やつあたり雑記帳特別編:

夜ネヤ、島ンチュッ、リスペクチュッ!!

おじゃま虫紀行 「補足情報」

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順番て、むずかしいよな

 きっと、主催者も悩んだんだろうと思うのだが、「ハシケン」、「我那覇美奈」と来て、後に残るのは「スカフレイムス」、「元ちとせ」、トリが「ピンポンズ」で、大トリが「全員での六調」だもんなぁ。「ピンポンズのトリは動かせん!」というのが主催者の決意みたいなモンだろうと思うんだが、そう考えると「トリ前を元ちとせ」というのも「アミダくじでもやって決めたのか?」と考えたくなるよなぁ。
 男性(シンガーwithバンド)→女性(シンガーwithバンド)→女性(シンガーwithバンド)→男性(バンド)→女性(シンガーwithバンド)→男性(バンド)という順番は、我那覇美奈とRIKKIの間に男性を一組挟みさえすれば、「唄掛け」スタイルで、だいたい、全体の構成が「朝花節」ではじめて「六調」で〆るってのは、伝統的な「唄遊び」そのものだからして、トリ前は女性が望ましい。そうなると、「ちとせかRIKKIか」という選択になって、「過去のキャリアを取るか、現在の人気を取るか」が焦点になり、「ほとんど社会現象と呼べるほどの元ちとせブームを巻き起こしたちとせの勝ち」ってことになったのではなかろうかそうかどうか…。だいたい、この「夜ネヤ、島ンチュッ、リスペクチュッ!!」というイベント自体が元ちとせのキャリアとシンクロしているワケだから、最初から勝負にならなかったのかもしんないけど。
 そういえば、yama42さんがこんなことを言っていた。
「おれはこの島で暮らしてるから判るんだけど、今までどんな政治家にも出来なかったことを、彼女(元ちとせ)はひとりでやっちゃったんだよな…」

 ついでだから、オレから見た他のトリ候補のプロフィールを簡単に紹介しておこう。

 ハシケン = 坪山豊の「ワイド節」をカヴァーして、「他所の人が注目するだけのモノがこの島にあるんだ」との認識を新たにした、ということで、2002年の1月に渋谷で行われた「夜ネヤ、島ンチュッ、リスペクチュッ!! in 渋谷」ではトリを取った。

 スカフレイムス = 初期柳屋クインテットのメンバーで、現在は奄美大島の名瀬市でバー「2TONE TRACK(2トントラック)」のマスターである”しょういち”さんに伺ったところ、「当時、奄美で音楽やってた子たちにとって、スカフレイムスは例え様もないほどビッグな存在でした。おれたちは、スカフレイムスにあこがれて柳屋を組んだようなものです。おれたちの世代にとっては、いまだにスカフレイムスは特別なんです」。オレとしては、薄ぼんやりと考えていた仮説が、すべて繋がる言葉であった。



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