今は関西に住んでいるんですけど、まわりではほとんどの人が「きな粉パン」
を知らないし、「ソフトめん」も知らないんです。私は「きな粉パン」が
大好きだったんですけど、関西の友達は「くどそう..」とか言ってるし。
もちろん、「揚げパン」も「ピロシキ」も無いそうです。じゃあ、一体
何が出てたのか、相当単調な給食だったのでしょう。これって、普通
全国共通だと思っていたので、ちょっとびっくりで、うれしかったりしました。
だって、コッペパンには種類がたくさんあるのが当たり前だったし、
変なうどんみたいな麺でミートソースとか食べるのが普通だったから
あまりにも意外な話でした。じゃなかったら、全然変化の無い給食だから。
私が子どもの頃住んでいたのは、神奈川県川崎市です。
ごみ屋さんにテーマソングがあって、「好きです川崎愛の町」という
タイトルで、これは川崎のほとんどの人が知っています(っていうか、
あれは市の歌なのかもしれない....)
まぁ、上のはちょっとした余談なので、あまり気にしなくていいんですけど。
話を給食の話へと戻してみましょう。
たとえば、普段の基本型としては、コッペパンとおかず、惣菜、
そして、三角のパック牛乳でした。それが、改革によって、
一ヶ月に1、2回「ソフトめん」というのが出ました。
これは「うどん」と「スパゲティ」のあいのこみたいなもので、
この表現の通りうどんだったり、スパゲティだったりと、どちらでも
出てくるという、便利な食べ物でした。
他には、一ヶ月に1回、ご飯の日がありました。この日は、それぞれが
お箸を持参して食事をしていました。結構楽しみだったりしました。
また、パンにも種類があって、「食パン」や「きな粉パン」をはじめ、
「揚げパン」や「ピロシキ」などもありました。でも、知り合いや
友達に聞くと、出身地によって食べたことがなかったり、出たことすら
ない人などもたくさんいました。やっぱり、地域で相当違うのでしょうか。
当時はあんまりありがたい感じのしなかった給食ですけど、今、
考えてみると、毎日毎日あれだけメニューがしっかりと考えられて
しかも、ちゃんと違うものが食べれるなんて、すごく幸せだった
んだなぁ、とかしみじみと感じてしまいまいた。