2B94-PPアンプ

「魅力あるアンプ・ラジオ(http://www.anc-tv.ne.jp/~suzuki3/)」に刺激され、2B94で送信管アンプを作ってみました。

回路図は「魅力ある・・・」のパクリ。パーツは安く。。。
でも、信号の通る所には少しだけいいパーツを使っています。
2B94のソケットの穴が50mm以上なので、ボール盤と金工用の自由錐
で開けています。自由錐、高かったなぁ・・・。
総重量は約9キロ。そんな重さにも関わらず、シャーシーはなんとか歪まず健気にがんばっています。

真空管は、”ヒーターを充分温めてから高圧を入れる”
アマチュア無線や仕事で使ってた無線機(短波やらマイクロ波の送信機)を保守した経験から
そんな事が頭に叩き込まれています。
数分のタイマーならトランジスタやらICで作れるけど、今回は一度使ってみたかったタマでやってみました。
「RGD-90」という「サーマルリレー管」を使っています。
ヒーターとスイッチで構成されていて、ヒーターに電源が入るとバイメタルの機能でリレーの接点が閉じ、
約90秒後に高圧がONになるようにしています。

調整・測定の図。
自作のダミーロード(max50W)と中古測定器でやってます。。。
10Hz~50KHzで-1.5dBに収まっています。
トランスの能力からいうと、もう少し延びてもいいんですがね・・・。
ノイズも0.8mV程度、パワーもあるし、今まで作った中で一番いいかも。

お約束の「電子の光」
いいですね。。。
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