Back to the Top

 

 

 Double Rainbow...
   
 

うっと〜しい雨の後にフと心を和ませてくれる虹!
まぁ、いつでも見れるわけではありませんが、
見れたときは「ちょっとラッキー!\(^O^)/」とか思っちゃうものです。
で!さらに運が良いときには虹の外側にもうひとつ虹が見えてたりしませんか?
自分はまだ見たことがないのですが、
まれに虹が二重に見えることがあるそうです。
さて、今回はこの虹についてちょっとお勉強してみました。(^^ゞ

虹のことを英語でrainbowというのは
まぁほとんどの方が知っているかと思うのですが、
フランス語でL'arc en Cielって言うんだそうですね。(^^;
こりゃ知らなかった・・・。(^^ゞ
・・・と思っていたのはオレだけだったらしく(^◇^;)
知り合いは「そんなの常識( ̄^ ̄)」みたいなカンジでかえされました。

ごく普通に虹というと、太陽と自分を結んだ反対側(対日点)
を中心に半径約42度の円の上にできるものを指します。
「主虹(しゅこう、しゅにじ)、第一次虹」と呼ぶのに対し、
その外側に見えるものは 「副虹(ふくこう、ふくにじ)、第二次虹(^^;)」と呼びます。
これは主虹の外側、対日点を中心に半径約51度に現れます。

虹の現れる理由は、 太陽光が大気中の水滴によって、
「水滴に入る光が屈折し、水滴の内側で一回反射し、また屈折して出ていく」
ということによりますが、
光の波長によって屈折率が違うので、ああいった色が付くわけです。
理科の実験でやったであろう「プリズム」の原理と同じです。

副虹ができる理由は、上記の「水滴の内側で一回反射」が、
「水滴の内側で二回反射」に変わったものです。
ただこのとき、水滴中で全反射(入ってきた光がすべて反射)するわけではなく、
何割かは反射せず外に漏れてしまいます。
したがって、一回反射が多い分副虹のほうが、光の強さが弱くなり、
主虹よりもはるかに見えにくいということになります。
また、反射したもの(主虹を作る光)がまた反射するわけですから
主虹とは色の配列が逆になっていることも納得できるかと思います。

ここまでくれば、「じゃぁ、もう一回反射したら?」と思う方もいるかもしれませんが、
理論的には、あるようです。(^^;;
ただ、その方向が、太陽側になるのです。

おそらく水滴中の反射角によるものと思われますが、
副虹の光が弱まるのと同様に、第三次虹(?)も当然光が弱くなるうえに
太陽方向でしたら空も明るいわけで肉眼では観察不可能だと思われます。
う〜む、「第三次虹」が見える人は、おそらく妖怪か神の使いあたりでしょうけど
一度でいいから「第二次虹(^^;」を見てみたいものです〜。ヾ(≧∇≦)〃