for e's laboratory
パソコン実習室
共有とアクセス権 - windowsのアクセス制御
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X.参考


X.1.簡易ファイル共有

 windows XP Proffessionalにおいて、[フォルダ オプション]の[簡易ファイルの共有を使用する]にチェックが付いていると[セキュリティ]タブは表示されません。
ProfessionalのデフォルトとHome Editionはこの状態になっています。
※ windows XP Home Editionは[簡易ファイルの共有を使用する]を無効にできません。


ネットワーク上での共有とセキュリティ この時の[共有]タブの内容は右図の通りです。
また[ネットワーク上での共有とセキュリティ]にあるチェックボックスは以下の意味になります。

@ 全リモート ユーザーに読み取りを許可する。
A 全リモート ユーザーにすべての操作を許可する。



X.2.バージョンによる違い

 サーバー上に登録するリモート ユーザー アカウントの状態(登録の有無、パスワードの正誤)や、リモート ユーザー側のwindowsのエディションの違いで、リモート アクセス時の動作が微妙に異なります。
サーバー側をwindows 2000または XP、リモート ユーザー側を XP とした場合の違いは以下のようになります。

リモート ユーザー側サーバー側 リモート ユーザー アカウント登録の状態
Edition正常登録済みPW 違いで登録登録なし
Proffessionalpopup×
Homepopuppopuppopup

ログイン ダイアログ 【 凡例 】
  • ○ : アクセス可能。
  • × : アクセス不可。
  • popup :
    ポップアップ(右図参照)したダイアログに、サーバーに設定済みのユーザー名とパスワードを入力すればアクセス可能。


X.3.その他

  • リモート アクセス時に作成・取得したUIDは、windowsを再起動すると消失する。
  • アクセス権が無くても共有フォルダは見える。
  • サーバーの共有フォルダにアクセス権を設定していないユーザーでも、サーバーにアカウントが登録されていれば入力画面がポップアップする。
  • 入力画面がポップアップした場合、共有フォルダにアクセス権のあるユーザー名とパスワードを入力すれば、誰でもアクセス可能になる。
  • ファイルやフォルダのプロパティで[読み取り専用]・[隠しファイル]などの属性を設定できるが、これらはアクセス権とは無関係。




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