かれこれ5~6年前にとあるライブハウスに出た時に、対バンのベーシストがBOSSAのベースを弾いていてアンプ横で聞いた音が最悪に近かったので、「BOSSAってこんな音かぁ。あんまり良くないなぁ!」というのがBOSSAに出会った第1印象で、その後もずっとその印象を引きずっていた。それがたまたまBOSSAと関係のあった大学の先輩の会社のパソコンの手助けをすることになった嫁さんがきっかけで、ひょんなことからBOSSAのショウルームに訪れることになった。でも内心は「あのBOSSAやろ、どうせええことないわ!」と鷹を食っていた。それが瀬戸崎さん(BOSSA社長)の「良かったら1度弾いてみて下さいね」の声に、「これで弾かなかったら悪いかな、とりあえず形だけでも…」と弾き始めたのが運のツキ。まず音が良いわ、ネックも良いわ、ボディは軽いわ、弾きやすいわ等などで結局数分後には購入することになってしまった。まぁ、瀬戸崎さんに人柄に惹かれたということもあったのだが…。とにかくいくら弾き続けても疲れないベースというのは生まれて初めてかもしれない。見事にすっぽりとはまってしまった。「もっと早く出会ってい
たら、今までにベースに貢いだお金を減らせていたかも…」と素直に反省してしまった。BOSSAが地元の大阪にあって本当に良かった。これがもし東京だったら、間違いなく今も弾かず嫌いしていたと思う。