はじめに

 国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。

冬の越後湯沢小説「雪国 」の舞台となった越後湯沢でスキーを学びました。
SAJの指導員として新潟県長岡市を中心に活動しています。

「自然なスキー 」とはスキーをどのような形でも構わないので自分のスタンス、自分なりの楽しみ方で(10人なら10人分10通りの楽しみ方があると思います)続けていけたらと思いテーマとしました。

「あらゆるスポーツの王者に価するスポーツがあるとすればそれはスキーをおいてほかにない。スキーほど筋肉を鍛え、身体をしなやかに、しかも弾力的にし、注意力を高め、巧緻性を養い、意志力を強め、心身を爽快にするスポーツはほかにない。晴れ渡った冬の日にスキーをつけ森の中へ滑走していく・・・これにまさる健康的でそして純粋高貴なものがほかにあるだろうか」

1922年ノーベル平和賞を受賞したフリチョフナンセンのスキー讃歌より

生涯「自然なスキー」を多くの人たちに伝えたいと思います。