デッドニングに挑戦してみました


カーオーディオの音質向上のステップ1としてスピーカ交換をする前にデッドニングに挑戦してみました。
本当は最初にスピーカーのステップアップをしてそのスピーカの特質を十分把握してから、
そのスピーカーにあったデッドニングをするのが正しい順序らしいですが、
とりあえずデッドニング初体験ということなんでまあ大目に見てもらって(って誰に?).......(^_^;

準備
とりあえずキット製品をベースに揃えました。
SABに写真の SOUND-UP KIT 1(細い方のコルゲートチューブは含まれていません。 また写真には写っていませんがローラが含まれています) があったのでこれと、 クリーニングシート、 コルゲートチューブ(写真の細い方はキットに含まれていないので別に用意)、 制振シート(キットに含まれている分では足りなさそうだったので)、 それにへら等を別途用意しました。
スピーカをマウントするバッフルボードも音への影響が大きいのでMDFの物に交換すべく購入しました。

助手席側ドア編
最初に助手席側のドアから始めました。まずはドアの内張りの取り外しから。
  1. STEP1(緑丸):
    ツイ−タを外します。まずはカバーを軽く手前に引っ張ってパカッと外してから、 本体も3箇所の足の根元を持って1個づつ慎重に引っ張って抜き取ります (運転席側ドア編(写真あり)も参照)。配線コネクタもつめ部分を押しながら抜きます。
  2. STEP2(黄丸-1):
    ドアの取っ手部分に化粧パネル がはまっているので、それをドライバー等でこじって外すとネジの頭が顔を出す(運転席側 ドア編(写真あり)参照)のでこのネジを外します。化粧パネル等の表面上見えている物を外すと きはドライバーで傷をつけないように専用の工具を使うか、布等をあてながら細心の注意をはら ってやりましょう。傷がついてから後悔しても遅いです。
  3. STEP3(黄丸-2):
    ドアの開閉レバーのついている周りの 縁部分を外します。はまっているだけなので縁の外側からドライバー等を差込みこじれば簡単に 外れます(運転席側ドア編(写真あり)参照)。
  4. STEP4(黄丸-3):
    パワーウインドウの開閉ボタンのパネル を外します。これもはまっているだけなのでドライバー等を差込みこじって外します。コネクタ は抜いておきます。パネルが外れるとネジが現れるので外します。このパネルが外れているとパワーウ インドウが働かないので注意。なお、ウインドウは開けておくとアウターパネルにデッドニング処理を するときに邪魔になるので、全閉状態にしておきましょう(次のステップの写真まで窓は開いています が途中で気が付いて閉じました)。ただし、作業中にウインドウガラスの角に体をぶつけて怪我をしな いように、ガラスにタオルを被せて目立つようにしておきましょう。
  5. STEP5(黄丸-4):
    ピンが刺さってるのでこれもドラ イバー等でこじって外します。ただし結構固くはまってるので取りづらいんですが、無理やりやって ピンを壊さないように注意です。外れるときはパキッと音がするんでちょっとドキッとします。AB 等でマイナスドライバーの先が二股になっている工具が売っていますが、こういったときあると便利 でしょうね(欲しいんですがちょっと値段が高いんで持ってませんX-<)。
  6. STEP6(赤矢印):
    あとは内張りの側面と下側の何箇所かがピンではまっているだけなのでゴムパッキンと板金の 間にドライバー等(できれば専用工具の内張りはずし(運転席側ドア編(写真あり)参照))等を突 っ込み、位置をずらしながら徐々に外していきます。要領がわかれば手だけでも外せるでしょう。
  7. STEP7(青矢印):
    ここまでくれば、内張りはドア側にぶら下がっているだけの状態なので上に引き上げれば取り 外せます。ただし、完全に外す前にライトのハーネスコネクタを抜くのを忘れずに。
赤丸部分の黄色いパーツで内張りがぶら下がっています。 インナーパネルは防水のためビニールシートで覆われていますが、 デッドニングの邪魔になるので取り除きます。 ブチルゴム(ペースト状のゴム糊)で貼り付けてあるのでこのゴムごと綺麗に取り去ります。 ドア側にゴムが残ってしまってもビニールシート側についたゴムを何回か再度貼り付けて「ブチブチ」 やると最後にはビニールシート側に張り付いてきます。 気温が暖かいとゴムの粘りもきつくなって取りづらくなるようです。
自分の車は純正オプションのマッキントッシュオーディオ(これ絶対にお勧めです:-)なのですが、 この場合写真のように防音シート等がビニールシートに貼り付けてありデッドニングが多少施され ているようです。青丸のコネクタは内張りについているランプ用のものです。
内張り側です。白い部分は発泡スチロールですが、一部邪魔になったので後でカットしました。 後で防音シートを貼り付けます。
マッキントッシュのスピーカです。プラスチック製のバッフルを使って留められています。 コアキシャルタイプ だとは思っていなかったのでちょっとびっくり。 純正バッフルには 防水のためか屋根がついていますが音的には悪影響となりそうですね。それと微妙にスラントがついて います。スピーカの奥行きは 55mm でした。バッフルが 上部14mm〜下部22mm なのでインナーパネルの 板金からは 41mm〜33mm 奥側にでっぱっていることになりますが、インナーパネルから下ろした 窓ガラスまでのスペースが 55mm なので純正マッキンスピーカだとマグネット部分から 14mm〜22mm の余裕があるという計算になります。このあたりの値は社外品のスピーカ選びをするときに重要な ファクターとなります(でも、あくまでも参考値なのでスピーカ交換のときは自分で確認をして くださいね。これを信じてスピーカが入らなくても知りません〜^_^;)。 裏側を見るとちゃんと マッキントッシュの印字がしてあります。純正とはいえこのマグネットの大きさといい、 その作りを見るとそれなりの物(?)のようです。しかし、ネットワークらしいものは無いし、 アンプからのケーブルがそのままウーファーからトゥイーター(コンデンサあり)にシリースで つながっているところを見ると....純正では仕方がありませんね。
ビニールシートと各種ハーネスを取り外した後に埃や油気を取り除くため 前処理用クリーニングシート等を使って シート類を貼り付ける面を全て綺麗にふき取っておきます。で、アウターパネルに制振シートと防音シートを スピーカ近くを中心に貼り付けます。制振シートと防音シートは重なってもかまいません。 インパクトビームが2本左右に通っているのでそれを 避けるようにあらかじめシートを分割しておくとやり易いです。 それと、シートは貼り付ける前に必ずドライヤー等で暖めてからにしましょう。 天気の良い日はお日さまの力に任せると楽〜:-) この作業をするしないでシートの粘着&密着度が違ってきますので必須作業です。
この作業のときにインナーパネルの穴(サービスホール)に手を突っ込んで作業をすることになりますが、 板金の縁で手等を傷つけないように注意しましょう。自分は多少の傷は気にしない人なのですが、 作業終了時には手の甲に擦り傷が結構できていました。
やり方はいろいろとあると思いますが、自分はトレーシングペーパを使ってインナーパネルの大きさや ピン用の穴の位置等を写し取り、それにあわせてダイナマットをあらかじめカッターでカットしてから 貼り付け作業に取りかかりました(運転席側ドア編(写真あり)参照)。しか〜し、自分は貼り付け作業を し易いように何も考えずに3分割してしまったのでふさぐ必要のあるインナーパネルのサービスホール の上をカットしてしまって大失敗。サービスホールもトレーシングペーパーに複写するのを忘れずに!
ドアの開閉&ロック用ワイヤーは貼り付けてしまうとドアが開かなくなってしまうので、コルゲート チューブ等を被せ、ダイナマット側にも粘着面にガムテープ等を貼り付けてすべりを良くする等の工 夫が必要です。ワイヤーは引っ張られるだけではなく、その位置自体も動く必要があるので厄介です。
プロなら1枚シートでやってしまうんでしょうが自分は前述したように3分割しました。 間違って穴の真中をカットしてしまったところはその上にさらに重ねてダイナマットを貼り付けましたが 綺麗でないし耐久面で疑問ですね〜。写真ではかなりインナーパネルの端のほうまでダイナマットが回り 込んでますが、最終的に内張りを戻したときにパッキン用ゴムに重なる部分がかなりあることがわかり、 そのままだと雨水の浸入等が考えられたので、その部分は後から全て切り除きました。
スピーカはMDF製のバッフルに取り替えて付け直しました。 なお、スピーカをバッフルに取り付けるためのバッフルに付属していた木ネジが短かったので 別途買い求めました(付属のネジはマッキン用ではないから?)。
最後に内張りの内側にも防振用に鉛テープ(ダイナマットが余ればそれも)を貼り付けてから、 元に戻して完了です。元に戻すときに内張りに張り付いている発泡スチロールがダイナマットに ぶつかって邪魔だったのでのこぎりで カットしちゃいました。
午前10:30頃から初めて助手席側が終わった時には既に17:00になっていました。 途中で昼食とおやつタイムがありましたが、あっという間に時間が経ってしまって今日はここまでとしました。 運転席側は明日ということで。
で、助手席側だけ終了した時点で早速聞き比べをしてみたところ... 音が出た瞬間に「おお〜!」、違いがわかりました。未処理の運転席側と比較してぜんぜん違う〜:-)
1.全域に渡って音にしまりが出て音の情報量が増えた(今まで聞こえなかった音が聞こえる感じ)。
2.音量が増えた。目盛り2つくらい高くなった。
3.中音から高音にかけて澄んだ感じになった。
4.低音にしっかり感が出た。今まで「ぼわ〜ん、ぼわ〜ん」だったのが「ボム!ボム!」という感じ。
片側のモノラル状態でこれだけ違いがわかるということは.....明日が楽しみ:-)

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取付、分解等は自己責任でお願いいたします。不具合がありましても一切保証できません。


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