AM真空管ワイヤレスマイク






 久しぶりにワイヤレスマイクを作ってみました。





真空管は「12AV6---12BE6」で、直流点火しています。
大昔は「6Z-DH3A---6WC5」で作りましたが。

 

コイルはジャンク箱に転がっていたナショナルの局発コイルで、昭和30年代の頃のものだと思います。
エナメル線がほどけそうだったので、接着剤で固定しています。
また、バリコンは2連をパラにして約430PFにしています。





周波数範囲は「690〜1730KHz」です。
調整すれば中波帯をフルカバーすると思いますが。



入力は2系統の切替式。マイクからの入力は12AV6で増幅して12BE6へ送っています。
また、ウォークマンの出力は直接12BE6へ入力しています。

回路図を載せておきます。
皆さんが作成されている一般的な回路です。(普通、6AV6--6BE6ですけど)





ラジオの局発にアンテナをつけたようなもんですから、飛距離は10m以下です。
さっそくウォークマンから真空管ラジオ(東芝カナリアL)に飛ばしてみました。

ソースは「エディット・ピアフ」。1930年代〜40年代の録音なので、いい雰囲気です。
だからど〜したのって言われそうですけど。。。



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