「わっせ、わっせ」

今では「死語」といわれている言葉はたくさんある。
「がびーん」や「へこー」などがそう。昔流行ったものがほとんど。
そんなもののひとつに「わっせ、わっせ」がある。

これは基本的な使い方として「ランニング中や、綱引きなど
スポーツの掛け声」として使われていることが多い。

さて、ここで問題。この「わっせ」とは一体どういう意味なのか。
果たして、日本語なのか? それとも外国語なのだろうか。
ここで私はひとつの仮説を立てて考えてみることにした。

「わっせ」は何かの短縮語ではないだろうか。「わっせ」は「わせ」
が本当の語源であり、「わ」と「せ」に分類される。

「わ」は「わしは」の略語であり、「せ」は「せいている(急いている)」
の略語である。すなわち、「わしは急いている」の略語が「わっせ」
ではないのだろうか、というものである。

だからこそ、ランニング中に言うのは
「わしは急いている、わしは急いている」
というのが正しい。急いでいるからこそ、走っているのである。

民栄書房刊−「わしはせいている(わっせ)」より。

.........。
んで、これは落ちない。以上、おわりである。


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