「満員花火」

ども、ぷーです。ひさびさに「花火大会」とやらに行ってきました。
今回はちょっとキテます。自分にも全体にもキテます。文体乱れてます。

とりあえずね、行ったんですよ、花火大会とやらにね。でも、負けました。
これがまたすごいのなんのって。なにがすごいって、人ですよ、人。
河原を埋め尽くさんとする人! 人! 人! のすごい波なんです。

場所は大阪・淀川河川敷。2万発という規模だから、結構おっきい。
前回は電車で最寄り駅まで行ったら、地下道で死ぬほど暑くて苦しい
思いをしたから、今回はあえて2駅先から歩いて接近する事に決定!

とまぁ、歩き始めたんだけど、10分もしないうちに行列になって
気づけば満員電車並みの混み具合。歩道はすべて人で埋め尽くされて
永遠に続く道みたい。ちょっと、ちょっと聞いてないよぉ。

っていうか、私もそういう行列を形成する一部なんですけどね。
しばらくすると、大きな橋に出た。橋に着いた頃から花火大会開始。
橋の上は人ですごいけど、高いところにある分、眺めは抜群。

ここで1回目の失敗をかます。お腹が減ってるよぉ、とかいう
全体の意見もあり橋の上での花火見学は止めて、とりあえず会場
まで行ってみる事にした。屋台もたくさんあるしね。やっぱさ、
花火といえば祭りでさ、屋台なんだよねぇ。とか思っちゃったし。

「はい、おねーちゃん、たこ焼一丁!!!」みたいな。

で、橋を渡りきり、いざ会場へとなると、そこへの道のり約150mが
まるで敷き詰めたばかりのアスファルトのように黒々と波打ってた。
「?!」っていうか、これ全部人、人だよね? これ人なんだよね!!

グッタリ、したけど今更戻れないから進むのみ。人生やっぱ前進!
人ごみに揉まれつつ、ひたすらに前へ、前へ。満員電車を移動して
いるみたいだよ、まったく。どいつもこいつも、暇人が!
って、自分もだよ、こういうとき、驚くほど自分を棚にあげるよね。

でさらにキツイのが、会場への入り口がヒトツだけってこと。
なにそれ?! こんだけの人がいんのに、入り口ひとつ!!
やる気のなさそうなオマワリ(ポリスマン)が、だらだらと
拡声器で吠える。「はい、入り口はここをマッスグ〜」

って、進んでないよ、全然さ。遠くに見える入り口の階段も
人で埋まってるしさ、だいたい列、動いてないもん。誰も
入れないんじゃないの? とか思うけど、オマワリは進めという。

ここで2回目の失敗をかます。屋台を諦めて下で花火をゆっくりと
見物すればいいのに、「ここまできたら!」とかいうわけのわからない
テンションに流されて、その流れの止まった階段へ踏み出す。

この段階で花火大会開始から30分。あと30分ぐらいで終了だよ。
半分過ぎてるよ、ちょっとちょっと、あんまり見れてないんだよぉ。

で、結果としては階段上で迎えましたよ、花火終了をね。
やったね、おかあさん、やったよ、やったよ。失敗したよぉ!!

っていうか、号泣だね。

階段の上は酷い事になってた。人が流れないけど、流れようとするし
会場からは、早めに帰ろうとする人が逆流してくるし。そんなの
駄目じゃん。動くわけないよ。やる気あんの? ちょっと押すなって。

ガタイのいいお兄ちゃんとか、ちょっとコワソウなお兄ちゃんとかが
そこら中で吠えてんの。「オラ!」とか「ボケ!」とかすっごいの。

階段落ちそうだから、近くの垂れ幕につかまってたら、わけのわからない
茶髪の兄ちゃんが、人の手を払うんだよね。「見えねぇ」だってさ。
よくみたらさ、ブサイク(当社比5倍)な娘を抱き寄せて、混雑した
階段でチチクリあっちゃってさぁ。キーッ!! それどころじゃないの!!

で、イライラしたから、階段の脇から土手に逃げたよ。他の仲間は
そのまま階段の中ほどにいたから、そんなことも出来ずに、酷い目に
あってたみたい。みんな、ごめんね〜。今度からちゃんと段取り決めるよ。

結局ね、屋台はすべて諦めて、近くのショットバーで飲んで食べて終了。
ま、たまにはこういう花火もいいかなぁ、なんて、思わないっつうの!!

猛烈に反省。ほんとごめん。やっぱ、ちゃんと準備します。


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