えっと、今回は暗いしモラルが欠けているかもしれない
内容ですので、頭に来たらそこで読むのを中止して下さい。
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エスカレータに乗ったら、すぐ前にタバコをプカプカ
ふかしまくっている叔父さんがいた。もう半端じゃない。
もともとその場所は禁煙の場所。さらにエスカレータで
目の前で吸われてしまったら逃げ場ないじゃん!!
もう、超ムカツクとか思ってじろじろ見てたんだけど
ふと、その人の左手がダラリと力なく垂れている…。
むむ、もしや…。
そう、よく見るとその左手は義手のようなのです…。
で、自分でもよくわからないんだけど、そこでなぜか
「そっか、ならタバコ吸ってても許してやるか…」
みたいな感情になってきたんですよ、不思議な事に。
これってきっと私は無意識のうちに、そういう人に対して
優越感というか、そういう類の感情を持っているっていう
ことなんですかね。だから、その人をみて「かわいそう」
って感じて、「かわいそうだから、タバコぐらい大目に
みてあげてもいいかも」ってなって「許してあげよう」と…。
なんか、そう思うと改めて自分がとても良くない存在に
思えてきてしまって一気にブルーな気分に…。
じろじろ見ちゃイケナイっていう感情だって、
「かわいそうだから」っていう理由が前提に
あるんだろうし…。人間、誰だって他人と比べて
自分の位置とか幸せ度とかは推し量っているとは
思うんですよ。でも、それを改めて実感してしまって
なんとも情けない気分になってしまいました…。
だからといって、どうこう出来るわけでもないんですけどね。
はぅ…せめてこんなダメな事を考えてしまった悪しき自分を
晒しておこう、というわけで書いてみましたけど…。
これもまた偽善となってしまうのかなぁ。