「複雑な気持ち」

1999年4月11日。この日は選挙投票日。自慢じゃありませんが
私は選挙権を手にしてから一度も投票したことがありません。別に
ダルイとか面倒くさいという理由からではありません。投票しようが
ないので、毎回棄権なのです。世の中の人たちはどういう判断基準で
あの膨大な人数の中から、一人選んで投票しているのでしょうか。

駅の前などで見かける選挙演説。朝からマイクや拡声器を使って
長々と説明をしています。で、一番耳につくのが「共産党」の
選挙演説。選挙公示前のずいぶん前からも活動が多々ありました
けど、選挙公示後はさらにすごいものがありました。

で、私は何が気に入らないのかといえば、「共産党」は二言目には
「地域振興券」の成果を声高らかにうたうことでしょうか。

だって、私は26歳。独身で一人暮らしなので、当然15歳未満の
子供もいないし、お年寄りもいない。だから「地域振興券」の
恩恵には微塵もあずかっていないわけです。だいたい、朝の通勤者
のうちのどれだけの人が恩恵にあずかっているのでしょうか。
ま、多く見たってせいぜい半分というところでしょう。
ただでさえ、少子化が進んでいる現代なわけですからね。

で、そんな場所で「地域振興券は我々の努力によって実現した!」
なんていうわけですよ、堂々と。で、ビラも配っている。
そんなのもらう気なんてあるわけないじゃないですか。だって、
私達の払っている税金を他人に配っているだけですもん。

だいたい本当に「地域」が「振興」しているのかどうかだって
あやしいもんです。ほとんどは生活費に消えちゃうはずです
からね。おかしな話です。でもまぁ、それぐらいしかアピール
する部分がないのでしょう。それか、「消費税を無くす!」
ぐらいですかね。もっと具体的な方法でアピールはないのか。

挙げ句に選挙の前日には「横山ノックの人気は急降下。こんな
ときこそ、共産党推薦の○○さんです!」とか言ってる。
それおかしいって。ほんとに。そんな理由で選ぶかっつうの。

というわけで、少なくても「共産党」にだけはいれたくない。
じゃ、他はどうなのか、というと実際ほとんど目にしないし
話も聞かないので、どこの誰に入れたらいいのか想像もできない。

だいたい、会社に行っていたら選挙演説なんてほとんで聞けない。
せいぜい夜遅くに名前だけ連呼する選挙カーがいるぐらい。
あんなのじゃ、とてもじゃないけど決定できないです。

以上の理由から選挙で投票しなかったというわけです。
もちろん、誰にも入れていないというのは良くないこと
かもしれない。だからといって、じゃとりあえずこの人と
いうわけにもいかないじゃないですか。「横山ノック」ぐらい
メジャーでマスコミにも出て来て、言いたいこと言っている
のなら方針とかもまだわかりますけどね。選挙ボードに
ポスターと名前だけ、という条件で選ぶのは辛いです。

で、なぜ「複雑な気持ち」というタイトルなのか。それは
まともに活動している姿を見たのが、一番入れたくない
「共産党」だけっていうところ。耳にしたのは「共産党」
ぐらいなんですよ。他は限りなくゼロでした。入れたく
ないところしか決まらなかった
というのが「複雑な気持ち」。


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