windows XP Proffessionalにおいて、[フォルダ オプション]の[簡易ファイルの共有を使用する]にチェックが付いていると[セキュリティ]タブは表示されません。
ProfessionalのデフォルトとHome Editionはこの状態になっています。
この時の[共有]タブの内容は右図の通りです。
また[ネットワーク上での共有とセキュリティ]にあるチェックボックスは以下の意味になります。
@ 全リモート ユーザーに読み取りを許可する。
A 全リモート ユーザーにすべての操作を許可する。
サーバー上に登録するリモート ユーザー アカウントの状態(登録の有無、パスワードの正誤)や、リモート ユーザー側のwindowsのエディションの違いで、リモート アクセス時の動作が微妙に異なります。
サーバー側をwindows 2000または XP、リモート ユーザー側を XP とした場合の違いは以下のようになります。
リモート ユーザー側 | サーバー側 リモート ユーザー アカウント登録の状態 |
Edition | 正常登録済み | PW 違いで登録 | 登録なし |
Proffessional | ○ | popup | × |
Home | popup | popup | popup |
【 凡例 】
- ○ : アクセス可能。
- × : アクセス不可。
- popup :
ポップアップ(右図参照)したダイアログに、サーバーに設定済みのユーザー名とパスワードを入力すればアクセス可能。
- リモート アクセス時に作成・取得したUIDは、windowsを再起動すると消失する。
- アクセス権が無くても共有フォルダは見える。
- サーバーの共有フォルダにアクセス権を設定していないユーザーでも、サーバーにアカウントが登録されていれば入力画面がポップアップする。
- 入力画面がポップアップした場合、共有フォルダにアクセス権のあるユーザー名とパスワードを入力すれば、誰でもアクセス可能になる。
- ファイルやフォルダのプロパティで[読み取り専用]・[隠しファイル]などの属性を設定できるが、これらはアクセス権とは無関係。