■ どーなんですかと言われても・・・
■えちご屋(748) 投稿日:2002年3月8日<金>00時20分

>Beeさん
困っちゃいますねェ・・・。答えてもイイけど、どーなっても知りませんよ!

>これじゃ、だたEOS持ってるっていうだけに等しいんじゃなかろうか?…
>もっと、勉強して、いろんなことしなきゃだめだよね、おれ…
>やばい!おれもなんかおっさん臭くなってる!!!!
>ところで
>えちごやさんは、このへんのところは、どーなんですか?

ふっふっふ・・・わかってるクセに。チミもボクもとっくにオッサンなのだよ。(笑)
まーしかし、なんだかお悩みのよーですねェ。

では、アタクシもそんなBeeさんにお伺いしちゃいます。
そもそも、なんでF3という名機を持ちながら、AFカメラを買ったのでしょーか?
ましてやマウントは共通のニコンじゃなく、レンズの互換性のないキヤノンとは?
・・・べつにお答え頂かなくてもイイんです。答えはわかってますから。(笑)

ま、それはおいといて、問われて語るもおこがましいが、お答えいたしやしょう。

今はBeeさんと同じく、アタクシもまだEOSの運用研究中というか、機種転換過程の段階といった
ところです。(ま、ホントは研究なんてモンじゃなくて、最新の電子オモチャをいじくって面白がってる
という方が正しいのかもしれませんが・・・)
ちなみにだいたいシャッター優先かマニュアルで撮っております。測光方法については今のところ、
あれこれ試しているところです。(スポット測光だけは使いそうもありませんけど)
ま、使い続けていれば、そのうちどれがアタクシに合っているかは解ってくるんじゃないかと。

なにしろ露出に関しては、アタクシかなりイイカゲンです。ホントに。例えば、できた写真を見て
「しまったー!あと半絞り絞れば良かったー!」なんてふうに、思ったことがありません。
ソレはべつに露出に失敗したことがない、というワケではなく、半絞りぐらいの誤差なんて
アタクシにとっては失敗のうちに入らないのですわ。ひと絞り半ぐらいでようやく「うーん、ちょっと
暗い(あるいは明るい)かな?」ってな程度なんですね。ヘタすりゃ「コレって適正露出なのかな?」
なんて、自分で撮った写真を見て考えちゃうぐらいで(笑)。こんなレベルなんス。実際。
ですから露出については、それほど真剣に悩んでいないというのも本音です。(笑)

ちょっとタネ明かしをすると、こないだまで(つまりEOSを使い始めるまで)アタクシのバヤイは
露出を測るとき、カメラ内臓の露出計で、あらかじめ道路とか芝生を見て測ってました。入間の
観覧席からだとタキシーウェイのあの部分、百里のゴルフ練習場からだと芝生のあの部分・・・
ってなカンジで、何の機体が相手でも、だいたいソレで露出は決めちゃってました。で、マニュアル
です。オートだと、例えば機体が反射でキラリと光ったときなんかに露出値がトぶ、なんてことが
あったので、コワイという感覚が残っているのです。

そのかわりピントのほうは、課題アリというか、露出に比べるとかなり真剣にやってます。なにしろ
EOSを買った理由はソレに尽きるのですからね。43個(だったっけ)もある測距点をどーやって
制御するか、どんな時にどんな測距モードを使いわけするか・・・。こーゆーのはアタクシにとって
未知の領域であったわけで、覚えるまで時間はかかりそうですが、まーコレはコレで面白いです。
現状でもマニュアルよりは打率高いですが、使いようによってはもっと打率が高くなりそーな、
そんな、向上の余地はまだあるよーな気がしますね。
・・・そして覚えた頃には更に進化したのが出てきたりして。(笑)

EOSを使い始めて思うんですが、ソレが正しいことにせよそーでないにせよ、カメラが自分の
意思とは関係なく勝手に動くよーなことがあって、それはアタクシにとってあまり気持ちのいい
ものではありません。「こらっ!勝手に動くんじゃねー!」みたいな部分がまだアタクシには
どこかに残っているのは確かです。マニュアルシンドロームとでも言いましょうかね。(笑)
コレに早く順応し、ゴチャゴチャついたボタンやダイヤルの使い方をマスターして、ボヤボヤ
してるとサッサと飛び去ってしまう飛行機に遅れないように、カメラの機能を瞬時に意のままに
動かせるよーになることが、現代のカメラの上達の道なのでしょう。

つまり、いかにピントや露出を「合わせる」のではなく、いかにカメラに「合わせさせる」かが、
大事になっているのではないかと。そして、ソレをマスターすれば、前より成功率は上がって、
以前では難しかった状況なんかでも、より精密に、より確実に対処できるようになって、結果、
自分のイメージどおりの写真が撮れる確率が増える・・・ということになるのではないかな、と。

ただ、Beeさんも感じているように、EOSを昔のカメラのように感覚だけで使っても、結果として
ある程度満足のいく写真は撮れてしまうのも確かなよーです。それは私も実感しています。
確かにBeeさんも私も勉強とか研究とかしないで、EOSの性能をフルに発揮させていないのかも
しれませんが、出来た写真に不満がないのなら、ソレはソレでいいんじゃないでしょうか?
そもそも、前に「イイ写真撮ったモン勝ち」だと言ったのはBeeさんですよ。(笑)
少なくともアタクシのバヤイ、記録としての写真なら、結果良ければすべて良し、です。

情けないとかレベル低いとか、実際に我々はAF初心者なんだからしょーがねーべさ。
ゼロ戦から急にF−15に乗り換えたって、いきなりエースになれるワケがないでしょ?
飛ばすのは上手いかもしれないけど、ミサイルだのレーダーだのの使い方が解らないんだから。

それに、写真は知識や理屈よりも、飛行場で培った経験の方が重要なのは、解ってるはずです。
とにかく撮って撮って撮りまくる!脇をしめてえぐるように、撮るべし!撮るべし!
・・・で、イイんじゃない?写真のウデってのは、昔も今も、撮った枚数に比例するもんでしょ?
とにかく今のままでも最悪の失敗はしてないんだったら、そのまま撮り続けていれば、
自分に合っている方法なんて、おのずと見えてくるモンです。私はそう思って撮ってます。

・・・ま、さほど参考にはならなかったでしょうけど、アタクシの答えとしてはこんなところです。
ホントはこの倍ぐらい、下書きはあったんですけどね。(笑)上手くまとめられませんです。
聞かれればまた答えましょう。


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