「家族の一員」

今日は悲しいことがありました。実家で飼っている猫のぷーが死んでしまったんです。
1999年8月10日、午前8時25分頃。実家の家族全員が見守る中、
静かに息を引き取ったそうです。13年も一緒に住んでいたから、限りなく
家族の一員です。私は離れているので、そこに一緒にいることすら出来ませんでした。

私は実家を離れて6年目。ですから、ぷーと毎日一緒に過ごしていたのは
約7年ぐらいになります。メールで父から知らされたんですけど、見た瞬間、
頭の中がスッカリ白くなってしまいました。なんだかよく理解出来なかったし。

思い出せば、いろんな思い出がありました。拾われてきた所に始まって
子猫の頃に片手で持ち運んだり、公園につれて行ったこととか......。
考えれば考えるほど、いろんな思い出がよみがえってきた。自分でも
驚くぐらい、ぷーとの思い出がたくさんあったことを再確認してしまった。

実家では妹が悲しみにくれてしまっているらしいです。アルバムを見ながら号泣
らしいです。かくいう私も電話で話を聞いていたら泣きそうになってしまいました。

やっぱり家族なんですよね、家族。ペットじゃなくて家族になっちゃっている
んです。時には憎たらしいこともありましたけど、やっぱり好きになってたんです。

ペットは先に死んでしまうから嫌ですよね。命あるもの、いつかは必ず死が
訪れると頭ではわかっていても、やっぱり嫌です。辛いです、悲しいです。
考えれば考えるほど嫌になってきます。でも、老衰だったというのが唯一の救いです。

ぷーのおかげでわかったこと、楽しかったこと、たくさん、たくさんありました。
冥福を祈ると共に、ありがとう、って伝えたいです。明後日に火葬されるそうです。
離れた土地から、お祈りしたいと思います。ほんと、ぷーちゃん、ありがとね。


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