AM真空管ワイヤレスマイク_PART Ⅱ






ST管でワイヤレスマイクを作ってみました。
中学生の時に作って以来・・・40年ぶりです。





懐かしの「6ZDH3A-6WC5」です。
若干ノイズが乗っちゃいましたが良しとします。(hi)

昔は発振コイルと430PFのVCで発振させましたが、今回は発振回路については「真空管ラジオ修復記」で
公開されている「中波帯送信機開発プロジェクト」の回路を使用しています。
1MHzの水晶で発振させていますが、調子良く動いています。
「真空管ラジオ修復記」さんに感謝です。

 

並四コイルと100PFのVCで同調を取りアンテナへ繋いでいますが・・・。

40年前、「同調回路を組んでアンテナを繋いではいけません。電波が飛びすぎます」という
”注意書き”を実行して屋外にアンテナ(ロングワイヤー)を張り、ラジカセ繋いで音楽流して。。。(天地真理とか南沙織とか)
どこまで聞こえるかトランジスタラジオ持って近所を歩いてね。
けっこう飛んでましたよ。。。完璧な電波法違反だったけどね。



 

周波数カウンターで測定すると、ちゃんと「1000KHz」で発振してます。

ついでにスペアナで見てみると高調波が出ています。教科書通り、2倍、3倍・・・と。
第2高調波は基本波の約25dBmダウン。この値が妥当かどうかは??です。(NGかな?)
VCを動かすと、基本波や高調波のレベルが変化するので、同調回路はそれなりに働いているようです。





お約束の真空管のヒカリです。綺麗。。。
この爺さんたちが生まれてから何十年経っているか分りませんが、元気に電子を飛ばしているようです。





7月に作ったMT管(12AV6-12BE6)のワイヤレスマイクと記念写真。(今度はトランジスタかな?)




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