ある日の夜ご飯の話。以前まで「天下一品」っていうラーメン屋だった場所が
つぶれて、新しく「うりぼうらーめん」っていうのが出来てた。んで、せっかく
だからということで、そこで食べてみることにした。これがすべての間違い。
店に入った瞬間、やばい空気を感じた。まるで銀行強盗に入られている最中の
銀行に間違って入ってしまったかのような感覚(実際はないけどさ)に近いかも。
見た感じ、狭い店内には工事帰りのオヤジが4人、若い茶髪のお兄ちゃんが2人。
若い茶髪のお姉ちゃんが3人、子供が3人。どうみても、誰も彼もが知り合いな
感じ。うん、友達と親戚と家族が一同に会してる感じ。オープンしてしばらく
時間が経つのに、未だにそういうメンバーが来てるのか? ん〜、やばい?
とりあえず食べてみない事には始まらない(万が一おいしかったら残念だから)
ということで、座って注文。基本のラーメンとチャーハン、ギョーザを頼む。
ところが、10分経ってもジュージューとか音が聞こえず、中から漏れてくる
のは厨房の人の雑談だけ。かれこれ20分近くが経ち、いい加減断って出るか
と思い始めた頃、やっとジュージューと聞こえてきた。散々迷ったけど、もう
諦めて食べてみる事にして我慢して待つ。結局30分近く経ってやっと出てきた。
他に注文しているお客さんなんていないのに。怒りゲージ50%。んで、食事。
ラーメンはすごく濃くてしょっぱい。東京モノに色は近いけど、遥かにしょっぱい。
んで、チャーハンはベチャベチャしてておいしくない。ギョーザに限っては
皮が厚いのか、バリバリとすごい。しかも具が少ないと来た。ってダメじゃん。
とりあえず悔しいけど食べるだけ食べて出た。悔しい、悔しい。もうお腹は
いっぱい。悔しい食物でいっぱい、っていうのがまた悔しい。口直しに何か
食べたいけど食べれない。くぅ、とか思いつつ、届け物をするために友人Iの
家に行った(この時点で11:30)。届け物をしたらすぐに帰るつもりが
なんとなくあがってしまって遊んでしまった。挙句の果てに突然「LEON」
を見始めてしまった。まぁ、面白かったし、見たかったからよかったんですけどね。
そこでさらに小腹が減ったとか言っちゃって、ミナミへラーメンを食べに出た。
ここのラーメンっていうのがポイント。そう、「うりぼうらーめん」でやられた
気分を一新するために、「金龍」へ行ってみた。やっぱ、うまいラーメンは
うまいねぇ。同じラーメンでこんなにも違ってきてしまうのか。どういうこと
なんだろう。値段も大して変わらないし。「うりぼう」はヤバイだろうねぇ。