「大きなお友達」

最近ハマっているのは「ポケモンカードGB」というソフト。実際の
カードゲームも発売されているもので、題材は「ポケットモンスター」。

たまたま先輩のS氏が980円で売っているのを発見して、一緒に
買ってくれたもの。980円なら、と思って始めたんですけどね。

やってみたら、これがまた面白いんですよ。思ってたよりも数倍
面白い。こんなに面白いなら、現実のも面白いに違いない!
と決め付けて、即オモチャ屋さんで購入しましたよ、1セット。

ん〜、現実のカードゲームもまた面白いんです。以前、先輩のN氏の
ススメで「マジック・ザ・ギャザリング」という大人気のカードゲーム
の指南を受けたんですけど、ルールが難しくて根を上げていたんです。

でも、「ポケモンカード」ならルールも簡略なもので、とても
わかりやすく、すぐに遊べるようになりました(深い所は未知ですが)

実際のカードと、ゲームボーイ版を遊んでいたんですけど、ふと、
感じたことがあるんです。この辺の遊びは、友達との交換とかで
成り立つんだなぁって。たとえば、ゲームボーイ版で言えば、
カードはたくさんの種類があるんですけど、通信を使わなければ
手に入らないカードが2枚もあるんですよ。ってことは、同じように
ゲームボーイを持っている人が複数近くにいないといけないと。

で、この通信ですけど、同じ人とは連続で出来ないんです。だから、
ある程度の人数がいて、かわるがわる通信しなければならないと。
しかも、この特殊な2枚はいつ出るかわからないんです。こうなると
私のような大きなお友達は対象外になるわけですね。小さなお友達
なら、たくさん持っている人がいるんでしょうから平気でしょうけど。

注意:小さなお友達というのは、お子様のこと。大きなお友達と
いうのは、私のように世間では大人なのに、子供の遊びに夢中に
なってしまう人のことを指しています。これは私の認識ですが。

こういう時、大人って辛いなぁ、って感じますね。お金の力で
一人で複数本買えばなんとかなるかもしれませんけど、そんな
風に遊んだって、楽しくないのは目に見えているわけですし。

つい先日、電車に乗っていたら、近くにいたお子様3人が何やら
ゲームボーイで遊んでいる。なんだろう、と思って上からこっそり
覗き込むと、「ポケモンカードGB」じゃないですか!

ちょっと、そこのお子様、通信しようじゃないですか!!なんて
言えるわけもなく、ひとり、悶々と眺めるだけで我慢しました。

ちょっと前の「ポケモンスナップ」のCMじゃありませんが、
いきなり大人の人に「交換しよ!」とか「通信しよ!」とか
言われたら、お子様はそりゃあ、ビックリすることでしょう。

私はしたくてしょうがなかったですけどね。

というわけで、私の「ポケモンカードGB」は全部揃わない
事は確定しているわけです。これは収集癖のある私にとっては
とても辛い試練なのです。でも、やりますけどね、限界までは。

去年買った「遊戯王」というゲームでも通信がキモになって
いました。なんでも、100人と通信すればレアなカードが
GETできるらしいと・・・。そんな、100人なんて無理!

第一、お子様たちもどこまで出来るのか、怪しいものですけど。
イベントとかに参加すれば、まだわからないのかもしれませんが。

実際のカードでも交換が大事なんですよね。売っている商品は
何が入っているかわかりません。買って開けてみるまでは、何が
手に入るのかわからないわけです。これって、結構キツイ話です。

で、これも先日の話ですけど、カード類をバラ売りしている
お店があるので、「ポケモンカード」もあるのでは、と思い
たずねてみました。でも、そこには、通常のお店と同じような
ものしかありません。「マジック・ザ・ギャザリング」はあるのに。

店員さんにたずねてみたら、ショッキングな答えが!

「お友達と交換してみたらいかがですか?」

くぅ、それを言われるとかなり辛い。だって、私は大人。
小さなお友達なんて、実家か親戚の家にしかいないもん。
痛いなぁ、ほんとに。仲間が買ってくれるわけなんかないし。

というわけで、最近の遊びは小さなお友達がターゲット(当たり前?)
なので、私のような大きなお友達には辛いことが多いのです。

お友達が欲しいなぁ・・・。


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