ほのちゃんの野菜畑 http://park12.wakwak.com/~tkt/
8月4日(土)〜6日(月)
みなさんこんにちは。はじめてごらんになる人のために
「レットサマーキャンプ」について簡単に説明します。
このキャンプはレット症候群の娘さんとご家族が年に1回
集まる催しで、親の会が主催して今年で10回目となります。
キャンプの主な目的はレット症候群の娘さんが楽しむこと
と、家族同士のふれあいです。
またこのキャンプではただでさえ情報の少ないレット症候群
の、親同士が持つ情報の交換(介護や教育・医療など)が
できるため、同じ悩みを持つ親としてとても貴重な経験を得る
ことができるのです。毎回いろいろな医療相談や講演会が
開催されることも大きな特徴となっています。
しかしどんなに行きたくても、重い障害を持つ娘さんをつれて
の宿泊には大変な苦労が伴うので、参加を躊躇される家族も
多いと思います。ただでさえ、日頃でかけることの少なくなりが
ちなレットちゃんやその家族が、安心して参加できるよう、この
キャンプではさまざまな配慮がされています。
まず1つ目が全国から参加してくださる「ボランティアさん」
の力です。
今回は36家族の参加に対して約90名のボランティアさんが
キャンプの運営にご協力してくださいました。
その主な内容はレット症候群の娘さんの介護のほか、参加
家族のサポート、イベント設営などで、キャンプ全体を支えて
います。
2つ目としては毎回200〜300名ほど宿泊するため、会場は
全国の「青年の家」や「少年の家」などの大規模施設をお借り
しています。このおかげで、宿泊費用負担を軽く出来るほか、
介護のためのいろいろな配慮も可能となり、さまざまなプログ
ラムを行うことが可能となっています。
3つ目としては、キャンプ実行委員の第一回からの苦労
の積み重ねによって、このキャンプは成り立っているのです。
「どうしたらレットの娘さんが喜ぶ企画ができるか」
「参加家族の負担を軽くするにはどうするか」
「ボランティアさんをどうやって集めるか」
「設営の準備はどのように進めるか、案内発送は、申し込み
の取りまとめは…etc」
これらのことを、毎日の仕事と介護の中で、実行委員となった
家族がお互いに話し合いを重ねて、キャンプの反省を次につな
げていることが、毎回のキャンプの成功のカギといっても過言
ではないと思います。
tktも今年初めてキャンプの実行委員となって運営に携わり、
いろいろな経験をすることができました。あっというまに過ぎ去っ
た3日間ですが、参加された家族のみなさん笑顔、笑顔、笑顔が
なにより嬉しく思えました。
また日中の活動のほか、今回は夜中まで真剣にこのキャンプ
のことについて話あってくださったボランティアさんも多勢いて、
本当に感謝の言葉もありません。m(_ _)m
つづいて、キャンプの活動内容の一コマをご紹介します。
残念ながらtktは実行委員として活動していたのですべてのプロ
グラムに参加することはできませんでしたので、紹介もごく一部に
限らせていただきます。(;^_^A
1日目に担当した「高橋べん」さんのコンサートは、音楽の持つ力を
あらためて感じることができました。
歌ってくださった高橋さんの声はたいへん暖かくやさしく心に
しみ込んでくる気がしました。
2日目に担当した「音楽療法」では、朝9時から夜8時半までの間、
17人の娘さんに根気よくご指導いただいた八重田先生には、
感謝の言葉もありません。
お話することができないレット症候群の娘さん達に楽器と歌で
語りかけることにより、はじめは無反応だったのがみるみる変わ
っていくのをみて、tktはその様子を画像を紹介したくてたまらな
くなりました。
写真の腕は3流ですがみんなの楽しそうな雰囲気が少しでも
伝わればいいなあと思います(^-^)。
たくさんの思い出があります。
それは、みんなの力が集まったから、ひかり輝くと思います。
来年も元気にあえるといいなあと思います。
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