今WWW界をにぎわしている話題のひとつとして例のビデオデッキ問題があります。
さまざまなところで物議をかもしているのでお知りの方も多いと思います。
知らない方はこのままぜひ読んで関心を持ってみてください。知っている方は
読み飛ばした方がいいと思います。周知の事実ばかりですので・・・。
さて、例のビデオデッキ問題ですが、たった一人のユーザーから始まった
メーカーへの報復がここまで大きくなるとは誰が想像したでしょうか。
しかも続けていくうちに同様の悩みや被害を受けた人が複数いるという
ことがわかってさらに大きくなりそうです。もはや一人の話じゃありません。
詳細は直接その方のHPへ行っていただいて読んでもらったほうがいいと思いますので
ここでは多くは語りませんが・・・。とりあえずスゴイです。何が凄いってHIT数が
ハンパじゃありません。世でいうメガヒットどころじゃありませんから。私がこれを
書いている段階で300万近い状態です。たぶん、これを読んでいる方が見る頃には
相当数いってしまっているのでしょう。それだけの人がこれを見た、ということ自体が
すごいことですから。サービスの人間の対応ってやっぱり大事だな、って思います。
すでにWWW界だけでなく実世界にも影響が出ています。各種大手新聞にも
掲載され雑誌で取り上げられています。恐らくTV界も時間の問題でしょう。
とりあえずこの方のHPを見た限りではメーカーの圧敗は必至でしょうね。
なにしろ音声がありますから。この上ない証拠です。これはチェックメイトです。
逃げ場はありません。東○は絶対絶命って感じですね。物的証拠に近いですから。
そこで出たのが○芝の公式見解。これがまたおかしい。自ら墓穴を深めています。
これ以上ないぐらいです。もちろん、これが真実だとすれば、この方が嘘という
ことになりますが、電話の内容がありますからねぇ。東芝(伏せ字やめ)の
イメージがた落ちです。もちろん、普通の人もいるのかもしれません、でもこう
いう情報というのは伝達が一段と早いです。ましてや、こういった類の情報は
人が喜びます。誰も止めることは出来ません。東芝の行動を世間が見守り
そしてしかるべき結果が得られれば、世間は飽き忘却の彼方へと去っていくわけです。
どれが本当なのか、真実は当人同士しか知りません。でも、こうやって情報の
断片に触れた人たちにはそれがすべてであり、それが真実として映ってしまいます。
実際、たった一人のユーザーとたった一人の失礼なサービス係(実際に本当の担当
かどうかはわかりませんが)がいただけで、東芝のイメージは一気に悪くなる
わけです。本当であれ嘘であれ、これを見ればやはり世間としては
「東芝のビデオデッキはやめておくか」
となり
「東芝の電化製品はやめておくか」
になり
「東芝の製品はやめておくか」
になってしまうわけです。世間の反応はいつも冷たいものです。
事実、東芝の公式見解にも製品としての欠陥を認めている部分があり、
会話中にも現れています。この方自体は特別金品による謝罪は求めて
いません。あくまで気持ち的な問題で謝罪をもとめているわけです。
にもかかわらず東芝の行動はそれとは全く相容れないわけです。
メーカーとしてたった一人のユーザーにすら満足に扱えない。
これがサービスセンターなのか、と思ってしまいます。
別に東芝に何の恨みもありませんが、こういう事態に対応できない
ようでは企業としては弱いんじゃないかな、と思ってしまいました。
今後もこの事件は追いかけてみようと思います。
追い込まれた東芝がどうするのか。もしもこの方を
訴えるようであれば、東芝は完全に終わりだと思います。
と書いたのですが、これをUPする直前に東芝は福岡地裁に対して
仮処分申請をしたみたいです。やってしまいましたか...たった一言
嘘でもいいから謝罪をすれば問題はここまで大きくならなかったと
思うのですけどね。ま、大手になればなるほどフットワークが悪くなる
といういい見本ですね。今後、本当にどうなるかわからないくなりました。