「ある意味ニュータイプ?」

うちの会社の新人ですっごい子が入ってきたらしい。
部署が違うので私が直接見ることはないし、その子と
一緒に仕事をすることになるかどうかも、全然わからない
んだけど、その子を指導している人から聞いたお話を
ここで少しだけ公開しちゃいます。ただ、聞いた話なので
どこまで正確に記述できるかわからないし、大袈裟に
聞こえるかもしれませんけど、限りなく真実ですんで。

多少、ここで書きやすく、分かりやすくする為に
状況を多少変更していますが、だいたい本当です。
以下、箇条書きチックでいきます。

「この部分を下に動かしてごらん」
「はい、わかりました」
…って、動かしたのは上。
「おいおい、下だよ」
「あぁ、そうでした、そうでした」

「右手の部分を上に上げてごらん」
「はい、わかりました」
…って、上げたのは自分のホンモノの右手…。
「おいおい、自分の右手じゃなくて…」
「あぁ、そうでした、そうでした」

「三角を描いてごらん」
「はい、わかりました」
…って、描いたのは四角…。
「おいおい、四角じゃなくて…」
「あぁ、そうでした、そうでした」

上のは関西特有のボケというのではなく
俗に言う天然ってやつに近いんですけど…。
どれもこれもが本気っていうのが問題でして…。

「なんで覚えられないの?」
「あぁ、僕物覚えが悪いんですよ」
「も、物覚えが悪いって…」

ここから一気に加速します。

「覚えづらいならノートに書いておくとかしなさい」
「はい、わかりました」
と、教えてもらうことをノートへ書き写す。
「じゃ、今言った事を自分でやってごらん」
「はい、わかりました」
と、案の定、うまく出来ない。
「わからないなら、ノートを見てやりなさい」
「あぁ、そうでした、そうでした」
(ノートを見ること自体を忘れてしまうという…)

「じゃ、7+8はなに?」
「17」
「は? 17?」
「えっと、16?」
「16って…本気で…」
「じゃ、14」
(おいおい、じゃあって…顔色見ながら答えるなっつの)

四角を2つに割って見せて質問。
「これ、三角がいくつ?」
「1つですか?」
って、おいおい…。
次に四角3枚をそれぞれ2つに割って見せて質問。
「じゃ、これは三角いくつ?」
「5つですか?」
…は、はぅ。
か、数えればわかるのに…。

それでもちゃんと大学を出ているっていうんだから
ビックリしちゃいます。緊張しているのでは、と
いう話もありますけど、もう研修し始めて2週間に
なるわけですし…。これは結構強烈ですよねぇ。

話によると入試らしい入試がない大学だったとか…。
それにしたって、教える方からしたら、一体
どうしたらいいのかわかんなくなっちゃいますよね。

まぁ、あくまで私にとっては客観的に見ているだけ
なので、こうやって笑い話に出来ますけど、教えている
本人からしたら、たまらない話ですよねぇ…。

これが最近の若い人だとは思いたくないけど…。


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