ほのちゃんの野菜畑 http://park12.wakwak.com/~tkt/
畑がないから、お庭がないから野菜作りができない(><)/ って思っていませんか? あきらめることはありません。このページを読んで、 「これならできるかも?」って思っていただけたらtktも嬉しいです。 (へ^-^)へ (野菜作りの仲間においでおいで♪)
容器作りの利点は屋内外へ自由に移動できるところにあります。
とくに病気の出やすい梅雨などに軒下やベランダで雨が防げること
は、野菜の生育にとって非常に好都合です。収穫量は畑などでの
栽培に比べてずっと少ないですが、買った野菜とは比べ物にならな
いみずみずしさがあるうえ、子どもの理科観察や情操教育にも役立
ちます。また通りすがりの人や見る人を和やかにさせ、作る人の心
の余裕さえ感じさせます。
2 まずは「土」について
狭い空間だからこそ、土の良し悪しは作物の出来不出来に大きく
影響します。良い土が手軽に手に入ればいうことはありませんが、
ない場合は購入するか、自分で作るしかありません。
(1)購入する場合は、ホームセンター等でプランター用土が各種販
売されていますが、おおむね値段に比例する場合が多いようです
(安い土は失敗が多い)。大別すると下表のようになります。
タキイから、「そのまんま〜畑」というシリーズで、培養土入りの袋が
売られています。袋を開ければそのまま袋栽培ができるという手軽さ
がありますが、値段も高い(約5,000円弱/3袋)ですので財布とよーく
ご相談ください。(^-^;)
(2)自分で作成する場合
3 容器選びは?
ここでは、@普通サイズのプランター、A少し深めのプランター、
B肥料袋の3種類についてそれぞれの特徴と使い方を説明します。
@普通サイズのプランター
一般的に売られている標準プランターです。価格も安く土を詰めても
持ち運びが楽です。丁寧に使えば数年間利用することができます。
葉もの中心に使いましょう。
A少し深めのプランター 各サイズがあります。少し価格は高いですが土量がはいるので長期
間栽培する果菜類や、短めの根菜類に向いています。
B肥料袋 各サイズがあります。廃物利用なのでタダです。長期間栽培する果菜
類や、根菜類全般に向いています。肥料袋のほかにも「米袋」「麻袋」
「土のう(化繊織)」などいろんな袋があります。通気性のいいものはその
まま使えますが、通気性の悪いものはあちこちに穴を開けて通気を図り
ましょう。だって根っこも土のなかで呼吸してるんですから。
ビニール系の袋のばあいは排水穴を作ります。袋の下端2ヶ所を2〜
3cmくらい切り取り、新聞紙1枚を4ツ折りにしてなかにいれてから土を
詰めると、栽培中に穴から土が流れ出ることがありません。同じように
袋の下端に細かな穴を多数開ける方法がありますが、栽培中に根が下
の地面に伸びることがあります(移動しなければそれでもかまいませんが)。
4 各野菜と容器の相性
注:○…適 △…やや不適 ×…向かない ●十分できるが、そこまで深さは必要ない
5 かん水について
容器に土を詰めたら、まずたっぷりとかん水してください。なぜなら
土によっては水がしみ込みにくいものもあるからです(特にふわふわ
した土など)。
仮に土詰め→種まき→かん水の順だと、かん水量が多いと種が浮
いてしまったり、逆に少ないと土の中が乾きすぎていて発芽ムラが起こ
りやすいからです。そこで次の順序を守ってください。
@容器に土をつめる。 A十分かん水し容器の下から水が出ることを確認する。 B1〜数時間ほど放置し土の表面が少し乾くのを待つ。 C種まきや苗の植付けをする。 D覆土後は軽く鎮圧するか、かん水は土が落ち着くくらいの少量おこなう。 特に粘土など、土が固くしまりやすい場合はBが重要です。なぜなら
かん水直後に種まきや苗の植付けを行うと、周囲の土が練られて空気が
少なくなり、発芽・発根不良となるからです。これは畑や庭でもいっしょです。
よく発芽不良となる人は注意してね(⌒-⌒)。
ふだんこまめにかん水できない人は、やや大きめのプランターか袋栽培
をお勧めします。ペットボトルに穴をあけてかん水する(情報:やよまつさん)
などの方法もいいですね。
6 種まきについて
種まきの基本技術は、基礎知識編の「4 種まきのコツ」を参照してください。
容器栽培では土が少ないため根が張れる範囲が狭く、地上部の草丈も小
さくなりがちです。そのうえ種まきの間隔が狭いと根が張れないばかりか、
葉も込み合って必要な光を得ることができなくなります。容器栽培ではその
野菜が大きくなった姿を想像して、なるべく種まきの間隔を広めにとったほう
が丈夫に大きく育ちます。はじめての場合はよく分からないかもしれません
が、野菜の種まきの間隔はだんだん経験が教えてくれるようになりますよ。
7 間引きについて
間引きの基本技術は「5 間引きのコツ」を参照してください。
容器栽培において間引きはとても重要な作業です。なぜならただでさえ、
生育が抑制されがちなのに、間引きがおくれると徒長(とちょう:ひょろひょろ
になること)してしまい、大きくなれなくなってしまうからです。また徒長すると
病気にも弱くなり、乾燥や強風にも弱くなってしまいます。うーん。(^−^;)
しかし容器栽培はどうしても畑で栽培したものと比較して小さめになりがち
です。あまり欲張らず効率よく野菜が作れればいいので、すこし多めに種を
まいて、間引き菜をどんどん食べるっていうくらいでちょうどいいかも?。
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