後輩のFくんが結婚するんだってさ、来年の6月2日に。これ、今日急に聞いたから
超ビックリしたわけ。ん〜、少なくとも私のまわりは全体的に急なお祝い事に驚いて
いたと思う。だって、彼女の話なんて普段はコレっぽっちも出なかったから余計に。
思わず「それってどこの人? 会社の人?」なんていう初歩的質問が出てぐらいだからね。
ところが本人はソレどころじゃないらしい。って、ソレどころじゃないっていう
発想自体が強烈だけどね。だってさ、結婚だよ、結婚よりも大きなモノが心を
覆い尽くしてるんだってさ。ソレが何か、さらに聞いてビックリ。
「ウサギが死んでしまった」らしい。
ん〜、確かに哺乳類は死んでしまうと辛い。ましてや、3年近くも一緒にいたと
なればショックもひとしおでしょう。さらにいえば、彼のウサギは脊髄を痛めて
しまったのが原因でお亡くなりになったらしい。でもね、可哀想なのは、彼の彼女
なんですよ。だって、彼女が世話をしているときに怯えてしまってパニックの果てに
そういう状況になってしまったらしいからね。彼自体はそういう状態のウサギくんを
みていないから、そういう意味ではラクなはずでしょう。ショックはあるにせよね。
むしろ、そういう状況をすべて体験してしまった彼女の方が私は心配ですけどね。
動物って、飼っている時は楽しいよね。それが元気であればあるほど、そりゃ毎日の
生活にハズみのつく、とても楽しい材料なんですよ。でもね、やっぱり生物ですから
寿命もあるし、死があるわけです。ましてや、哺乳類などは特にキツイ。金魚とか
熱帯魚っていう魚系は意外に楽(失礼かもしれないけどね)だと思う。うちにも、
10年近く生きていた金魚(金魚じゃないかも)がいて、それがある日死んじゃった
んだけど、そんなにショックじゃなかった。もちろん、悲しいし可哀想だと思った
けど、それでもまだ平気だった。庭にパッパッと埋めちゃったし。でも、犬とかネコ
みたいに飼い主になつく系は、厳しいと思うなぁ。死んだらすぐに次で穴埋めしたくなるし。
動物は飼いたいけど、こういう事があるから私は最近はずっと飼ってない。
この間、実家で飼っていたネコの1匹死んでしまったけど、その場にいなくて
よかった、って本気で思ったもん。悲しくて悲しくて辛いのがイヤだから。