BCL(Broadcasting Listener)
BCLとは・・
簡単に言えば、海外や国内放送局の放送を聞いて「いつ、どこで、どんなプログラムを聞いて、受信状態は
こうだった」等のレポートを送り、「ベリカード(※)」と呼ばれる受信証明を集める趣味です。
一時、大ブームが巻き起こりましたが・・・。
今どき、この言葉を知っている若い衆はどれ程いるんだろ?
※ベリカード:Verification card
◎最低限必要なレポート内容
①受信年月日及び受信した時間(JSTかUTC)
②受信地
③受信局名
④受信した周波数
⑤受信状態(下記のSINPOコードによる)
⑥受信したプログラム内容
⑦使用した受信機及びアンテナ
**SINPOコード**
\ | 信号強度(S) |
混信(I) |
雑音(N) | 伝播障害(P) |
総合(O) |
5 | 最強 |
なし |
なし | なし |
最良 |
4 | 強 |
弱 |
弱 | 弱 |
良 |
3 | 中 |
中 |
中 | 中 |
中 |
2 | 弱 |
強 |
強 | 強 |
不良 |
1 | 非常に弱 |
最強 |
最強 | 最強 |
不可 |
◎その他のレポート内容
①放送を聞いた感想・意見
②混信があればその放送局名
③職業、年齢等
最後に、
「この受信報告が貴局であるとご確認されましたら、お手数ですが受信証をお送り願えたら・・」的に
謙虚な気持ちを伝えます。
(昔は返信用の切手や封筒は不要でしたが、現在は必須の放送局が多いかもしれません。)
◎大昔のベリカード
昔、ハマって集めた海外の放送局 (BBC、ラジオモスクワ、ラジオオーストラリア、北京放送等)と
国内民放局 の数枚のベリカードです。
もうちょっと持ってたハズですが、どっかに入ってるのかな・・?
20数年程前に爆発的なブームとなり、すばらしいBCLラジオが各社から発売されましたが、
私がやっていたのは流行る前の頃で、真空管式の家庭用ラジオ(短波/中波)と自作の
0-V-1でした。
アンテナは適当に張ったロングワイヤーでしたが結構聞こえました。
ラジオがラジオだけに、周波数直読という訳にはいきませんが、受信した局の周波数は、
その付近で分かっている局をパイロット周波数にして、「○○○.○○MHzの△△△放送」
と判断していました。
(そういえば、アンテナの先っぽを電柱に引っ掛けていたため、「困るんですよね」と
電話局のオッチャンが来たことも・・・。)
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