してから行う。
PC の電源を入れ、Windows を起動する。
▼ ターゲット ディスクは、コピー完了後の最初の起動時に [Partition Wizard - Boot Mode] の名残りが表示
される。 次回以降、[Partition Wizard - Boot Mode] は表示されなくなる。
起動した Windows のディスク (C ドライブ) 容量、空き領域等を確認する。
正常であればシャットダウンする。
ハードディスクを正規に収納し、ケースを閉じる。
Windows の認証について
Windows の引越しを行うと、結果として認証を受けた環境と変わる (ハードディスクが異なる) ことになる。
このような場合、状況によっては再度認証を受けなければならないこともある。
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[[ Windows の引越し ]]
し、そこへソース ディスクの OS をコピーする。