≪か行≫です


外伝(がいでん)
知教空天楊明推参!の話の種類のひとつ。
本編と似た様なものであるが、季節ものや過去の話が主。
遠い日のシリーズ楊明版がようやくここでお目見えした。
時には、とても表立って公開できないような話もこの類として登場する事も。

花織組(かおりぐみ)
知の洞窟第八の難関の迷路の際に別れた組の一つ。
メンバーは、花織、ゆかりん、熱美、キリュウ、ヨウメイ。
まずは二組に(花織&ゆかりん、熱美&キリュウ&ヨウメイ)
その後複雑な別れ道を、人員を幾重にも分かれさせながら進んだ。
花織とゆかりんだけがこの迷路のゴールに辿りついた唯一の組である。

ガーゴイル
中国奥地へ向かう際に太助たちが出会った魔物。
普通は魔除けとして建物の樋先に飾られている彫像である。
翼と長いしっぽを持ち、自由に飛びまわって襲いかかって来る。

階段の上り下り千回(かいだんののぼりおりせんかい)
やると体力がつくらしい。しかし、ヨウメイに言わせれば“ムダ”。

解読(かいどく)
書いてある事柄を自分が読めるように直す事。
ヨウメイが他人に統天書を読めるようにする為に行う術も同名である。
主に暗号にたいしてこの言葉は用いられるが、普通これを行うには鍵を要する。

解封(かいふう)
第三者にも、主と同じ様に統天書が読めるようにするという術。
この術が使われる事はほとんどない。

回復(かいふく)
ダメージを負った状態から立ち直る事。
度合いはその時々によって変わってくる。
外傷的ダメージはともかく、精神ダメージからのそれはなかなかに難しい。

買い物(かいもの)
外へ出かけて店へ行き、お金を使っていろんな物をし入れてくる事。
食物などの購入は特に重要である。
七梨家では、主にシャオが八穀と共にそれを行っている。

花織の背中(かおりのせなか)
花織七不思議の一つで、様々なゲームをそこから取り出せる。
一体どこから?と思えるほどにたくさん出てくるのは本当に不思議だ。
何故か統天書でも調べる事ができない。

書き置き(かきおき)
どこかへ出かける際に、後でこれを見てくれというために残すもの。
ヨウメイがよくこれを残している。時には妙な悪戯も・・・。

隠し事(かくしごと)
ルーアンゲット計画を行う際に、それを確実にする為にヨウメイ達がしたもの。
真実を隠してひたすら誤魔化すことは、非常に骨が折れる作業である。
説明をきっちりと、しっかり説得できれば苦労はなかったはずなのだが。

学者(がくしゃ)
様々な学問を追究する者。四角い黒い帽子、そして真っ黒な服、あと眼鏡、
という衣装が一般的で、ヨウメイの基本コスチュームである。
この格好になるため、眼鏡と帽子は欠かせない。
もちろん、ヨウメイからいろんな事を教わった学者も過去にいる。

核爆(かくばく)
核爆発の事ではない。ありとあらゆるものが持つ“核”自体を爆発させる現象である。
当然、爆発させられたものは生きてはいられなくなる。

かくれんぼ
何人かがいろんな場所に隠れて、一人の鬼役がそれを探すという遊び。
ヨウメイ&天高が鬼となって実施されたそれは、かなりスケールが大きいものであった。
もっとも、鶴ヶ丘町のいろんな場所で妙な被害が出たが・・・。

火山(かざん)
燃えている火の山・・・ではなくて、溶岩等を吹き出す恐れのある山。
普通の山と違うのは、ぽっかりと開いた火口があるという事。
ちっちゃな物から大きな物まで、もちろんヨウメイも呼び出す事ができる。

風の試練(かぜのしれん)
長期合同試練第一の試練。内容は竜巻の上を空中散歩する事。
ヨウメイが竜巻を呼び出し、大きさと威力をキリュウが調節する。
事前に出雲が実験台になって安全確認されていたとはいえ、
これを短時間で成し遂げた太助はかなりの凄腕である。

肩書き(かたがき)
その人の職業なんかを表わす言葉。
ヨウメイはありとあらゆる種類のそれを持つ主に仕えてきたらしい。

カツアゲ
料理の一種。また、他人から金などを不当にまきあげる行為。
ヨウメイが那奈に対してこれを行ったという疑惑が起こったが、
実はそれはタカリだったという事で落ち着いた様だ。

がつがつがつ
ルーアンが食事する時に必ず起こる効果音。
それだけ食べるのが激しいという事で、あっという間に料理が無くなる。
ヨウメイが大好きな食事方法の一つである。

鎌鼬(かまいたち)
ヨウメイが呼び出す自然現象のひとつ。いわゆる真空の刃で敵を切り裂く技である。
切れ味は相当に良く、固さに関係無く切れるらしい。もちろん弱点も存在する。

神(かみ)
いわゆる、完璧な存在。ありとあらゆるものの創造主であり、
それぞれの未来永劫までの運命など、すべてを知り、握るもの。
もちろん、神にもいろんな者が居るようで、その完璧さも様々である。
統天書を作り出した張本人もその中に居るとか。

空(から)
何もない、空白の状態。空天書の内容がこれにあたる。

可愛い(かわいい)
ヨウメイの自称代名詞。言われて素直に肯定する所はいかにも彼女らしい。
もちろん、他にもたくさんのかわいいものは存在する。

“可愛くて美人な精霊四人と一緒にお風呂に入ったんだ”
(“かわいくてびじんなせいれいよにんといっしょにおふろにはいったんだ”)
漫才イベントの際に、ともすれば太助がなりそうだった状況。
明くる日にそう言って自慢できたかもしれないという事。
もっとも、太助がそんな状況に耐えられるわけは無いだろうが・・・。

乾気(かんき)
文字通り、乾いた空気。湿った布団などをあっという間に乾燥させる事が可能だ。

歓迎パーティー(かんげいパーティー)
ヨウメイが生徒になった記念にと、花織、熱美、ゆかりんが企画したもの。
場所は七梨家。たくさんのご馳走、ゲーム、と、おおいに盛り上がった。

感情(かんじょう)
その人がその時その時に感じている思い。
起伏が激しい人からそうでない人まで千差万別である。
主にこれによって、行動が大きく変わる。もちろん精霊とて例外ではない。

完食(かんしょく)
用意された食物を全て食べ切ること。知の洞窟第十一の難関の内容でもあった。
ルーアンにしてみれば、そんなものはおちゃのこさいさいだろう。

間接キッス(かんせつキッス)
直接ではなく、缶ジュースやアイスクリームなどを介してのキス。
乎一郎は、ルーアンとデートした時にそれを行った。(偶然なった)
意識した時にこれが成立するらしい。

完走(かんそう)
完璧に走る事、ではなくて、コースを全て走り切る事。
長距離の場合、人によってはかなり苦難の道のりとなるだろう。
ヨウメイにとってそれは、地獄そのものかもしれない。

完璧(かんぺき)
一つの欠点もないという事で、ヨウメイが最も嫌う存在。(一部を除く)
完璧に行えるにこしたことは無いが、すべてを完璧にする必要は無いというのが彼女の意見だ。
世の中で完璧ぶっている精霊とかに渇を入れてやろうと、闘志を燃やしている。
もっともその理由は、統天書の完璧性にあるのだが・・・。

神主(かんぬし)
神社にいる、神に仕えている存在。
別にナンパ師だろうがキザだろうが立派に務まるらしい。

観覧車(かんらんしゃ)
遊園地にある代表的な乗り物の一つ。
低い所から高い所までゆっくりと巡る展望台のようなものだ。
太助とシャオ、みたく恋人同士が一緒に二人きりで乗ると、実にいいムードになるらしい。

気絶(きぜつ)
気を失っている状態の事。当然其の時の意識、記憶はまず存在しない。
強いショックを与えるとよくこの状態に陥るとか。

来れ、○○(きたれ、○○)
ヨウメイが統天書を用いて自然現象を呼び出す際に用いる呪文のようなもの。
必ず声に出して唱えなければ発動しないようで多少不便ではあるが、
少しの時間をあけても発動可能である点は評価すべきのようだ。

キッチン
主に料理を行う為の場所。
食料を保存する冷蔵庫や、炒め物をする為のガスコンロ、野菜を洗ったりする為の流しが存在する。
また、食事をする為のテーブルもあったりするので、適度な空間を必要とする。

木の芽(きのめ)
知の洞窟第七の難関に存在したもの。これを心を込めて大きく育てなければならない。
上を飛び越えると成長するという、ある意味危険な性質を持つ。

気まぐれ(きまぐれ)
その時、いつもとは違った風に起こった気分。その時だけ、という場合が多いのでこう呼ぶらしい?
ルーアンのそれは実はとてつもない効果をもたらしたりする。
ヨウメイのそれは、あまり良いものでは無い事が多い。

却下(きゃっか)
ある事柄に対して、それはだめだという意志表示。
これを言えばある程度カッコがつくが、普段の使われ方として、
“駄目”だというのとあまり変わりが無いかもしれない。

休憩(きゅうけい)
作業と作業の間に挟む、休みの時間。
これなしで全て正常に行動できるなら、どんなに時間の短縮になるだろうか。
しかし、最も大切であり、無くてはならない時間である。

教師(きょうし)
学校などで様々なことを教える事を生業としている者。
ルーアンが鶴ヶ丘中学校のこの職についている。
ヨウメイも一度はついたものの、その日限りだったようだ。
知教空天である彼女にとって、この職業は天職といえよう。

教室(きょうしつ)
授業を行ったりする為の、学校でもっとも沢山ある部屋。
食事をしたりくつろいだりと、授業以外の用途も様々である。

教授(きょうじゅ)
ヨウメイが行う、ひとにものを教えるという行為。
いわゆる彼女自身の生き甲斐でもあるそれは、とても奥が深いものである。
内容が膨大な為か、全てを終わらせるのは時間がかかりそうだ。

狂重力(きょうじゅうりょく)
普段我々は重力を当たり前の産物として生活しているが、一度それが狂えばどうだろう?
地の試練では、ヨウメイは方向感覚を狂わせるまでに留めたが・・・。
地球という巨大なものに反する行為であるせいか、起こるのはほんのわずかであるそうだ。

強風(きょうふう)
読んで字の如く、強烈な風。
威力を上げる事により、様々なものを軽々と吹き飛ばす事が可能である。

狂風(きょうふう)
強風とは違って、どんな方向に吹くか全くわからない風。
よって、突然吹かれようものなら、対処の仕様がないというわけである。

強烈な風邪(きょうれつなかぜ)
知の洞窟第四の難関で吹いているもの。これを越えて向こう側へつけば良いのだ。
ただ、天井すれすれにはそれが吹いていないので、
正直に正面から行こうとするのはかなり根性があるか応用が悪いかのどちらかである。

極結界(きょくけっかい)
強力な結界を張って相手を閉じ込める術。
かなりの力をぶつけないと、これは破られない。

極限の杖(きょくげんのつえ)
デルアスが愛用している武器。
使用者の力に応じてその威力は上がり、消滅等の様々な現象を引き起こす事が可能。
外見は一部を除いて、なんの変哲もない普通の杖である。

巨大包丁(きょだいぼうちょう)
キリュウが目覚ましをしかける際に用いていたもの。
部屋の真ん中にでかでかと突き刺さっているそれは正に圧巻である。

切り札(きりふだ)
ここぞという時の為にとっておくもの。表立って見せるものではない。
見せる場合はなるべく、更に奥の手を用意しておくのが望ましい。

「キリュウさんのご勇姿をとくと堪能させていただきますよ。」
(「キリュウさんのごゆうしをとくとたんのうさせていただきますよ。」)
夏のあっつい日にゴミを燃やそうとするキリュウに対してヨウメイが言った言葉。
キリュウじゃなくとも、こんな台詞を聞けば不機嫌になるのはほぼ間違いない。

キリュウとヨウメイの試練(キリュウとヨウメイのしれん)
キリュウとヨウメイが和解した後に行われた、長期の合同試練。
内容自体もバリエーションに富んでおり、非常識なものも多い。
全てを超えた太助は、非常識な人間になってしまったと言わざるをえないだろう。
もっとも、これの後もちょこちょことした合同試練が行われているらしい。

キリュウファッションショー
ヨウメイ&女御主催の、別名着せ替えキリュウ。
要は、キリュウに色んな服を着せて楽しもうというものだ。
初回は流れるままに行ったが、現在はそれぞれが了承しあって行われている。
実際にその現場を見た者はそういないらしいが・・・。

金色(きんいろ)
ヨウメイの髪の毛の色。別に染めたわけではなく、地毛である。

筋肉痛(きんにくつう)
折威との特訓の翌日にヨウメイの体をおそったもの。
これのおかげで、彼女はその日はずっと寝こんでいた。
やはりやり慣れていない事をする時は気をつけるべきである。

クイズ
必ず出題者が存在し、解答者がいることによって成り立つもの。
答えを知ってる出題者は、結構な優越感にひたれるとか。
たまにヨウメイが出題したりしている。

クイズ大会(クイズたいかい)
ルーアンとのデート資金を稼ぐ為に乎一郎が出場したもの。
ある事柄について100問連続正解すれば100万円、というものだ。
ヨウメイの秘策により、彼はアッサリと賞金を手にする事が出来た。

くいっ
幼いヨウメイの必殺技。髪の毛の長い人物のそれを引っ張る事により、
のけぞらせたりぐきっといわせたり強制的に起こしたり出来る。
本当にタチが悪いものである。

空(くう)
ヨウメイの属性。いわゆる“空間”を多分に意味する。
もっとも、それは有限の力でしかないのだが・・・。

空間(くうかん)
数学的に言えば三次元の世界。たてよこたかさ、の三つの次元で構成される。
一般に世界とか宇宙とかは、すべてこれによって成り立つ。
ヨウメイは空天なので、多少操る事が出来る。
捻じ曲げて纏めたり、別の大きな空間を作り出したり・・・。

空中散歩(くうちゅうさんぽ)
竜巻に乗って行うもの。ではなくて、何もない空中を歩く事。
試練に使われたものの、どう説明しようが非常識なものである事には違いない。

空天(くうてん)
ヨウメイの職業(?)自然と密接な関わりを持つ。
“空”という字が付いているだけあって、空間関連のものを多少操る事が出来る。

空天書(くうてんしょ)
統天書と成る前の状態。つまり、ヨウメイが書物の中に居る時である。
誰が見ても、中身は全くの空白であり、真白であり、何も読めるものがない。
しかし、第一ページ目だけは別で、心の清い人間が見ると“統天書”、
それ以外の者が見ると“空天書”という文字が書かれているように見える。

空天書に戻る(くうてんしょにもどる)
いわば、シャオが支天輪に戻る、というのと同じ行為。
統天書ではなく空天書なのは、ヨウメイが帰ると空天書に戻るためだろう。
自らの意志ではなく、他の意志によって戻る事もしばしば。

ぐえ
瓠瓜の鳴き声。聞くだけで機嫌が分かるという翔子や那奈は大したものだ。

くじ
当たり外れは運のみが左右するというもの。よって、大体は公平だといえる。
主にたかしが制作し、それは席順だったり部屋割りだったり・・・。
彼自身右手で奇跡を呼び起こせるらしいが、事実は厳しいものばかりである。

口が悪い(くちがわるい)
ヨウメイの事。もともとの性質なのか、カケをしようが一切直らない。
周りのものは、直すという事を既に諦めているようだ。

口笛(くちぶえ)
口の形を上手く変えて息を吹く事によってだす音。
余裕のある時とかとぼける時とかによく使われる。

ぐっすり寝る(ぐっすりねる)
深く深く、思う存分眠ること。知の洞窟第九の難関の内容。
寝ている人物を起こすには、ときにはちょっとしたコツも必要となる。

クラウン
ミリオンスライサーの選択肢の一つ。
高級感漂わせる様につくられるらしい。

クリスマス
キリストの誕生日と言われ、それを祝うという西洋の行事。
一番のメインはクリスマスイブだとか。
年に一度のこの日だけは、ヨウメイは嘘をついても良い事になっている。
これは、彼女の過去の主からのプレゼントでもあるのだ。
雪が降るとホワイトクリスマスだとか言うが、過去の主が関係してか、
ヨウメイにとってそういう天気ではあって欲しく無い日なのである。

クリスマスパーティー
毎年クリスマスに行われる恒例の行事。
主にたかしが提案するのだが、何故か行う場所は七梨家である。
プレゼント交換は非常に重要な位置を示すらしい。

車(くるま)
文明の利器を代表するものの一つ。
主に人を乗せて走る事を目的とし、運転するには決められた免許が必要となる。
太助達の中でこれを持っているのは出雲のみである。

来る者は拒まず、去る者は追う(くるものはこばまず、さるものはおう)
ヨウメイの教える精神を見事に表わしている言葉。
たしかに“教えて”と言って来る者に対しては惜しみなく教えているし、
そうでない者にも無理矢理に教えようとしたりしている。
ただ、主に対しては少々姿勢が異なってくるらしい。

黒い穴(くろいあな)
ブラックホールに対する、キリュウの言葉。直訳、という事である。

軍南門(ぐんなんもん)
巨大なからだでびしっと見張る星神。
その大きさにあった力も持っており、重いものでもひょいっと持ち上げる。
密やかにヨウメイと仲が良かったりする。

計画阻止(けいかくそし)
夜中に騒音等で迷惑なキリュウの目覚まし計画を阻止するもの。
計画を立て始めた途端に強烈な雷が相手を襲うとんでもないものである。

慶幸日天汝昂(けいこうにってんるーあん)
黒天筒より呼び出され、主に幸福を授けるという太陽の精霊。
普段から行動が過激で、黒天筒を振りかざしては陽天心召来を行っている。
よくヨウメイとつるんではキリュウで遊んでいる様だ。
食事は人一倍たくさんとり、お決まりの“がつがつがつ”により、ヨウメイから尊敬の眼差しを浴びている。
何も考えていないように見られる時もあるが、実は一番周りを見ている人物。
しかし、ヨウメイが記憶をすっ飛ばされて小さくなっていた時、
彼女だけは何故かおばちゃん呼ばわりをされていたという、可哀想なひとでもある。
ヨウメイ⇔ルーアン:ヨウメイ、ルーアンさん

計算(けいさん)
数字などを、決められた規則により演算して答えを出す事。
知の洞窟第二十四の難関においては、二十四個の計算を行った。
面倒なそれは、名乗り出た挑戦者はほぼ居なかったが。

劇『竹取物語』(げき『たけとりものがたり』)
幼い状態のヨウメイの為に、花織達が特別に演じた劇。
以前文化祭で行っていたメンバーはそれなりに手馴れたものだろう。
多少配役が変わった事により、どう変化したのか見たいものでもある。

ケチ
出し惜しみをしたり、なかなか自分からやろうとしなかったりする人の事。
ヨウメイ曰く、キリュウやルーアンはケチらしい。

結界神(けっかいしん)
結界に関する全てを司る神。ある一人の少女に力の全てを託したといわれるが、
その少女の所在等は一切不明である。(もちろんヨウメイではない)
同化を用いたヨウメイは、この神の力を借りる事が出来る。

月光浴(げっこうよく)
月の光を浴びる行為。日の光とは違って、より味わい深いものがある。
シャオは夜によくこれを行っている様だ。
月見などをすれば、自然とこれも行える。

月天日天地天空天同主(げってんにってんちてんくうてんどうあるじ)
四人の精霊の主という事で、前代未聞の存在。太助の事だ。
同じような事は続けてある、というものの良い例だろう。

ゲット計画(げっとけいかく)
その人をものにするぞ!という意気込みのもと行われる計画。
成功率は半々といったところだろうか。結構難しい。

ゲーム
いわゆる遊びの類。物を使ったものから言葉のみで行うものも。
多種多様であるが為に、いろんな場所ですることができる。
花織は遊ぶ為の道具を沢山持っており、背中にそれらをしのばせている。

原因と結果がどうたら(げんいんとけっかがどうたら)
因果律の別名。考え方は合ってる為、こういう名で広まっても良いだろう。
もっとも、そのまま術の名前になっては困るかもしれないが。

軒轅(けんえん)
人を乗せて空を飛ぶ事が出来る、龍の姿をした星神。
役目が役目だけに、何度も太助を救ったりといろんな所で活躍している。
ヨウメイのお気に入りであったりするが、あまり彼女を乗せる機会は無いようだ。

喧嘩(けんか)
キリュウとヨウメイがよくやってるもの。
昔はいがみあう悪い意味でのものが多かったが、最近は仲が良い事の表れのものになってきた。
しかし、周りの人間たちは必ずと言っていいほどとばっちりを食らうのであまり良く思っていない。
たまに試練だの教授だのという言葉にすり代わる。

研究(けんきゅう)
物事を深く調べたり、ある事を行う為の新たな方法を見つけ出したりする行為。
ヨウメイはこれが大好きで、それのおかげで体力が無くなったとか。
主が知識を得るのにほとんど熱心で無い際には大抵これを行っていた。

幻日複製(げんじつふくせい)
対象と全く同じ能力を持つ複製を作り出すという術。
もっとも、使用条件等、様々な厳しいものがある。
ヨウメイはこの術を用いて、長沙が持つ壷の複製を作った。

建築(けんちく)
資材などを使って、様々な建物を築き上げること。
知の洞窟第十の難関では、城を作らなければならなかった。
これの専門は羽林軍。もちろん彼らが活躍した。

見物席(けんぶつせき)
何かイベントが行われているものを見るだけの人の為に用意される。
時たま、席の取り合いで争いが起きたりするようだ。
そんな事件が起これば、試練とか受けるものの身になれば、
どこかへ行って欲しいという思いが頭を過ってもおかしくない。

豪雨(ごうう)
俗に言う、激しい雨の事。
いきなり降られればびしょ濡れになる事間違いない。

幸運を呼ぶ御守り(こううんをよぶおまもり)
クリスマスプレゼントとして那奈が出雲から貰った品。
出雲が特別にしたてたらしいが、効果のほどは期待できない。

梗河(こうが)
熊と、熊にまたがった武人で、対人攻撃用星神。
大抵の闘いの場で活躍しており、その実力はかなりのものである。
寡黙で冷静であるが、ひとたび闘いに身を投じれば、鬼神のごとき激しさを見せる。

後悔(こうかい)
“ああ〜、あんな事するんじゃなかった〜”とか、過去の過ちを悔やむ事。
過去に戻れ無い者にとって、これほど悔しいものはないだろう。
しかし、次からそれをやらない様には出来る。
もっとも、次回にはそれをやる時の状況が違ってる事も多々あるが。

高校生くらいの男子二人(こうこうせいくらいのだんしふたり)
ファンシーショップ前にて、熱美とゆかりん、花織とヨウメイを別々にナンパした。
冷静に対応してきたヨウメイに説得され、諦めて別の人をナンパしに行った。

洪水(こうずい)
ヨウメイが呼び出す自然現象の一つ。
大量の水が辺りを埋め尽くし、全てを水が覆う。
また、激しい水の流れで対象を流し去る事も可能だ。

光弾(こうだん)
多大なる力を持つものがよく使用するもの。力が込められていて、主に手から放たれる。
物にもよるが、大抵は強大な破壊力を持つ。
これに対抗しうるのは、ルーアンの陽天心召来かキリュウの万象大乱くらいであろう。
もちろん別の光弾をぶつけるのも良いが、上手く相殺できないと逆に巻き添えを食らう。

校庭(こうてい)
普段は体育の授業などが行われたりする場所。
時にそこは実験場や試練場と化したりする。

購買部(こうばいぶ)
鶴ヶ丘中学校内にある、いろんな品物が置かれている場所。
売り子は出雲が行っている。売上は、諸事情によりイマイチの様である。
また、女子生徒には無料でパンが支給されるという特徴がある。

紅白餅(こうはくもち)
下手なものが餅をついたりすると、たまに出来あがるらしい。
要は、餅をこねる者の手をついてしまい、出血。
それで餅が血に染まって紅白餅となるわけだ。

口論(こうろん)
いわゆる口喧嘩。キリュウとヨウメイがよく行っている。
端で聞いていると、単に五月蝿いだけの騒音である事が多い。

氷(こおり)
水の温度が下がり、固体となった状態。
知の洞窟第一の難関では、特殊なこれを融かす事を要求された。
もちろんそこで活躍したのは天鶏である。

五月の蝿みたいな(ごがつのはえみたいな)
“五月蝿い”をまどろっこしく言ったもの。
単に分解しただけの、単純な台詞である。

黒衣(こくい)
科学者がよく身に付けている白衣をそのまま真っ黒にした物。
ヨウメイの基本コスチュームである。とにかく黒い、真っ黒。
これに関しては“こくえ”とは読まないので注意。
キリュウがこれを着た事がある様だが・・・。

黒天筒(こくてんとう)
黒い筒。心清きものが中を覗くと太陽が見え、慶幸日天がそこから出てくる。
よくくるくる回して使われる、ルーアン専用の道具である。
陽天心召来と唱える事により、様々な物に命を吹き込んで操る事が出来る。
ヨウメイが吹き矢に使おうとした様だが、ケチな事に却下されてしまった。

黒板消し(こくばんけし)
黒板にチョークで書かれた文字等を消す為の道具。
陽天心をかけられると、授業中におしゃべりする生徒に一撃を加える道具と化す。

黒楊(こくよう)
力の洞窟にて存在している、ヨウメイの力の部分を司る彼女の分身である。
無口であり、冷静沈着。一切油断はしないという、かなり強いキャラである。
計十回の戦闘を経て、太助達に敗れた。
同化の術の使用度によって強さが変わる人物である。

九つ曲った穴を持つ珠(ここのつまがったあなをもつたま)
知の洞窟第十七の難関にて用いられた道具。この穴に、糸を通せという事だ。
昔、かの有名な孔子も頭を悩ませたという。
やり方としては、糸に陽天心をかければいっぱつOK。糸を蟻にくくりつけ、
珠の片方の穴に蜜を塗り、反対側に蟻を置く。
そうすると、蜜の匂いに引き寄せられた蟻が穴を通り、糸が通るというわけだ。

古代魔術(こだいまじゅつ)
古来より伝わる、現代では考えられないような術の数々。
統天書等にそれらについて載っており、場合によっては実際に使う事も可能だ。
主に、悪魔などを召喚したりする。

ご馳走さま(ごちそうさま)
食事を終えた後に、作ったくれた人への感謝の意を表わす挨拶。
馳走とは、食事を用意するのに走り回る、という事で、
そんなことをして戴いてありがとうございます、という事なのだろう。
この挨拶をせずに食事後に立ち去る者は、
相当ボーっとしているとか悩んでいるか、相当無礼な者か、のいずれかだろう。

コック
料理を作ることを生業としてる人。大抵は料理の名人である。
知の洞窟内にていた者は、シャオの料理を美味しいと絶賛した。
ちょっと性格が悪かった。

子供っぽい(こどもっぽい)
ヨウメイの本来の性格。
教えるという事に従事しすぎていた為に、今までこれを奥底に押し留めていたのだろう。
ただ、っぽいというだけあって、かなりタチが悪くなっている。

「この先生の授業は、今しか受けられないんですよ。」
(「このせんせいのじゅぎょうは、いましかうけられないんですよ。」)
ヨウメイの授業を受けると言い出した生徒達を説得する為に、ヨウメイが言った言葉。
先生は人間、そして自分は精霊であるという事実を強調しているのだろう。
これは、今という時間は二度と帰って来ないという事を暗に示している。

ご飯(ごはん)
どんな大事も、この時間となると少しは収まる。
食物や飲物を摂取する為の貴重な時間である。
挨拶として“いただきます”と“ごちそうさま”は必須。

小日照り(こひでり)
文字通り、規模の小さいひでりである。
燕子を治療する為の薬を作るためにヨウメイが用いた。

500文(ごひゃくもん)
“文”とは昔の中国のお金の単位。
どのくらいの価値かというのは・・・外伝を読んで適当に考えていただきたい。

虎賁(こほん)
虎人の様な姿をした、あらゆる球技に精通しているスーパーコーチである。
体は非常に小さく、離珠よりも小さい。
以前、ヨウメイから頼まれてテニスのコーチをしたのに、
石を降らされたりと酷い目に遭った哀れな星神。

小娘(こむすめ)
ルーアンの花織に対する呼び方。
面と向かってこんな呼び方をされればそりゃあ腹が立つだろう。

コンパクト
ルーアンが持っている道具。
一見普通のコンパクトだが、遠くを見通す千里眼の力を持っており、
目的の人物を見つけ出す事が可能である。
だがその便利な性能も、存在をよく忘れられている為に、宝の持ち腐れとなる事がしばしば。

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