岡村靖幸ってどんな人なの?

一言でいえばちょっと変な人。うーん、控えめかなぁ。だいぶ変な人。
すごく変な人、これです。ほんとに。でも、天才。まず曲に特徴があります。

一つの曲に移調・変調が頻繁に入ってくる。でも、それをなんの無理もなく
歌いこなしていく。そして、次は歌詞。これは、「あぁ、確かにそうだぁ」
と思えることがいっぱい。「そうそう!!」とかしょっちゅう思ってしまう
ことが入っているので、共感しまくりです。でも、問題がひとつあります。
それは、まず新曲が出ても、かなり聴き込まないとメロディーが覚えづらい。
しかも、何を歌っているのかわかりづらい。というのがあります。

メロディーに関しては上でもいいましたが、移調・変調が多いので
メロディーラインが覚えづらいです。で、何を歌っているのかわからない
というのは、歌詞がぎっしりつまっている曲が多いとか、早口で聴きづらい
とかあります。決して発音が悪い訳ではないのですけど、どうもこちらの
耳がついていけないことが多いようです。

あと、大きな特徴として、かなりHな歌詞が多いということもあります。
もちろん直接的な表現はほとんど用いられることはありません。
もっと、ずっと遠回しな言い方が多いです。それが逆によかったりも
するんですけどねぇ。基本的には自分がいつでも主人公ですから、
歌詞の中にもたびたび「靖幸」の名前が出てきます。コンサートでは
当然、お客さんにそれを言わせる訳です。ある意味で至福の時
言えるのではないでしょうか。そういうのが出来るのも、彼ならでは
と言えますね。うらやましいとか思ったりもします。

もともと彼は最初から歌手ってことではありませんでした。
渡辺美里さんのバックコーラスとして芸能界にいたのです。
で、そこで目に付いたから曲を歌わせてみたらしいんです。
その理由もすごくて、振り付けの人が振り付けを教えると
「僕ならこうするよ、それにこれのほうがいいよ!」みたいな事を
言って、そこで踊って見せる。そんな人だから、目に付かない分けがない。
というわけで、出てきたのが「out of blue」なのだそうです。
きっかけからして、人とは違うんですよねぇ。

で、最初のアルバムでは詞は他の人が書いて、曲を岡村君がつける
というような感じでした。でも、やっぱり人の書いた詞では気持ちが
入りづらいということで自分で詞も書き始めたのが、
2枚目のアルバムの「DATE」になるというわけです。

彼の歌のもっともメジャーと呼べる曲は2曲あります。まぁ、テレビや
なにかで知らない人も耳にする機会がもっとも多かったものですね。
「だいすき」、この曲はCMに使われていました。といっても、だいぶ
前の話になりますが。ホンダのTodayという車の宣伝に使われていました。
「スーパーガール」、この曲はテレビアニメのエンディングテーマでした。
これもだいぶ前ですが「シティハンター」というアニメで使われていました。
最近では有線などで、新曲などをよく耳にすることが増えてきましたが、
まだまだ世間の認知度は低いとおもいます。

彼はいろいろと曲の提供もしています。メインなところでは「渡辺美里」。
彼女のCDアルバムを見ればわかりますが、かなりの曲数を書いています。
最近は少なくはなりましたが、そのかわりと言ってはなんですが
「川本真琴」のプロデュースをしていました。といっても1曲だけですけど。
謎の多い行動も彼ならではのものだと思います。

また、彼は大のマスコミ嫌いでもあります。滅多に雑誌やテレビには
でることがありません。それでも不思議なことにNHKの歌番組には
たびたび出演しています。理由はわかりません。でも、もっとも多い
のではないかと思います。雑誌でもいくつかよく登場しているものが
あります。以前までは「GB」という雑誌によく出ていました。最近では
「月刊カドカワ」によく登場しています。どっちにしても、なかなか
情報がないのが欠点です。よくわからないですからね。

昨年、5年ぶりのアルバム「禁じられた生きがい」をリリースしました。
ライブは何度かありましたが、テレビ関係にはまったく出てきていません。
以前に「Chara」と一緒に歌を歌っていたりしましたが、その一曲だけで
続きも無く、ほとんど目にすることのない状態です。今から触れるには
アルバムを借りるなり、買うなりして曲を聴くことしか出来ません。
しばらくすればライブもあるかもしれませんが、今はこれくらいしか
お勧めすることが出来ないのが残念なところです。


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