会社のそばの川沿いが結構アベック(死語)のスポット(死語)に
なっているんだけど、そこって結構怪しい場所なんだよね。
あえて通ってるんだけど。まぁ、春から秋にかけては、たくさんの
アベックがくるので、それにつられるように覗きのおじさんとかも
たくさん来ているわけで、それを知ってか知らずか、アベックたちも
おお張りきりなわけで…。まぁ、今回はそういう艶っぽい話じゃないので
また次回にまわすことにしますけど。まぁ、そんな話はさておいて…
その公園にある、2人がけのベンチが2つ並んでいる場所に、
男女それぞれが別々のベンチの端に腰掛けてました。もちろん
端というのは、お互いにとって一番遠くなるような場所という意味で。
|○__| |__○| ← こんな感じ。○が人だと思ってください。
最初、他人同士かと思っていたんですけど、近づくと
女性の方が小さい声でブツブツと話をしていたんです。
「一体どうするつもりなん?」
「……」
「このまま黙って済ますつもり?」
「……」
あぁ、別れ話がこじれてしまっているのですね(T−T)
よく見れば、どちらもそこそこの年(男40代半ば、女30代後半)
気軽な恋なんて出来ない…なんて思い始めるぐらいでしょうか。
歩く速度を落としつつ、怪しまれないレベルで距離を持ち、
聞き耳を立ててみると、もう少しだけ踏み込んだ中身が聞こえました。
「ハッキリさせるって言っても、いつまで待てばいいわけ?」
「……」
あぁ、限り無く不倫のにおいが…。
って、この男、不倫をするほどの器量の持ち主なのか…いやいや
器量がないからこそ、こうやって話がこじれてしまっているわけ
なんでしょうけど…貫く意志がないのなら、貫く自信がないのなら
途中で弱音を吐くくらいなら、最初からやっちゃいけないと思うなぁ…。
まぁ、こういう風に言っている(考えている)私は何様のつもり
なんだ、とかお前はそういう事言えるほど偉いのか、っていう
意見は即却下します。これはあくまで私見であり日記だから(笑)
もちろん、不倫自体がヨロシクない事だということは、世間の倫理と
いうか、基本的なモラルとして定着していることなので、あえて
ここでは言いませんけど…。石田○一じゃないですけど、
「不倫は文化だ」
なんて、アホな事を声を高らかに言うつもりはありませんが
やるならやるなりに覚悟を決めて本気で挑まないと…。
あとでいざこざが起きて、あ〜だのこ〜だの揉め事を起こす
ぐらいならやっちゃダメです。人を悲しませちゃダメです。
「ウソは墓まで」
これを胸にやるからには墓場に持っていくつもりでやるべきです!
って、やることが基本になってしまった…(苦笑)
今日言いたかったのは、こんなことじゃなくって、この男が
不倫をしてしまいたくなるほどの男かってことです。
もう、見るからに疲れきった中年サラリーマンなわけですよ、一見ね。
女性の方は「中の中の下」って感じで、まぁ普通…。
わざわざ辛いイバラの道を選択しちゃいたくなるほどの魅力ある
男なのかどうか…。私としては「魅力0」な雰囲気というかオーラを
感じましたけど…まぁ、見た目とか雰囲気だけで判断しているので
実際話したり肌を合わせたら(ひ〜)のめりこんじゃうのかなぁ…。
っていうか、まず肌を合わせるという発想が出ない気もするけど…
一体どこに惹かれてしまったのか、何があなたを動かすのか、
その場で聞いてしまいたい気持ちでいっぱいでしたけど、後ろ髪
ひかれる思いのまま、その場を後にしたのでした…。
結論
「つくづく人観察して勝手に妄想すんの好きだなぁ、自分…」