翔子と紀柳のパラレルワールド日記(「家族計画」編)


『プロローグ2』

空き地に戻り、二人で食事をする。
やはり、人目があるが気にしないことにする。
「……………」
もっともキリュウにとってはやはり拷問だったようだが。

食事が終わったとき……、
ワン!
犬が、来た。

この辺にいる犬だろうか。

よく太った犬だ。
しかし、その犬には首輪はついていないし、
どこかみすぼらしい感じがした。

どうも捨て犬らしい。


そんなことを考えていると犬が抱え揚げられた。
「ようやく捕まえたね」
そんな声が聞こえてきた。抱えあげたのは一人の女の子がだった。
女の子、といっても翔子より2、3歳年上で、非常に明るい感じがする
栗色の髪をした女の子だ。
服装が軽快なのがそれを助長しているのかもしれない。
「あんたが飼っている犬か?」
「ううん、違うよ。…これで今晩の食材は安心ね」
そういって女の子は去っていった。
「……」
そういえば、女の子の日本語の使い方がおかしかったような気がする。
少し発音がおかしい感じ。
中国人が日本語を使ったときのような……。


そういえば、中国は机以外なら何でも食べる国、と聞いたことがあったな…
ということはあの犬は……

とりあえず、翔子は深く考えないようにした。
「どうした、翔子殿?」
ふとキリュウが不思議そうな顔で見つめていた。
そういえばキリュウも数千年いた場所って……。
「いや、なんでも……」
「?」
キリュウはあいかわらず不思議そうな顔で見つめていた。




そのとき、
ざーーー

雨が降り出した。
翔子たちは急いでテントの中にはいった。



<3日目>

「……昨日は散々だったな」
「ああ……」
空には太陽が昇っていた。雨が昨日から降り始め
今ようやく晴れたのだ。

昨日は寝るどころではなかった。
基本的におんぼろのテントで雨が色々なところからもれたりして大変だったのだ。
とりあえず補強はできたのだが、テントというものは完全に雨を遮断できるものではない。
どうしても少しの雨はもれる。
そのおかげで翔子はあまり眠れなかったのだ。
「はぁ……」
翔子はため息をついた。
「翔子殿、試練だ、耐えられよ」
キリュウのほうはあまり疲れていないらしい。
数千年生きてきただけに、このような経験は何度もしたことがあったのだろう。


「……」
とは言うものの、やはり食事中、見つめられているのには、
馴れてないようで(まぁもちろん翔子もなれているわけではないが)
キリュウは相変わらず、赤い顔をしたまま、食事を取っていた。
最も翔子も似たような顔をしているのだが。


「で、翔子殿、今日はどうする?」
キリュウが翔子にそういった。
「今日は、今までここに住んでいた人でも探しに行くか」



そういって、街中を歩く。
昨日は公園のほうに行ったが変な絵描きにあったので
今日は逆の方向に二人は行った。



途中昼ご飯をコンビニで適当に済ませ、
あるいたが結局は何も得られなかった。

「結局、何も得られなかったな」
コンビニで買ってきた夕食を食べながら翔子はつぶやいた。
「まぁ早々簡単にわかるものでもないだろう」
同じく夕食を食べながらキリュウはそういう。
「そういえば今日で終了か」
「……そうだな」
「ひょっとしてこれだけってこの世界が終わりって
ことはないだろうな?」
翔子は心配そうに行った。
「わからんが……。まぁとりあえず明日になればわかるだろう」
「そうだな」
とかいっているうちに雨が降り始めた。
「最後の試練……か」
翔子はあきらめたようにそうつぶやいた。
「そうだな」
二人は急いでテントに中に入っていった。



夜11時。降っていた雨がやんでいた。
空にはつきが浮かんでいるはずであるが
ほとんど新月なのでどこに浮かんでいるかわかりにくい。
街灯が無かったら何も見えないであろう。

そんななか
あの空き地から少し離れたところで、一つの集団が歩いていた。


「あー、空気がいつもよりも涼しくて気持ちいーですー。
今日もホストクラブすっごくたのしかったですー」
12、3歳くらいの少女がそうつぶやいた。

ポカ

「いたっ、どうしたんですかおにーさん」
その少女は20歳くらいの青年に向かって非難するようにいった。
「頼むから道端でそういうことを言わないでくれ」
「あははー、すみません」
そうは言うもののその顔には反省があまり見られない。
彼女を知っているものだったら普段の彼女からは考えられない言動なのであるが
よっているのであろう。
「末莉、お前は倒れないでくれよ。こいつみたいに倒れられると
厄介だ」
そういって、その青年は後ろにいる少女を指差す。
「春花おねーさん、今日飲みましたもんねー」
「こいつは酔わないって言ってたのになぁ……」
そういって、ちらりと後ろを見る。
そこには15、6の少女がすやすやと眠っていた。
「司、大丈夫?」
ピンク色の髪をした女性が心配そうにその青年の方を見る。
「準、お前のほうこそ大丈夫か?」
「大丈夫、今度は考えて飲んだから」
「そうか」
「前回、司に迷惑をかけちゃったからね。
店でもてなしてもらってたのに、帰り道では背負ってもらって」
「気にするな」
ぶっきらぼうに青年は言う。
と、そのとき……、
「よっと」
青年の後ろにいる少女が飛び降りた。
「もう、大丈夫なのか、春花?」
「うん、だいじょうぶ、ツカサ、ありがとね。
今日も楽しかったよ。……またいきたいな、ホストクラブ」
「……もう勘弁してくれ。恥ずかしい」
その青年はそうつぶやいた。
「春花ちゃん、大丈夫?」
心配そうに30歳くらいの女性がそうつぶやいた。
「大丈夫、大丈夫、マスミ」
これだけ聞けばこの集団は仲のよい家族が
ホストクラブにいった(なぜ家族で行くのかはおいといて)
帰りだと思うかもしれない。
だがこの家族は普通の家族ではないのである。
そのこともまた後で語ることにしよう。



そんなことを会話しながら
その集団が歩いていると二人の警官が歩いているのが見えた。
パトロールだろうか。なにやら話している声が
その集団に聞こえてくる。
「ほんとに、あの空き地に少女がいると思いますか?」
ふと、そんな声が聞こえてきてその集団はぴたりと足を止める。
「いるとの通報があったからな、調べぬわけには行かない」
「いないと思いますけどねぇ」
「とりあえず調べるだけだ」
それだけいって、警察官は歩いていった。




「おにーさん、今の会話聞きましたか?」
「ああ、聞いた」
「どうしますか?」
そういって、その少女は青年の顔を見た。
「ツカサ、かわいそう。助けてあげようよ」
15、6歳の少女もそういった。
その青年は少し考え、そしていった。
「青葉、いいか?」
「……好きにすればいいわ」
20代前半くらいの黒髪をして真っ黒の服装をした女性がそういった。
「賃貸料さえ払ってくれればね」
確認するようにその女性が言う。
「ああ、わかった。何とかする」
「それだけ守ってくれれば私は何も言わない」
「準、いいか?」
「…司の好きにすればいい」
「真純さんは?」
「家族が増えるのはいいわよね〜」
「寛は?」
「うむ、父も賛成であるぞ」
全員一致か。
「では司、急いだほうがいいな」
「しかし、あいつらより先に着くことなんてできるのか」
「ふっ、司。父を甘く見るな。青葉君、鳥を貸してもらえるか?」



「zzz」
「zzz」
キリュウと翔子は二人仲良く寝ていた。


コツコツ


何かがキリュウの頭をたたく。
「……?」
そこには、昨日前であった『鳥』がいた
なぜか首には懐中電灯が付けてある。
「鳥殿?どうしたのだ?」
「クワ(あなた様でありましたか?)」
「どうしたのだ?なぜこんなところにいる?」
「クワック、クワ(主人の命令であなたを連れ出しに来ました。)」
「ん?どうしたキリュウ?」
騒いでいる声でおきたのか翔子が目を覚ました。
「いや、鳥殿がこの場を離れよと」
「は?」
「クワクワクワ(もうすぐここに警察が来るので
早くこの場を離れてほしいとのことです。)」
「なるほど」
そういってキリュウがうなづくと翔子に説明した。
二人は鳥に連れられるまま、出て行った。


ちなみに警察が来たのはその2分後だったとか。



翔子たちが取りに連れられて案内されたところは
空き地から少し離れた道路であった。そこには誰もいなかった。
「クオック(もうしばらくお待ちください。もう少しで人が来ますから)」
鳥がそういったとたん、足元にあったマンホールの蓋が揺れ、そこから誰かが出てきた。
「ったく、あの親父め……。お、鳥、連れてきてくれたか」
そういって現れたのは20歳くらいの男性である。
「あ〜あやしいもんじゃない」
青年はそういうがいきなりマンホールをぬけて出てきた人物を
信じろというほうが無理だよなぁと翔子は思った。
「とりあえず、ちょっとついてきてくれ。話はそれからだ」
「キリュウ、どうする?」
翔子がキリュウに聞く。
「……とりあえずついていくことにしよう。
もしかしたらここからがこの世界の目的なのかもしれないからな」
「わかった」
確かに、キリュウのいうとおりだ、と翔子は思った。


キリュウたちがその青年についていくと、
近代的な住宅街の中に一軒だけ、古びた日本家屋があった。
木造の二階建ての住宅街だ。
最近はあまり見られないような。
ふと家の入り口を見ると表札が立ててあった。
月明かりの中とはいえ、ほとんど暗闇の中、
翔子が無理やりそこに書かれた文字を読むと『高屋敷』と、ある。
その下に名前が書かれた表札が続いている。
上から
『寛』
『真純』
『青葉』
『司』
『春花』
『末莉』
と続いている。
7人家族なんて、いまどき珍しいな…。
そんなことを翔子は考えた。
「いつまでもそんなところに立っていると風邪引くぞ」
青年にそういわれ、翔子とキリュウは玄関に入っていった。

「ただいま」
そういって、その青年が挨拶すると中から人が出てきた。
「司君、お帰り」
「「あ……」」
翔子とキリュウは思わずそう声を上げた。
「どうした?」
そういって、青年は振り向く。
「いや、この前町を歩いたときにその人の夫と
一緒に歩いたと事を見たのでな」
そう、そこにいた人物は昨日夕方に会った人物であった。
年の差のカップルの二人のうちの片方である。
そうか、この家の住人だったのか。
偶然とはあるものだな、と翔子とキリュウが思っていると
奥からもう一人出てきた。
「おにーさん、お帰りなさい」
そういって出てきたのは
「「あ……」」
二人同時に声を上げる。
「どうしました?」
その女の子はきょとんとしている。
「二日前、コンビニであったの覚えてないか?」
「コンビニ………………ああ〜〜〜〜」
その女の子は悲鳴を上げた。
「末莉もあったことがあるのか?」
「はい……、二日前コンビニでこの人たちにぶつかってしまって……」
「気にすること無いぜ、全然気にしてないし」
「はい……」
そういうがまだその女の子
(末莉という名前らしい)
は気にしているようだ。
「ほんとに気にすること無いぜ。しっかし、これで、3人か。
あたしたちがこの一家であったことがあるのは」
はじめに迎えた人と、この少女と、この家のだんなの人で3人・・・。
考えてみればこれは結構すごいことである。
「すごい偶然ですねぇ」
それを聞いた末莉は感心している。
「もしかしたらまだ、あった事がある人がいるかもしれませんよ」
うれしそうな顔で末莉はいった。
「末莉殿、実はもう一人いる。この『鳥』殿をつれた女性だ」
そういわれて翔子は気づいた。
(そうだ、確かにこの『鳥』の飼い主もここにいるはずだ。
自分を迎えに来たのだから。)
「青葉おねーさんともあったことがあるんですか」
その女性は驚いて喜んだ。
「流石にもういないとは思うが」
「でも、4人もあったことがあるなんてすごいですよ!
運命的ですよ!」
そういって騒いでいると奥からまた一人の少女が出てきた。
「ツカサー、お風呂あがったよー」
そういって出てきたのは……、
「「あ……」」
「ほ?」
そういって、女の子が不思議そうに顔を見た後……
納得したように、ポンと手をたたいた。
「あ〜、あの時空き地にいた二人、
そうか〜、あそこにすんでいたのか」
うん、うんといってその少女は納得している。
そう、その少女は昨日空き地から犬を連れ去った少女だった。
「春花おねーさんとも会ったことあったことあるんですか?
わ〜ここまでくるとすごすぎますね」
末莉は喜んでいた。
しかし翔子は一つ心配していることがあった。
『なぁ、あんたたち昨日の夕食はなんだった?』
と、翔子は聞こうとしたが怖くて聞けなかった。
余談だが、犬は食べられる寸前に司の手によって野に放されている。


そして全員で居間に上がる。一人の男性とニ人の女性がいた。
男性はスーパーでの買い物のとき、いた人で、
女性のうち一人はあの絵描きでもう一人は……
「「あ……」」
ここまでくるともうあまり驚かない。そのもう一人もあったことがあった。
向こうも気づいたようだ。
相手の顔は少し驚いている。
「準さんとはあったことがあるんですか?」
その反応をみて、末莉は翔子たちに聞いた。
「ああ……」
そう、そこにいたのは昨日、孤児院の外で
翔子たちに孤児院の入り口のところに何かをおくよう、頼んだ人物であった。
「わ〜、すごいです〜。これでおにーさん以外……」
そこまで言って口をつぐむ。
「なんでもないです………」
「末莉、気にしていないから。気にしなくていい」
「すみません、おにーさん」

そういって、末莉は申し訳なさそうに頭を下げた。


「ところで、本題に入るが……」
白髪の男性がこちらを向く。
「君たちはどうしてあんなところに住んでいたのかね?」
翔子たちはその問いに答えられなかった。
まさか本当のことを言うわけにも行くまい。
「……いいたくなければ言わなくていい。
誰しも何らかの事情を抱えているものだからな
ところで…だ。一つ相談したいことがあるんだが…
我々と一緒にすまないか?……あんなところにいたらまたいつ、
今回のようなことがあるかわからない。
警察につかまって孤児院で暮らすのはあまりしたくないだろう?
遠慮することはない、我々も本当の家族ではないのだからな」
「え?」
その言葉に翔子は驚く。
本当の家族ではない?
「そうだ。我々は本当の家族ではない。それぞれがそれぞれの目的を持っ
た集団だ」
「そうなんです、だから遠慮はいりませんよ」
白髪の男性の言葉に続いて末莉が言葉を続ける。
「……もちろん、ここで生活する限りはそれなりのルールを
守ってもらうことになるから無理強いはできないが」
「ルール?」
そのルールが何か気になり、翔子が聞いてみる。
「ああ。たいしたルールではない。できるだけ家族として行動し、
また、ここに住むためにお金を払ってもらうだけだ」
「……いくら?」
「……また後で考えるが、たいした額ではない。
バイトが必要であるならこちらでちゃんとしたものを用意する。
もちろん、途中で嫌になったら
投げ出してもらってかまわない。で、どうする?」
「どうする?キリュウ?」
今まで黙っていたキリュウに翔子が聞く。
「……翔子殿の好きにすればいい」
翔子は白髪の男性のほうを向きかえり、
そしていった。
「じゃ、よろしくな。これから」



「じゃ、とりあえず自己紹介から行くか」
しばらくたってから、白髪の男性がそういった。
「私はこの家での父親役の高屋敷寛」
続けてこの前スーパーの近くで一緒に歩いていた女性が言葉を続ける。
「私は母親の高屋敷真純。よろしくね♪二人とも」
そういって軽く頭を下げた。
「私はとりあえず長女の高屋敷青葉。
とりあえずはじめに釘を刺しておくけど
私はこんな家族ごっこに魅力を感じていないからそのつもりで」
公園でであった絵描きはそういって、だまった。
「青葉おねーさん・・・」
その様子を見ていた末莉が泣きそうな顔になる。
本当の家族のわけではないんだな・・・、
と翔子は思った。
「俺はこの家では長男の高屋敷司」
続けて司が挨拶をする。
「そういえば、なぜ、司殿はわれわれを迎えに来るとき
マンホールから出てきたのだ?」
思い出したようにキリュウが聞く。
「うむ、司よ、なぜマンホールからこの少女たちを迎えに行ったのだ?
鳥に迎えに行かせたのだから別にマンホールを下る必要もあるまい」
寛もキリュウに続けて言う。
「そういわれてみればそのとおりだが、ここから通って迎えに行くように
俺に指示を出したのは誰だ?寛?」
司の顔からはしっかりと怒気が感じられる。
「うむ、誰であろうな?」
「お ま え だ ろ ?」
「私はただ、マンホール内部の地図を渡し、ここから行くと
近いぞといってマンホールの蓋を開いただけだが?」
「………………………あ」
「司よ、まだまだ甘いな」
愉快そうに寛は笑った。
しっかし、これはだまされるのも無理ないよなぁ・・・
というかなぜ、寛はマンホールの地図なんかもっているんだ?
と翔子は思ったが口には出さなかった。
「私は…次女の高屋敷準」
そうこういっている間に孤児院近くでであった女性が挨拶する。
「私は高屋敷春花(はるか)」
それに続いて空き地で出会った少女が、
「私は高屋敷末莉です」
次にコンビニで出会った少女が挨拶する。
これで翔子たちを除く全員が挨拶をしたことになる。
「私は、山野辺…もとい、高屋敷翔子」
ここまでの挨拶を考え、あえて翔子はそういった。
そっちのほうがいいと思ったから。
「翔子おねーさん、よろしくお願いしますね」
末莉が笑顔で翔子の方を向いた。
「私は高屋敷キリュウだ」


キリュウが挨拶を終えた後、真純と末莉が冷蔵庫から
ジュースとコップを持ってきた。
「じゃあ、乾杯しましょう」
「うむ。」
「新しい高屋敷の門出を祝って」



「かんぱーい」×9



これから彼らにはどのような生活がおとずれるのであろうか?



プロローグ 終




(長い)あとがき

長……。
まさかプロローグだけで30KB使うとは。
けっこうさくさく進めたつもりなんですけどね。
(おかげでほとんど内容がない・・・)(核爆)
(詳しい設定については第一話に書く予定です)
とりあえず、家族計画でかいてみました。
この話は文中でもありましたが血のつながりのない
男女7人が共同生活をおくるという話です。
まぁどういう話になるのかはだいたい想像がつきますね(苦笑)
このゲームの魅力を引き出すにはやっぱり翔子たちにも
家族になってもらうことが必要だなと感じこんな感じになりました。
(引き出せるかどうか甚だ疑問ですが)
だからこれまでのパラレルワールドとは一風違った感じになります。
(だから冒頭でああいう扱いにしておいた。)
とりあえず、それぞれの目的とかは次回に書くとしますが……。
けどこのゲームを知っている人が少ないのでとりあえず、キャラのイメージだけでも↓
http://www.do-game.co.jp/release/soft/kazoku/sp/kazoku.htm
(18禁画像あり)
とりあえず、18禁画像がなしのほうも(同人ですがイメージは近いです)
http://www2.tokai.or.jp/studio-HiRo/kazoku/kazokumanga.html
(登場していないキャラについては……山名親子以外だしたいです)
(彼女たち出すのはちょっと無理っぽい)

とりあえず、見守っていてください。
(全4話の予定です)


因みにこの話は番外編をおくる予定です。
あるお二人(Kさん&Fさん)(<をい)
から文句が来るかも知れませんですがやります。
番外編ということで。ええ、やっちゃいますとも。


では


プロローグ1へ