30数年ぶりに作ってみました。
ラジオ少年だった頃作りましたが、かなり苦労した覚えがあります。
スーパーの方がすんなりいったような・・・。
どうも並3ラジオって「一発で動かない」というトラウマがあります。
案の定、今回もそうだったけど・・・。
真空管が4本乗っかっていますが、トランスの横にある12Fはダミー(ヒーター切れ)です。
LEDでも入れて光らしたいんですが・・・。
「6C6−6ZDH3A−42」です。
普通、42はトランス容量の関係で使わんもんですが、
手持ちがこれしか無かったので仕方なく使いました。
トランスも容量が取れたモンですから・・・。
2.検波部(6C6)
ごく普通の6C6によるグリッド検波です。
「バドワイザー」を6C6にかぶせてあります。
昔は専用のシールドケースが売ってたんですが・・・。
今では探してもなかなか無く、有ってもバカ高いモノになって
しまいました。
また、グリッドキャップも通販で売ってましたが、高いので
ピンジャックを改造して作りました。(貧乏ですから・・・)
←シールドケース作成中
3.低周波増幅部
6Z−DH3Aで電圧増幅し、42で電力増幅しています。
5球スーパーの低周波部と同じ作りです。
4.電源部
当てにしていた整流管がことごとくNG・・・。ダイオードで整流しました。
ソケットは取り付けてあるので、いつでもOKなんですが・・・。
三角板、VC固定金具、その他作れるものは作りました。
出来はイマイチですが、「モノを作ってる!」って感じがします。
バドのシールドケース ピンジャック改造のグリッドキャップ
ガリったボリュームをぶっ壊して、軸受けを取り出し
VCの軸受けに流用
5mmのアルミ棒がちょうど入ります。
本物の軸受けが、いつも行くU無線に在庫がなかったため
使ってみました。
<三角板>
アルミ板の切れ端があったので作成。
少々いびつですが・・・。
<ダイヤル板>
オマケCD−ROMを切断し、厚紙に書いた目盛りを
貼り付けています。(ラミネート済み)
また、ダイヤルに付いている針は壊れた時計の短針を
取り付けています。
コイルとVC類はジャンク箱に眠っていたモノです。
アキバに行くと似たようなものが売っていますが、「なんで?」ってくらいの値段です。
コイルは何とか自作出来るとしても、バリコンはねぇ〜・・・となります。
でもジックリ見てると、な〜んか作れそうな気がしてきます。
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若干、発振気味の音で鳴っています。もう少し改良の余地がありそうですが、鉱石ラジオ用に作った
ループアンテナを繋げると、NHK(第一・第二)、HBC、STVが聞こえてきます。
屋外アンテナが欲しいところです。
このオレンジ色の光を見たいがために、感電とヤケドをしながら作ってみました。
そして・・・
何年ぶりだろう?電解コンデンサーをパンクさせたのは・・・。
あんなに白い煙が出るとは思わなかった。(発炎筒から出る煙みたいだった)
昔、立型のケミコンをパンクさせて家中が異様な匂いに包まれ、
しこたま怒られたことを思い出した。
おまけに自作で一番の恐怖である「無音」・・・。やっぱり並3は一発で動かないね。(も〜作らん)
一般的な回路ですが・・・回路図は こちら(78K)
このラジオの音(90KB)
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