≪さ行≫です


最悪(さいあく)
最も悪い、やってられるかこんなの、ってな雰囲気。
意味の割には意外とちょくちょく出てきている言葉であるのでとんでもない。

再生(さいせい)
傷などがふさがって行く現象。また、欠けた部分が取り戻される現象。
同名の術をヨウメイは用いる事が出来、それはあっという間に復活を行うものである。
優しい光が、その術の特性を表わしている。

祭壇(さいだん)
何らかのまつりごとを行う為にあるもの。
知の洞窟の最深部にもこれがあり、ヨウメイをそこに立たせる事が重要となる。

作戦(さくせん)
ある事を行う際に立てるもの、計画。
翔子が練るそれは、えらく成功率が高いものが多い。
もちろんヨウメイ自身、これを練る専門家でもある。

座標(ざひょう)
一定の格子を作って位置の度合いを設定し、その上で目的の物が示している位置。
統天書でありかを調べる際には、これが用いられるらしい。
もっとも、現在の事しかヨウメイには分からないので、
めまぐるしく変わるそれで不便を感じると思うのだが・・・。

サポート
その人がやる事を支える事。手伝い、手助け、である。
マラソン大会の際に、花織達は体力の大部分をヨウメイに対するそれへ費やした。
彼女達のこれが無かったなら、ヨウメイは絶対に完走できなかったであろう。

寒い(さむい)
体温より気温が低かったりする状態。大抵は風がその様子を物語る。
また、芸などを行ったりした時にもこの状態に陥る時がある。
ヨウメイに頼めば、ほぼ確実にこの状態に導いてくれる事だろう。

砂流星(さりゅうせい)
星の試練にてヨウメイが呼び出した、砂の流星。
簡単に言ってしまえば、砂の雨である。

〜さん
ヨウメイが人を呼ぶ時に必ずといっていいほどつけるもの。
ちなみに彼女の呼び方は、主は主様。主の家族は名前+さん。
その他の人間は名字+さん。精霊等は名前+さん。である。

残像拳(ざんぞうけん)
自分自身が素早く動く事によって残像を相手に見せ、撹乱させる技。
目に頼っている者に対しては絶大な効果を発揮するだろう。

サンタクロースの朝御飯(サンタクロースのあさごはん)
クリスマスプレゼントを貰えなかった者の末路。
これは翔子の嘘だが、ヨウメイはそれを利用して色々と発展させた。
一番最初に素直に信じていたシャオは、随分と真面目であろう。

死(し)
生きているものには平等に必ず訪れるもの。生命活動の停止。
大抵の生物はこれを本能的に恐れるものである。
よって、死ぬという行為、そして死後にはよほどとてつもない事が待ちうけているのだろう。
これについては、統天書にて過去読めたはずなのだが、ヨウメイはそれを封印した。
他に疑問なのは、精霊達は人間を簡単に死においやるすべを持っているという事だろうか。

幸せ計画(しあわせけいかく)
太助とシャオの為に、那奈、ルーアン、キリュウ、ヨウメイが立てた計画。
それぞれテーマを別に二人を幸せにしようというものだ。
しっかりと裏で報酬の算段もたてられていた。
四人にとっての結果はあまり良くなかったが、太助とシャオは幸せになった事だろう。

幸せになる試練(しあわせになるしれん)
幸せ計画内でのキリュウの作戦。
太助とシャオ、一緒に試練を受けてもらうというもの。
太助がシャオを護りながらそれを行う事によっていい雰囲気になる予定だった。
最終段階でヨウメイのちょっかいが入り、完全には成し遂げられなかったが、
それは特に深い意味のあるものではなかったようだ。

幸せの授業(しあわせのじゅぎょう)
幸せ計画内におけるヨウメイの作戦。これを受けると幸せになれるらしい。
しかし、全く行われずに終わってしまった。内容が非常に気になるところである。

ジェットコースター
遊園地にある代表的な乗り物の一つ。
重力や遠心力を利用してスピードを上げたりする。
恐いので有名なので、乗る時には結構度胸がいるようだ。
しかし、陽天心○○にのる事に比べるとまだまだ甘いようだ。
もしくは、花織が運転する飛翔球とか。

時間(じかん)
三次元であるこの世界を大いに支配している事象。
いわゆる、どれだけ○○かというものを測る尺度でもある。
人間も精霊も、万象はこれに逆らえずに生きている。
もっとも、中にはこれを多少操れる存在もある様だ。

シークレットおやつ
ヨウメイ専用の、休息に、夜寝る前に食べる用のおやつ。
食べる時に、キリュウに大きくしてもらうのを忘れない。

事件(じけん)
日常の中で起こる、ちょっと面倒な出来事。
平和な世の中ではあまり大したものは起きないはずなのだが、
どうも七梨家ではそういうわけにはいかないようだ。
もっぱら原因は精霊達にある様だが・・・。

自己紹介(じこしょうかい)
初対面の相手に対して行う、自分自身の紹介。
“初めまして主様、私は・・・”で始まるヨウメイの自己紹介は、
正直ではあるものの、いきなり話されて納得できる人間が果たしてどれくらいいるのやら・・・。

自習(じしゅう)
授業ではなくて、生徒達が自主的に学習するようにとられる時間。
大抵は、授業を行う先生の都合でこの時間におきかえられる。
この時間を利用して、教室を抜け出すものもいるようだ。

地震(じしん)
ぐらぐらと地面が揺れる現象。縦だったり横だったりと種類もある。
ヨウメイももちろんこれを操る事ができ、これで国を滅ぼす事も可能だ。

地震雷火事竜巻(じしんかみなりかじたつまき)
恐いといわれている災害四つのこと。
ヨウメイはこれらを防ぐ対策を知っていた様で、ある御礼に出雲に教えようとした。
しかし、仕返しがどうのこうのという前後だった為にごたごたが起き、うやむやに。

四聖獣のガラス細工(しせいじゅうのガラスざいく)
赤い鳥、白い虎、青い龍、黒い亀、の四つでワンセットとなるもの。
全てをそろえる事が出来たなら、大いなる護りが得られるらしい。
熱美はすでに赤い鳥、白い虎、黒い亀、を見つけており、あと一つである。

自然一体(しぜんいったい)
長期合同試練の際に用いられた術。
四大元素の精霊の力を借り、それぞれに対する抵抗力を身につけるものである。
試練を超えた太助に用いられたが、いかんせん目立った効果は見せていない。
もっとも、本人が不可抗力で生命の危機に陥らなければ発揮しないのだが。

自然現象(しぜんげんしょう)
自然界において起こる現象の事であり、ヨウメイはこれを操る事ができる。
地震や竜巻など、人間にとって脅威であるものはいくらでも存在する。

七梨さゆり(しちりさゆり)
世界各地でボランティア活動を行い、愛をふりまいている天使の様な人。太助の母である。
幼い太助を残して日本を去って行った事が少し気がかりになっているようだ。
だが、那奈と共に日本に帰ってきた際に太助と再会。
シャオの存在も知り、わだかまりは解けた様である。
世界を廻るという点でヨウメイと共通しているのか、過去に会った事がある。
精霊ということも不思議に思わず、素直にヨウメイの教授を偉いと思っていたようだ。
ヨウメイ⇔さゆり:ヨウメイ、さゆりさん

七梨太助(しちりたすけ)
言わずと知れた、この物語の主人公。(そう、実はそういうことなのだ)
ある日届いた一冊の本により、前代未聞の月天日天地天空天同主となる。
試練に忙しい為か、あまりヨウメイからの講義は受けていない。
(それがヨウメイ自身のストレスとなっていることも)
時に鋭く、時に遊ばれ、時に立派な突っ込み役となる、万能な人。
非常識な試練をとんでもない根性で超えてきた事から、スーパーマンに近いかも。
実際には叫んだり荒れたりと心清く無い所が多々見られるが・・・
やはりいざという時には頼りになる、強い存在である。
ただ、かなりの奥手なせいか、シャオとの仲をなかなか深められないでいる。
ヨウメイ⇔太助:ヨウメイ、主様

『七梨太助のためになる事尽くし!』(しちりたすけのためになることづくし!)
花織とヨウメイが計画を練った初めての作戦。
詳しい内容は不明だが、太助にとって嬉しい事が色々と起こるものだったらしい。
実際にすべてが行われていたら一体どうなっていただろう・・・。

七梨太郎助(しちりたろうすけ)
中国を旅する冒険家、そして画家である。
骨董品屋等で珍しい品を見つけては、日本で暮らしてる息子の太助に送り付けている。
手紙の内容は大抵くだらないものが多いので、読み飛ばされているようにもみえるが・・・。
ここで少し注目して欲しいのが、本編最初に書かれている太郎助の手紙本文。
本の中身を記す際に“何が書いてあるかさっぱり読めなかったよ”という文だ。
ヨウメイが出る前の状態である空天書は白紙であるので、これでは矛盾が生じる。
すなわち、統天書の状態で書物を見たはずである。つまりは、ヨウメイと、
そして太助の一代前の主と面識があるのではないだろうか・・・?
ヨウメイ⇔太郎助:ヨウメイ、太郎助さん

七梨帝王伝説(しちりていおうでんせつ)
ルーアンがおもに行っている授業の内容。
ヨウメイは高く評価しているようだが、理解者は少ない。

七梨那奈(しちりなな)
唯一ヨウメイに遊ばれない存在。だが、彼女からタカリを受けたという苦い過去を持つ。
七梨家では年長者である為か、大きな纏め役を務めている。
多少乱暴な時もあるが、根は心優しい女性である。
最も権力があると言っても過言ではない彼女は翔子の親友だ。
そして太助の姉である。
ヨウメイ⇔那奈:ヨウメイ、那奈さん

実況(じっきょう)
試合などの状況を事細かに伝える。たかしが行ったのは、梗河と趙高の試合だ。
太助達からはかなりの不満がとんだが、なかなかによくできたほうだろう。
余計な魂が入らなければほぼ満点だとヨウメイは評価している。

実験(じっけん)
ある事が本当に起こるかどうかを試すというこうい。
主に理科の授業で行われる。また、ヨウメイも勝手にそれを行ったりする。
他人に迷惑は掛からないらしいのだが・・・。

「実験済みです!」(「じっけんずみです!」)
キリュウとヨウメイ合同試練の風の試練をやる際にヨウメイが強調した言葉。
明らかに出雲は実験台だったという事を証明するよい言葉だ。
される側にとってはとんでもない話ではあるが。

質問時間(しつもんじかん)
手前に起こった出来事に関して、疑問点等を尋ね、それに答える時間。
大抵答えるのは精霊達だったりする。
ことあるごとに設けられているうちに、すっかり定着した様だ。
もちろん、答える当事者によってルールが作られたりする。
(賞品付き、一人一つという制限、などなど・・・)

質問に答える(しつもんにこたえる)
知の洞窟第二十五の難関。白楊の出す質問に答えて行く、という事だ。
それは、いままでの出来事の振り返りであり、
本当にヨウメイを元に戻すに値するものであるかを確かめるものでもある。

質問の帝王(しつもんのていおう)
たかしの肩書きの一つ。凄そうな響きだが、実際には全然凄く無い。

しぶとい
なかなか倒れたり参ったりしない様子。
ヨウメイ自身、体力は無いものの抵抗力は強いらしく、
相当傷つけられても死に至りにくい。

シャオリン
シャオの本名、フルネーム。
ほとんどの人は“シャオ”という愛称で呼んでいるので、滅多には出て来ない。

「シャオリンさんの星神ほどじゃありませんよ。」
(「しゃおりんさんのほしがみほどじゃありませんよ。」)
シャオが「ヨウメイさんって色んな事が出来るんですね」
と言った言葉に対してヨウメイが必ずといっていいほど返す言葉。
謙遜ではなく、真に尊敬してそう言っているのである。

シャオを守護月天の宿命から解き放つ
(シャオをしゅごげってんのしゅくめいからときはなつ)
太助の今の目標であり、キリュウが試練を与えている理由でもある。
実はヨウメイの持つ統天書にその方法が載っているが、見付けるのは至難の技。
太助はそれを聞き、キリュウにそれに対する関与をゆだねる事にした。
この物語での、最大のテーマの一つである。

車騎(しゃき)
強力な大砲を持ち、相手を吹き飛ばす事が出来る星神。
ヨウメイの策略なのか、何故か出雲と仲が良くなった。
砲弾は百発百中であり、狙い撃ちにはとても頼りになる。

灼熱(しゃくねつ)
ヨウメイが呼び出す自然現象の一つ。
いわゆる超高温の状態を作り出すので、あらゆる物を融かす威力がある。
広範囲への攻撃としてはかなり有効な術であろう。

紗恵(しゃけい)
過去のヨウメイの主、憐華が住んでいた国の王様。
非常にしっかりした王様ではあるが、国政に非常に忙しい。
趙高の事件があった以降は、民衆にもっと気を配るようになった。
ルーアンの主でもあり、これがもとで憐華とヨウメイは、この人に会う事が出来た。

洒落(しゃれ)
主に、同じ言葉だが意味が違う言葉を使って作られた言葉。
これを用いたボケが数多く存在するらしいが、聞く側が分かる事が大切である。

じゃんけん
ぐー、ちょき、ぱー、の三つを手で表現し、それで勝負を決める。
くじ引きとならんで、様々なものを決定するポピュラーな方法である。

絨毯(じゅうたん)
家などの床によく敷かれている大きな分厚い布。
大きさはまちまちだが、よくルーアンが陽天心をかけて空を飛ぶのに用いている。
中国へ皆で行く際には、乗り物として大活躍であった。
粗大ゴミ置き場に丸めて捨てられていることが多く、それは時に新品同様だったりする。

十二個入り(じゅうにこいり)
ミラーハンバーグの選択肢の一つ。
何かが十二個入ってるらしい。非常に怪しい。

14の音(じゅうよんのおと)
今は既に解散してしまっている、ZABADACの名曲。
胸の鼓動、森、Church bells、猫、春の宵、月、雲、雪、
鈴、ちんちろりん、イサドラ、血、バラード、消え行く音
という14の音で歌詞が作られている。短編初の企画物。

授業(じゅぎょう)
いわゆる、勉強を行う事を目的としてするもの。
教科書をただひたすら読むだけのつまらないものから、
様々な実験解説等を行ったりするものまで、人によってそれは様々である。

宿題(しゅくだい)
学校の先生から生徒に出される家でする勉強用のもの。
物によっては大変面倒である。ヨウメイに教えてもらえればちょちょいのちょいである。

守護月天小燐(しゅごげってんしゃおりん)
支天輪より呼び出され、主を不幸から護るという月の精霊。
(“りん”の字は出ないので間違ってる漢字で書いてますが、あしからず)
シャオ(シャオちゃん、シャオさん)と普段皆から呼ばれて非常に親しまれている。
大きな存在のはずなのだが、本編ではイマイチ影が薄い。
ヨウメイとは初対面だった様だが、これは裏で操作をされている可能性もある。
登場キャラの中では、最もヨウメイに講義を請うているという素晴らしい役割を担っているらしい。
話の中では、ポケポケであり料理の達人である、という存在に化している傾向にある。
ヨウメイ⇔シャオ:ヨウメイさん、シャオリンさん

寿命(じゅみょう)
生きているもの全てに与えられた、生きていられる時間。
人間のそれと精霊のそれはとてつもなく離れており、辛い別れが起こる一つの要因となっている。
太助とシャオの関係も、太助が永遠の命を持つか、シャオが人間としての寿命を持つか、
という事が解決すれば、一見よさそうにみえるのだが・・・。

召喚(しょうかん)
自分以外の何かをその場に呼ぶ行為。主に異世界から何らかを呼ぶ事を言う。
そして出てくるもののなかで最もポピュラーなのが悪魔や精霊である。

上昇気流(じょうしょうきりゅう)
天に向かって上って行く空気の流れ。
ヨウメイがよく呼んでいるが、大抵は対象を昇らせる為に使用する。
連続使用で、相手を翻弄する事が十分に可能である。
また、強さの調節をする事により、落下の速度を落とす事も出来る。

小説(しょうせつ)
いわゆる、ヨウメイの話を作り出しているもととなっているもの。
本編や外伝、番外編はそう言ってもいいかもしれないが、
短編は小説などといってはバチが当たりそうである。
実は、ヨウメイが書いた小説もいくつかあるのだが・・・。

小竜巻(しょうたつまき)
ヨウメイが呼び出す。普通の竜巻の威力、規模を小さくしたもの。
細かなものを混ぜたり削ったりするのに使用する。

冗談(じょうだん)
ヨウメイがよく行うもの。本当に笑え無いものが大量にあるのがいただけない。
嘘をついてるように見えても、それは冗談だというものもよくある。

商人(しょうにん)
商売を行う人のこと。定住するものから旅をするものまで様々である。
統天書が世界中を渡り歩いたのは、特に彼らのおかげだといえよう。

焦熱(しょうねつ)
ヨウメイが呼び出す自然現象の一つ。
灼熱よりはいくぶんランクが下だが、熱いのには変わりない。
ある精霊への試練に良く使うらしい。

蒸発(じょうはつ)
水が気体へと変わる現象。爆発的に体積が増える為、
大量の水がこの現象を起こせば、辺りは一気に異常事態になる。

消滅(しょうめつ)
文字通り、この世から消え去ること。
自然現象の一部であり、昔ヨウメイ自身もこれを操ることができたらしい。
状態から考えると死と同等と考えても良いかもしれない。
しかし高次元の者にとっては、これは一時的なものでしかないので、そこからの復活が可能である。

消滅波(しょうめつは)
その名の通り、対象を消滅させる波動。食らったものは確実に消滅する。
対処法としては、避けるか、それ自体を消滅させるかである。

女御(じょぎょ)
二人一組で、シャオの身の回りの衣類を司る星神。
ヨウメイと仲良くなって、キリュウを着せ替えて遊んだという楽しい思い出を持つ。
普段はあまり出てこないが、隠れた所で活躍しているのだろう。

書庫(しょこ)
たくさんの書物が収められている部屋。広さにも寄るが、数はとんでもなく多い。
ヨウメイが憐華と別れの話を切り出したのは、城の中のここである。

徐公(じょこう)
憐華が住んでる村の長老。
ヨウメイに対してずっと“様”付けをしていた為に、
彼女から何度も訂正を求められる羽目となる。
もっとも、それはヨウメイと顔を合わせている間直らなかったようだ。

「知らないおじさんの言う事は信用しちゃあいけないんだもん。」
(「しらないおじさんのいうことはしんようしちゃあいけないんだもん。」)
幼いヨウメイが知の洞窟内で虎賁に言い放ったことば。
言葉自体はなかなかしっかりした事なのだが、言う相手が悪い。

試練(しれん)
キリュウが太助を成長させる為に行っているもの。
ヨウメイと一緒に行った共同試練は想像を絶するものがあったようだ。
キリュウが行う試練の内容自体はヨウメイにとって“くだらないもの”だったらしく、
統天書にて読めない様になっているらしい。

試練場(しれんじょう)
キリュウとヨウメイの合同試練が行われた、鶴ヶ丘町から遠く離れた空き地。
そこは地平線が見えるほどだだっ広いところらしい。
試練が行われたあと、残骸がほったらかしにされた。
また、デルアスとの戦闘が行われた場所でもある。
大騒ぎが起こっている割には付近の住民からの苦情がないようだが・・・?

「試練だ、耐えられよ」(しれんだ、たえられよ)
キリュウの名台詞。ほとんどの障害は、この言葉で片付いてしまったりする。
耐えられなくなった者は、時折逆ギレを起こしたりする。

「試練です、耐えましょうね」(しれんです、たえましょうね)
キリュウとヨウメイが協力し合うようになって以来、ヨウメイが良く使うようになったセリフ。
キリュウに対して使うと効果が高いということを知っているのだろうか?
または、ただ面白がって使っているだけなのだろうか?
真相はわからない。なぜなら、試練だからだ。

試練の創作(しれんのそうさく)
梅雨時にキリュウが提案したゲーム。良いものには賞品が出るらしい。
もちろん、二人でもそれは行われる。一等はノート、二等は鉛筆だ。

白い粉が入った袋(しろいこながはいったふくろ)
知の洞窟第八の難関の際におかれてあったもの。
目印をつけるためのようだが、迷路の大きさからして、
相当な量の粉が入っていたと考えられる。

地割れ(じわれ)
その名の通り、ぱっくりと地面が割れる事。
割れたそこには、底が見えないくらい深い深い谷が出来あがる。
対処法として、そこを飛び越えるか、底まで降りて行って再び昇ってくる事。

人格(じんかく)
その人の柄等を表すもの。これによって、人間の印象は大きく変わる。
色々直す事は可能らしいが、とてつもない時間を必要とする。
また、複数のそれを持つ人間もいる。

蜃気楼(しんきろう)
光の屈折現象等の条件により発生し、そこにあるはずのないものが見えたりするもの。
ヨウメイが作り出すそれは、戦争の時に大きく威力を発揮したようだ。

真空(しんくう)
ヨウメイが呼び出す自然現象の一つ。
力の調節により、空気だけを無くしたり音を消したりといろんな事が可能である。
加減無しに最大の力で使えば宇宙全体がとんでもない事になるようだ。
その場合は咄嗟に空間の力を使う事でなんとかなるようだが、
そんな無駄な労力は使いたくないと、ヨウメイはそういうことはしない。

真空波(しんくうは)
無数の真空の刃。普通ならば、まず確実に細々と切り刻まれるだろう。
しかし、一定の規則性がどうやらあるみたいで、避ける事が可能なようだ。

審査(しんさ)
ある事柄を見て、それに関する判定等を行う事。
二人に対して行う場合が多く、公平に見る事が必要となる。

親友(しんゆう)
深い深い絆で結ばれた者同士のことで、それぞれとにかく仲が良い。
例えば、花織とゆかりんと熱美とヨウメイ、
太助とたかしと乎一郎、翔子と那奈、といった関係が挙げられる。

推参!(すいさん!)
楊明の話のタイトル。呼びたくて呼んだ人に呼ばれてもいないけど、推参である。
ということはどうでも良い事なのだが、彼女を初めて見た過去の主達はさぞかし驚いただろう。
もちろん、今の主である太助も例外では無いが。

水蒸気爆発(すいじょうきばくはつ)
大量の水分が一気に蒸発する事により爆発的に空気がふえ、爆発にも似た現象を引き起こす。
それをいうのだが、猛吹雪の中に天鶏が居るだけでそれが起こり得るのだろうか。

彗星(すいせい)
ヨウメイが封印を解いて呼べるもの。
本来の彗星とは意味が事なり、巨大な隕石を呼ぶ時にこう叫ぶ。
最大級のものは太陽よりも余裕で大きくなるとか。

炊飯器(すいはんき)
お米を炊いて、いわゆるごはんを作るための道具。
炊いたご飯はこの中で保存できる。保温機能がついている。
大きさにもよるが、空っぽになるのはすぐのようだ。

水流(すいりゅう)
読んで字の如く、水の流れ。自然現象のひとつである。
単純な現象ではあるが、水の中の対象にこれほど有効なものはないであろう。

水流星(すいりゅうせい)
星の試練にてヨウメイが呼び出した、水の属性を伴った流星。
とはいえ、ただの大粒の雨である。

砂嵐(すなあらし)
文字通り、砂を大量にともなった嵐。
普通の嵐と違って、更に視界が悪くなる。
強さによっては、かなり命取りになる可能性もある。

すーぱーえきぞちっくわんだふるぐれいとあとみっくでんじゃらす・・・
おもちゃ屋で花織が買った品の一つ。
支え方にコツがあり、それを会得しないと倒れてしまうという厄介な代物。
いろんな機能満載だが、用途はさっぱり不明である。
お買い得だが、災いが降りかかるらしい。

スーパームサシ
シャオが食事の材料を買う為に行く代表的な店。
色んな品物が揃っている様で、大半はここで事足りるらしい。
ポテトサラダが美味しいという噂である。

すりすり
瓠瓜に対してヨウメイが是非したい行為。
彼女は瓠瓜派を否定しているが、これでは説得力が無い。

性格(せいかく)
人や物等が、ある事を行う際に見られる傾向のようなもの。
良いものから悪いものまで様々。皮肉に用いられたりもする。

性質(せいしつ)
そのものが持つ、“そのものを表わす”という異名を持つもの。
これを知る事により、納得できないものも納得できたりするらしい。

精神強化(せいしんきょうか)
漫才事件の際にヨウメイが行った、精神力を強める術。
これとは逆に、極端に弱くする事も可能である。
ただし、使用条件はかなり厳しく、行おうとするにはかなり勇気が要る。
術後にルーアンとシャオの漫才を聞いた太助は結構ショックを受けていたので、
効果の程は信憑性に欠けるかもしれない。

星爆(せいばく)
星自体を破壊するほどの威力がある爆発。
星に住む者ならば、食らえば確実に終わりだろう。

精霊(せいれい)
様々な物や自然等に宿るもの。数や種類は数え切れないほどである。
身近な存在として、心清き人間を主として、その主に対して役割を持つ、
守護月天や慶幸日天などが挙げられる。
寿命はとてつもなく長く、人間である主とは相当な数の別れを繰り返してきた。
起源等、不明な点がいくつかある。

精霊器(せいれいき)
支天輪や黒天筒など、精霊が入ってる器のこと。
ただし、作者がこの呼び方を好まないため、この言葉は本作には登場しないであろう。
ちなみに統天書については、純な器とは言えないらしい。
または、元来精霊と関わりのあるものではない、とも。

精霊の役目の拒否(せいれいのやくめのきょひ)
その精霊に、もとの道具に帰れと言ってるような行為。
シャオに対して、護るなんていう行為はして欲しく無い。
ルーアンに対して、幸せなんて与えて欲しく無い。
キリュウに対して、試練なんて受けたく無い。
ヨウメイに対して、知りたい事なんて無い。
とでも言えば、それに十分値するであろう。

世界の成り立ち(せかいのなりたち)
この世界はどうやって出来たか、どういう構造で成り立っているかという事で、
今までヨウメイが主に教えて来た事柄の一つ。
これを知る事により、知識の吸収率が上がるのだとか。
ちなみに、太助はまだこれを知らない。

折威(せつい)
相手に乗っかって押さえつける事が出来る。見た目は凄く小さいがとても重い。
自分の体くらいの玉を背中にしょっており、三人居る。
ヨウメイに頼まれて彼女を鍛え、そして看病もしっかり行った。
寝ている状態を強制的にした、ということであるが。

絶界(ぜっかい)
結界の類に更に施して使用する術。ありとあらゆるものの干渉を遮断する。
しかし、内部から外へは自由に出られるようだ。

絶対なる神(ぜったいなるかみ)
神々の中で、更なる神として崇められている存在。
神々を作り出したものの事である。お目にかかれる事はまず無い。
ただ、同化状態のヨウメイは、力を少し借りた。

絶対零度(ぜったいれいど)
この温度では、どんな物質も凍り付いてしまうという温度。
自然界でちょくちょく起こっている訳では無いが、現象としてヨウメイは呼び出し可能である。
ある程度の加減が効く様で、ある程度凍らせる、という状態に持ってくる事が出来る。

説明(せつめい)
物事を行う事、またはその事柄自体に対する、詳しい事柄を話す事。
ここで忘れてはならないのが、相手がわかるように話さなければならないという事。

説明忘れ(せつめいわすれ)
言うべき事だったものを忘れて進めてしまう事。
ヨウメイの前でこれをやろうものなら、激しいお説教が待っている。

セプター
ミリオンスライサーの選択肢の一つ。
鋭く尖った様に作られる。これは材料の切り方の事だ。

セブンスヘブンズソード
知の洞窟第二十一の難関の際にレプリカとして置かれてあった剣。
セブンスヘブンとは神の国を意味する。すなわち、神の剣である。
・・・というわけではなくて、本物が持つ力としては、
有、無、次、の表裏と、亜。というあらゆる世界を構成する7つの属性を持つ。
作った者が、いわゆるカモフラージュの為にこう名付けたらしい。
最高の力を持つと言われる神(?)が愛用している剣であるとかないとか・・・。
レプリカといえど、何故こんな物がここにあるかは謎である。

前言撤回(ぜんげんてっかい)
手前に言った言葉をなかった事と認める事。また、間違いだと認める事。
これが素直にすぐ出来る者は、性格の良い者か心移りが激しい人だろう。

全校生徒強制参加(ぜんこうせいときょうせいさんか)
この学校にいる生徒は是が非でも参加せよ、という意味。
どんな好条件を付けようとも、一部の生徒の意見を無視していることになろう。
もっとも、全員が参加したいと思うようなものなら別だが。

仙人(せんにん)
不思議な力を身につけた存在。
その力も様々で、あっという間に幾千里を移動したり、心を読んだり・・・。
これになるには非常に辛い修行を必要とする。
仙人であるリーフェイ曰く、何人でもせんにんらしい。

仙人になる方法(せんにんになるほうほう)
統天書に載っているのをヨウメイが偶然発見した。
リーフェイはこれを教えてもらって仙人となる。
具体的には語らないが、とかく面倒な事柄であろう。

扇風機(せんぷうき)
羽根を自動で回して風を起こすという機械。
キリュウとヨウメイの部屋に何故か二台もあるのは、キリュウが暑さに弱い為だ。
夏の必需品。キリュウにとっての命綱。

扇風機巨大化事件(せんぷうききょだいかじけん)
ある夏の日に起きた、悪魔を呼び出すきっかけともなったとんでもない事件。
しかし、歴史書にはこの事実は記されないことになるだろう。

千里眼(せんりがん)
はるか遠くまでを見とおす力。
ルーアンのコンパクトがそれにあたる。
離珠の伝心能力も結果的にはほぼ同じ事だろう。

掃除(そうじ)
ゴミなどの汚れ個所を綺麗にするという作業。
七梨家では大抵シャオが行っているが、たまに全員でやるらしい。

創生(そうせい)
あるものを新たに作り出す、という行為。
遥か昔に神々だの世界だのを作り出した、という行為が代表的。
もっとも、それらを行ったのは誰かというのは知る由も無い。

総天書(そうてんしょ)
統天書に対する、誤字。統と総の字が良く似ているためだろうか。
こう間違えられる事がよくある。
統天書の覚え方として、“天を統べる書物”と覚えていただきたい。

槍流星(そうりゅうせい)
星の試練にてヨウメイが呼び出した、鋭い槍の様な形をした流星。
食らってしまえば串刺しは確実である。
ルーアンが一つを上手く操る事によってその場を凌いだ。

狙撃(そげき)
文字通り、狙い撃ち。よおく照準を定めて撃つ行為。
知の洞窟第十二の難関でもあった。活躍したのは車騎。
撃つ回数が限られている時、これの実力がとにかく重要となる。

それ!ゆけ!飛べ!やれ!そこだ!やあ!たあ!・・・
花織がおもちゃ屋にて買った二つ目のおもちゃ。
掛け声がいっぱいでいかにも気合満タンという感じだ。
これまた用途は不明である。

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